注意
これは電波系馬鹿小説です。
171分(居眠り時間含む)小説ですので質は―――保証できません。
そして気が向いたら更新―――リクエストなので書き逃げです。
BURST!
「―――貴方に何故か喫煙の疑いがかかっています」
教員に呼び出されて会議室に入った俺は突然そう聞かされた。
「ええ。遠野くんが喫煙などするはずはないと教職員の大半は言っているのですが・・・」
そういってこの女性教員は表情を曇らせる。
一部の教員―――だけではなく、おそらく外部からそんな匿名のタレコミでもあったのだろう。
それに
「深夜徘徊の件もあるため、絶対とは言い切れない。か」
深夜徘徊については俺が自分で言った。
それに死者を探している途中に邪魔な連中が絡んできたので動けない程度に痛めつけて警察に突き出したりもした。
―――注意はされたが身分証見て敬礼されてしまったのは何故だろうか・・・
前に便利だから持っていてほしいと泣き付かれて渡された身分証だったが・・・まあ、面倒ごとに巻き込まれなかったという点で役に立った。
渡されたのは遠野の連中ではないが・・・まあ、貸し借りなしだな。成り行きとは言え治安維持もしているわけだから。
「深夜徘徊の件は片付いているが、それも含めて気にくわないという連中がいるってことか」
「・・・・はい」
「疑っているのなら証拠がなくても罰すればいい。そうだな・・・停学なんて中途半端なモノではなく退学にでもしてくれればありがたい」
「そんなっ!!」
こんな問題児を抱えているだけで学校としてはマイナスだろう?何故俺に対してこの教員は尽くそうとする?
―――まあ、教員だからか。
「面倒だな。じゃあ煙草を買ってきてくれ。俺がそれを持って生徒指導室に行けば良いだけだろう?」
「それは無実の罪です!!」
「俺は煙草なんて吸いたくもなければ金の無駄だと思っているが、この学校から離れることができるのなら吸ってやるよ」
「っ!!」
む?どうしてそんなに泣きそうな顔をする?
「遠野くんは・・・この学校が嫌いなんですか?」
「ん?いいや。この学校はなかなか良い学校だ」
「それなら!」
やけに食いつくな・・・遠野が出資や寄付をしている?いや、それはないはずだ。熱血教員というわけでもなかったはずだが・・・
「俺の家庭環境は知っているな?」
「・・・はい」
「はっきり言おう。俺は遠野の人間ですらない。だから近々遠野から出るつもりだ・・・従ってこの学校にも長居できない以上、渡りに船というわけだ」
教員の表情が驚愕に歪む。
だが、
「住むあてはあるのですか?」
「は?」
「出ていったとして、住むあては・・・・」
「まあ、一応はな・・・山奥にある山小屋で生活をしようと「私の部屋に住みませんか!?」」
・・・・・何故この教員はここまで食いついてくる?
今のは俺でも引いたぞ?
「嫁入り前の女性がそんなこと言うな」
「ぅ・・・・・」
うわ。赤面って此処まで赤くなってはじめて使える言葉だな。耳まで真っ赤だ。
「はぁ・・・俺がいない方が学校にとってもプラスのはずだぞ?」
「学校ではなく!―――遠野くんのことが心配なんです・・・」
「それは悪かった。だが、自分のことは自分でやる。幸いかどうかは分からないが仕事をすぐにでも斡旋してくれるところもある」
どこまで人材不足なんだよ組織は・・・七夜切り捨てておきながら俺に泣きついてくる辺りおかしいと思うが。
まあ、偶に簡単な仕事をやるだけで結構な金額入ってくるし。
「でも・・・」
言葉を続けさせはしない。
そろそろこの結論のでない話は終わりにしたい。
此処最近妥協ばかりだな・・・一方的な譲歩にしか思えないが。
―――決して此処で強く出たら何故かバッドエンドに逝きそうな予感がしているからじゃないぞ!?
「辞めさせたければすぐにでも辞めさせてくれ。俺が遠野にいる間は退学処分を喰らわない限り来る。これが妥協点だ・・・本当にいい女だよ。その気遣いを俺にではなく彼氏にでも向けてやってくれ」
俺はそのまま席をt
「・・・・何故泣きそうな顔をする?」
「彼氏、いません」
「は?」
「彼氏、いないんです」
「・・・・・そうか。失礼した」
いや。その容姿なら彼氏がいてもおかしくないと思うが・・・
「今は少し克服できてはいますけど、男性恐怖症だったんです。それに私学生の頃はみんなに無視されてて・・・」
―――む?なんだか方向が変わってきたぞ?
「引っ込み思案だったというか、極度に内向的だったというか・・・」
「今俺に向けて食いついてきたときのようにアタックすればその優しい性格と容姿だ。すぐに彼氏もできるだろう」
「・・・・ありがとうございます」
「事実を述べただけだ。外見も内面も良い人間なんて滅多にいない。今まで遠巻きに見ていた人間は見る目がなかったか、自分の醜さを自覚していたから遠ざけていただけだろうよ」
「・・・・・なんだか、慰められちゃいました」
なんだか嫌な予感がしているぞ?それにこの教員の目が―――さっきとは違う。
「もう用はないだろう?俺はこれで失礼する」
「遠野くん」
「?」
「私が何とかします。だから―――学校に来てください」
「これでも有彦よりは真面目に学校に通っているんだが・・・」
「そうでしたね。私も頑張ります」
何を?とは聞けなかった。
翌日全体朝礼があり、教員三名が事故で暫くの間休むことになったと話された。
――――何故だろう。あの教員が凄くイイ笑顔で俺の方を見ている。
更に数日後、その教員等が学校を去った。
理由はどこぞの生徒の親に頼まれて成績に手を加えたとのこと。
シエル経由で聞いた話だけに事実なのだろう。
これは些細なこと。
問題は―――
「あ、遠野くん。今日もここにいたんですね」
最近唯一の安息の地、屋上にこの教員はやってくる。
喫煙の噂はあれ以降聞こえない。
そして最近、常に誰かの視線を感じる。
十中八九この教員だと分かってはいるのだが・・・俺の本能が全力でスルーしろと警鐘を鳴らしている。
俺が何かしたか?
「・・・遠野くん。私、何があっても、どんな手段を使っても遠野くんを守ります」
「?」
「何でもありません」