2019年(令和元年)5月1日

休みの途端に酒浸り

──────↓以下、本日の短編(PANIC─ 一号店の風景─)↓──────

「連休は流石に辛い・・・」
「人払い仕事して・・・確かにお店の前は並んでいないけど、並んでいないけど・・・ッ!」
「一人出ると一人入る。二人出ると二人入店・・・」
「シエルの目が死んでる!?」
「大型連休にどうしてみんな喫茶店に大挙してくるんですか!海外旅行や帰省がメインだと聞いてますよ!?」
「平日これなかった人がメインといった状態だねぇ」
「遠野くんっ!」
「食材搬入に来たけど、結構きつい状態だね」
「遠野くん・・・休憩する暇すらないです・・・」
「今、キッチンスタッフ応援を入れたし、フロアスタッフも一人応援入れたから休憩できると思うよ」
「応援ですか!・・・えっと、その人は」
「向こうで研修受けているから大丈夫」
「「えっ・・・」」
「どうしてそこで不安そうな顔するかなぁ・・・」
「だって志貴・・・向こうでの研修でしょ?お客様は神様です的な?」
「確かに神様方が大半だけど・・・そのブースに居たわけじゃないから一般のお客さん対応専門だよ」
「遠野くんの言う一般はなかなか信用できませんけど・・・即戦力だという事は分かりました」
「そうね」
「うわぁ・・・僕信用されてない。ほら!彼女が応援だよ!」
「・・・・・・あの、遠野くん?」
「彼女、なんだか危険な雰囲気なんですけど・・・?」
「危険というか、妖艶?」
「落ち着きのある人だから急な対応もできるし、外交もできるからここでも問題無いかなぁって」
「ちょっと待ちましょうか。えっ?外交?」
「ほらほら、二人ともお仕事お仕事」
「「あーーーーーっ!」」

 

2019年(令和元年)5月5日

色々準備がありすぎて・・・あと、ケーブルの交換とかorz

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

「小田氏治!?」
「・・・またその寝言ネタか・・・ただ、残念、今物理の授業中だぞ」
「は?・・・ハマジ!?」
「まあ、先生が体調不良で自習という事で俺がいるんだが・・・」
「なんだ。寝よう」
「歯ァ食いしばれ!」
「ガトリングッ!?」
「乾。お前は授業が終わるまでにこのプリント2枚終わらせろ・・・だそうだ」
「俺だけ増量!?」
「それとな」
「まだ何かあるのか?」
「授業終了まであと20分だ」
「ちょ!?おまっ!」
「本気で終わらせなければ三枚おろしにされるぞ」
「きょういくいいんかいにいってやるからなぁ〜」
「お前に基本的人権は適応されないぞ?むしろ訴えようモノなら警察が動くレベル」
「何故!?」
「お前今まで何しでかしているのか考えてみろ」
「・・・・・・ちっくしょーーー!やぁってやるぜぇ!」
「おう、頑張れ」
「できた!」
「待て!まだ3分経ってないぞ!?」
「変に本気出したらできる子だよね。乾くんって」
「最近異世界でレベル上げしすぎてそこら辺恐ろしい事になっているしね」
「でもみんなに勝てない不思議」
「魂にまで苦手意識が擦り込まれているとか」
「あー───マジかぁ・・・」

 

2019年5月12日

五月病・・・Kalafina解散だって!?(今更)

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

「───これを聞くのはどうかと思うんだが・・・」
「七夜さま?」
「いや、異世界に何度も行っているせいかと思っていたんだが、志貴のレベルと連動するように俺のレベルも上がっているんだが」
「少し前に迷宮世界で経験値1,3倍の腕輪を手に入れまして・・・更にその腕輪とセットで親愛の護符という仲間一人に対して経験値を・・・」
「志貴何やらかしたんだ・・・」
「半日ですが全て譲渡するというアイテムを使用し、最下層で特殊モンスターをひたすら狩っていました」
「本当に志貴は何やらかしているんだ!?」
「モンスターズルームに突撃したり、零落した女神を説得して再び天界へ帰したりと素晴らしいご活躍でした」
「俺が眠っている間を狙ってなんと言う事を・・・」
「七夜さま」
「何だ?」
「レベルが上がったため、何かできる事が増えているかと思われますが」
「ああ・・・スキルに関しては『適応できません』とステータスに書かれているな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?」
「いや、何故そんなに驚く?」
「いえ、それはおかしいです。スキルが適応外となる生物はないと───」
「どうした?」
「七夜さま。一度迷宮世界へ参りましょう」
「は?」
「恐らくそうしなければスキルロックを解除できないかと思われます」
「いや、別に困ってはいないんだが・・・」
「では、座標特定、時空間接続」
「ちょっと待て。今すぐか!?もうすぐ志貴が目覚めるぞ!?」
「5分もあれば設定完了しますので」
「ちょっ!?」

 

2019年5月13日

あ、先週からお給料引き出すの忘れてる・・・

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

ガッ、ガッ、ガッ、
キィ、キィィ、キィ・・・
ガッ、ガッ、ガッ、
「・・・・・・なあ、遠野くんや?」
「?」
「さっきからずっと聞こえてくるこの音は何なんだろうな?」
「隣の部屋でこちら側の壁を突破しようと攻撃している音」
「ふぁっ!?」
「遠野くんっ!?」
「相手は秋葉だから」
「それ拙い状況じゃね!?」
「完全に脳筋状態だからねぇ・・・普通にドアから出てこっちに来れば良いだけなんだけど・・・」
「「・・・えっ?」」
「琥珀さんに変な事吹き込まれて興奮状態で・・・暫く放置しておいた方がいいって」
「何を吹き込んだらそうなるんだろう・・・」
「まあ、琥珀さんには罰としてミニスカート着用、笑顔で接客半日の刑だから」
「それは・・・罰なのか?」
「もの凄く」
「そうなんだ・・・」
「そのお店、教えてくれ!」
「こういった手合いが出てくるから便利なんだ。このお店だよ。スペシャルランチを注文したら持って来てくれるよ」
「っしゃ!ちょっと嫌がらせに行ってくる!」
「嫌がらせって・・・」
「まあ、有彦が嫌がらせするのも仕方ないと思うよ・・・」
「何があったの!?」