注意
これは電波系馬鹿小説です。
41分小説ですので質は―――悪いです。
そして気が向いたら更新する―――かも知れません。
BURST!
「志貴〜婚約者がピンチよ。助けて〜」
「アンタが自ら怒らせたんじゃねーか!!」
俺は力の限り怒鳴りながら先生―――この大馬鹿者のサポートをしていた。
こうなったのは数分前―――建物内に乗り込んだのだが、罠らしい罠もなく、妙な気配もなく真っ直ぐ目的の場所に着いた。
背後で、
「チッ・・・馬鹿姉貴・・・仕掛けぐらい作りなさいよ」
―――かなり俺の神経を逆なでするような台詞が聞こえたが全力で無視した。
そしてドアを開けて中に入ろうとした時、
「―――殺されに来たか?」
部屋の中央にいた女性が発した第一声がそれだった。
「失礼する」
俺はそれを無視して中に入る。
「そう思うなら入るな」
女性は殺気の籠った視線で俺を睨む。
「俺としてもそうしたいのは山々だが・・・ここなら俺の状態を何とかしてくれるかも知れないと聞いたのでな」
「志貴〜年増な姉貴じゃなくて私を構って・・・」
ピクッ
あ、暴発直前・・・
「ふ、貴様も共に死にたいようだな」
「俺としても後ろのアレは何とかしたいがな・・・」
「奇遇だな。私は貴様の後ろにいるそれを殺したいと常々思っていたのだ」
チリッと頬に魔気の流れを感じた。
「俺はつい数分前にそんな衝動に駆られた」
「志貴の胸の中で死ぬ・・・ロマンチック・・・」
俺とその女性は数秒くらい固まってしまった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後ろのそれは壊れているのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・壊して捨てるなり好きにしてくれ」
「・・・・・・・・・貴様も被害者か・・・」
その女性は同情の眼差しを俺に向けた。
「下手に恩を受けただけに俺には止めることが出来ないんだよ・・・・・・」
「志貴、さっきから私を無視してばかり・・・」
無視もしたくなる。さっきからとてつもなくウザッタイ。
アノ人物と重ねたくない。思い出が粉砕されて肉骨粉と共に混ぜられてしまいそうだ。
「・・・・・・まぁ、良い。貴様の手前、少しはこの殺意を抑えてやろう、で、その屑は何の為にここまで来た?」
「私、志貴と結婚します」
「「はぁ!?」」
ビックリだ。
何がビックリかというと自分の知らないうちにそんなことが勝手に決定されていたことがビックリだ。
「いつ決めたんですか?」
俺は殺したい衝動を抑えて出来る限り穏やかに聞く。
「え?───私とやった責任、とって貰いたいの・・・」
ポッと顔を赤らめクネクネ動く先生だった珍妙生物。
殺してぇ・・・・・・
「アレはアンタが俺を襲ったんでしょうが!!」
「その後志貴が暴走してやりまくった挙げ句罰だっていってあんな事まで・・・」
「却下」
「何故!?」
「アレは俺を襲い俺の理性を焼き切った方に責任があります」
「でもほら、婚姻届は準備できてるもの。姉貴より早く結婚しちゃうわね」
イヤ、俺はこの年で結婚は無理だし・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・言いたいことはそれだけか?」
「あ〜あ姉貴がキレた」
誰がそうさせたと思っているんだ!!
声の限りに叫びたいのを抑え、俺は素早く間合いを取った。
──────そして現在に至る。