2017年8月1日

下方修正。なんで私がアプリ作らなきゃならないんですかいな。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「夏だ!」
「うん。夏だねぇ・・・それを言うためだけに来たの?」
「プールもしくは海に行こうぜ!」
「え?面倒」
「泳げないとか?」
「泳ぐ前に歩くしなぁ・・・転移しても良いし」
「そもそも選択肢が違った!?」
「僕を誘う前に弓塚さん誘ったら?」
「何故にさっちん?」
「疑問を持っていることにビックリだよ」
「いや、さっちん誘って何が楽しい?」
「わたしも乾くんに誘われてもぜんぜん嬉しくないよ」
「!?」
「あと、わたし言ったよね?忙しい遠野くんを突撃訪問しないでって」
「記憶にございません」
「次からは背中に焼きごてで・・・」
「ひいっ!?」
「有彦。そんなに水が好きなら海中世界に送ろうか?二週間で良い?」
「マジで勘弁してくださいっ!」
「調査班と一緒だから大丈夫だよ?」
「それ仕事だろ!?邪魔したら殺される系の!」
「まあ、相手軍隊だしね」
「遠野が普通に酷い・・・」

 

2017年8月2〜3日

急な出張は勘弁ですが

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「いない?」
「ああ。「俺より強い奴に会いに行く」って格好つけてたからはっ倒したけど、そのまま行方不明だね」
「行方不明ですか・・・」
「山籠もりかネットカフェ籠もりでもしてるんじゃないかな」
「極端から極端へ・・・」
「で?本当は何しに?」
「有彦の部屋にあると思われる呪物を確保しに来ました」
「呪物だって?・・・あー・・・」
「イチゴさん?」
「心当たりはあるんだけど、呪物・・・なのか?」
「どういうことですか?」
「まあ、見たら分かると思うけど」
「?」

「得た情報と同じ物はこれですけど・・・これは酷い」
「絶対に問題は起きないと断言できるだろ?」
「リアルアクションフィギュア『せ〇た三四郎』に抱きかかえられた呪物とか・・・」
「一時期はすすり泣くような声が聞こえたりしてたんだけど、それすらなくなったよ」
「それも凄いですけど、有彦はどうしてこんなリアルアクションフィギュアを・・・」
「魔除けとして買ったらしいけど、だからといってこれを買うのはねぇ」
「まあ、事実呪物を抑えこんでいるので良かったのですが」
「所でその呪物なんだけど、どれほどのモノなんだい?」
「周辺一帯を呪い潰す凶悪な代物ですよ。人の力ではどうすることのできない危険物、だったはずなんですけど」
「抑えこまれてるんだけど?」
「・・・そのまま回収しますね」
「ああ。その人形ごと頼んだ」

 

2017年8月4〜5日

えっ?マジで出張決定なんですか?待って!ちょ、それマズイから!

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「バトル要素が足りないと思うんですよ」
「バトルですか」
「そう。凶悪な敵の出現!そしてその敵と戦う仲間達!・・・という感じですね〜」
「コハク。志貴を含めたメンバーがそのような敵と戦った場合どうなりますか?」
「瞬殺ですねぇ」
「更に聞きます。志貴レベルとまでは言わなくとも真祖レベルの敵の場合は」
「メンバーがメンバーですから、まあ楽に倒しちゃうかも知れませんねぇ」
「被害はどうなると思いますか?」
「・・・あー」
「間違っても怪しげなモノを呼び寄せようとしたりしないでください」
「駄目ですか〜」
「特に今はとんでもない事が起きます」
「とんでもない事ですか」
「そしてコハクがしでかした場合、確実にコハク自身に損害含め被さってきます」
「・・・あはー」
「まさかとは思いますが、ありませんよね?」
「シオンさん。えっとですねぇ・・・っ!?」
「アラート!?まさか!」
「はい。そのまさk───!!?」
「っく!」
「なっ、な・・・なんなんですか!?」
「宇宙空間からのピンポイント攻撃です。だから問題を起こすなと・・・」
「何が起きてるんですか!?」
「容疑者はここに」
『容疑者確保!』
「光学迷彩ですか!?気配すらなかったですよ!?」
「光学迷彩と転移ですね。一応、彼女は志貴の関係者なのであまり厳しくしないでいただけると助かります」
『畏まりました』
「わたしは何処へ連れて行かれるんですか!?」
「志貴の元へ強制連行の上、お仕置きと言ったところですね」
「!?」

 

2017年8月11日

帰って、これた・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「琥珀さん。忙しい時に変な事しないでください」
「───志貴さんの無表情がなかなか怖いで・・・はい。スミマセン」
「まあ、罰は別の人がエグイやつ用意するって」
「へっ?」
「48時間耐久で何かを視聴させるらしいから」
「拷問レベルですよねそれは!」
「琥珀さん・・・シオンからのクレームを無視して研究を手伝わせたりした人が言う台詞ですか?」
「へっ?」
「更に今回の件は洒落にならない状態だったのでこの罰についても報告しないといけないんですよ」
「えっとぉ・・・」
「その際に「こちらが本気で罰している」と分かるやり方か、「相手が全力で嫌がりそうな罰」を考えると・・・後者の方が琥珀さんの肉体的ダメージは少なくて済むので」
「それでも二日間は・・・」
「・・・日本円換算で数十億円が一瞬で消えたんですよ」
「・・・えっ?」
「もしかすると百の大台に行くかも知れませんが・・・ICBM二発よりは安いと」
「発射費用ですか!?」
「発射費用とこちらの被害総額、そして風穴を開けた世界に対しての調査と損害補填・・・頭痛いんですけど」
「ええっと・・・それは済みません」
「あと、風穴開けられた世界の管理者の元へは翡翠ちゃんが行ってます。結構切れ気味でした」
「ひいっ!?」
「翡翠ちゃんとしては前者の罰が良いと。完全に切り捨てた方が良いとまで言ってましたよ」
「・・・大人しく、罰を受けます」
「巳貴くん達がリリムさんや駄目兄を仕置きする専用部屋で二日間過ごしてもらうだけなんだけどね」
「それって・・・まさか・・・」
「いってらっしゃーい」
「マジ拷問の類じゃないですかぁぁぁっっ!!」

「あの・・・」
「なんでしょう」
「どのような罰なのでしょうか・・・」
「48時間立体音響の効いた部屋で延々と動画を見るだけですよ。ただし部屋の中はやたら汗臭いと言う最悪の状態です」
「動画、ですか」
「はい。中年男性同士が延々と絡み合うという動画です」
「・・・えっ」
「相撲レスラーとプロレスラーの打撃無しの絡み合いです。全144試合でしたか・・・ポロリもある意味心理戦もある意味グロもあるそうです」
「慣れるのでは?」
「琥珀さん・・・彼女が全力で嫌がり、更に慣れることのないであろう罰ですよ。視覚、聴覚、嗅覚に訴えるのですから。更にあの空間で耳と目を閉じて寝てしまっても目覚めは最悪ですよ」
「しかし」
「では、ライト版の部屋に一度入っ「全力でお断りいたします」・・・そうですか」

 

2017年8月12日

ダウン。病弱になりすぎているような・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ようやく処理が終わったよ・・・」
「相手世界の対処も完了しております」
「どうだったの?」
「深刻な食糧不足の地域に食料援助をして欲しいというのが一点。あとはその世界の中央部に神域があるのですが、そこの一部をこちらへ無償譲渡するので大規模農場を作って欲しいと」
「・・・式神と使い魔を送り込む形になるかな」
「被害はほぼ無かったのである程度形を作るだけで良いかと思われます」
「そっかぁ・・・食料で済むなら出費はかなり圧縮できるね」
「栄えた世界でなかったことが幸いいたしました。かつては栄えていたようですが・・・今回被害のあった地域は砂漠地帯でしたので」
「不幸中の幸いだったよ・・・」
「食料となりますと、倉庫から出す形で宜しいでしょうか」
「うん。流石に今回は僕の方で抑えられるなら抑えた方が良いと思うよ」
「ただ、少し気になることがあります」
「?」
「管理者が代替わりしたばかりだったのです」
「もしかして、あまり把握していなかった?」
「・・・はい」
「翡翠ちゃん。今回の件、研究所に報告して貰っていいかな?」
「畏まりました」
「琥珀さんについても一応報告してね」
「・・・畏まりました」
「凄くイヤそうだね」
「アレのことを語る労力が勿体ないと思い」
「まあまあ、いつも迷惑を被っているけど、偶には凄く役に───あれ?」
「皆無です」
「いやぁ・・・一%くらいはあると、思いたい・・・」

 

2017年8月17日

13日と14日の記憶が、本気で無いのですが・・・難しい案件を抱えているわけでも・・・あー・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「いない?」
「はい。異世界へ召喚されたようです」
「あの世界、彼でまとまっているのにいなくなったら色々アウトだよ?」
「呼び出した世界にアクセスしているのですが、あの世界から経由しなければいけない次元なので少し時間が」
「翡翠ちゃん」
「はい」
「こういった仕事は管理者の仕事。僕達じゃない」
「しかし・・・」
「毎回手を出す僕が言っても説得力無いかも知れないけど、今回は静観で」
「しかし志貴さま。先程色々アウトと・・・」
「うん。アウト。でも、向こうにやって貰わなきゃ行けない事案だから」
「・・・畏まりました」
「「それに」
「?」
「あのトンデモ超人と化した一般人は次元を切り裂くよ?」
「えっ?」
「体に溜め込んだ地脈の力、既に人の領域外となった体、何から何まで反則状態だよ?」
「・・・志貴さま。ブーメランが刺さっています」
「僕らは転移する術を知っているから。僕は上手くできないけど」
「中には当たり前のように時空間を移動するバケモノもいますが・・・」
「偶に歴史を変える啓子さんは自重するべきだと思うな」
「直接仰っていただいた方が」
「セクハラされかねないからイヤだよ」
「・・・おや?」
「あ」
「・・・・・・時空間を」
「破壊して戻ってきたね」
「これは・・・事案ですね」
「下手するとリセットが起きる?」
「今回は、そこまでは無いかと思いますが・・・今後あの世界の内であのレベルのことをしでかした場合は」
「本人は潰されないけど・・・ってところ?」
「俗に言う神様転生の類ですので、上位世界の施行者にクレームを入れ、保護を掛けた上での大規模巻き戻しとなる可能性も・・・」
「うちもその瀬戸際だからねぇ・・・」
「いえ、この世界がどうにかなることはありません」
「えっ?」
「志貴さまや研究所、そして外界の神々や管理者が集っているフリースペースと見なされているので」
「なんかとんでもない事になってた!?」
「無自覚だったのですか!?」
「・・・そこで齟齬が出ているとは思わなかった」

 

2017年8月18〜19日

ポンポン痛い・・・

───────↓以下、本日の短編(クラスメイトとしてトリップしたのでチートでMOBってみる)↓───────

「酷い目に遭った」
「突如空間を割って現れ、第一声がそれですか!?」
「仕方ないと思わないか?突然異世界に召喚されて、「人類を救ってください」と複数国の王族や国家元首が頭を垂れたんだぞ?しかも相手は別の世界から降ってくるし・・・」
「何をどうしたらそんなモノに巻き込まれるのですか・・・しかも半日と経っていませんよ!?」
「とりあえず、空の彼方にある敵の本拠地向けて全力も全力で覇王獅咬拳を放って撃ち抜き、その時にできた時空の歪みに跳び込んで帰ってきた」
「時空の歪みができるほどの力を・・・」
「体に溜め込んだ地脈の力を一割使ってしまったけど」
「それで一割って・・・」
「まあ、相手を確実に撃ち抜いた以上、あとは向こうの世界の問題だ。しかし疲れた・・・」
「あの、グランドマスター」
「ん?」
「力を使ったという事は強化実験の方は・・・」
「前にも言ったけど、二回分は問題無い」
「では、私を強化実験の試験体として」
「・・・良いのか?」
「覚悟を、決めました」
「ちなみに」
「はい」
「ソフトとハード、どっちが良い?」
「・・・・・・えっ?」
「時間はかかるし少し恥ずかしいかも知れないのと、短時間で一気に押し上げるもの・・・どっちが良い?」
「あの、成功率は・・・」
「相性にもよると思うが、同じくらいだと思うぞ」
「・・・優しくお願いします」
「分かった。スマンがセイバー、周辺警護を頼んでも良いかな?」
「師匠の頼みなら。分かりました」
「セイバーが従順に・・・」

 

2017年8月20日

一段落   からの   問題発生orz    キョウ、オヤスミ、ナノニ・・・

───────↓以下、本日の短編(クラスメイトとしてトリップしたのでチートでMOBってみる)↓───────

「「・・・・・・」」
「あの、ライダー?」
「・・・」
「えっと、師匠。説明の方を、お願いしたいのですが・・・」
「ご主人様!ライダーが!・・・えっ?」
「やはり」
「ああ。まあ、そうなってしまうか」
「何が起きたのですか!?」
「完全に、受肉しました」
「「えっ?」」
「ちょっとキャパシティオーバーさせてしまってね・・・受肉させちゃった」
「しかしそれだと」
「なんと言いますか・・・全盛期レベルの総量を獲得した挙げ句、回復量もとんでもない事になっています」
「まさか・・・」
「神性を獲得しているどころか、種族が神族として固定されています」
「!?」
「どうでもいいついでの話だけど、その時、なんか「到達者」の称号を得たとか言われた」
「「「!?」」」
「何故そこまで驚く!?」
「種族を既に越えているのに何に到達したのかと世界に問いたい。問い詰めたい」
「あの、何か特殊なことは」
「ああ、まったく変わらない」
「・・・世界の方が追いついていない感が・・・」
「至った師匠によって私は新たな私へ・・・」
「・・・なーんかセイバーがおかしいんだが」
「ご主人様を師匠と呼ぶようになってからずっとこんな感じですよ?」
「えっ?」

 

2017年8月23日

文字化け凄い。何があった・・・ テキスト打ちは辛いんですが・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「何処の世界が巻き戻されているって!?」
「座標軸はこちらに!」
「完全に管轄区外だが、余波が来るぞ!」
「論理防壁を周辺世界に展開してあります!」
「この次元にも念のため用意を!」
「しかし」
「この星系周辺で構わん!」
「はいっ!」

「・・・あのー」
「おや?志貴くん」
「いえ、なんか凄い騒ぎになっているような・・・」
「ちょっと離れた平行世界で世界の巻き戻しが発生してね・・・まあ、リセットだよ」
「えっ?保護無しのですか?」
「ああ・・・神も管理者もいない世界で何か途轍もないことをやらかしたらしくてね・・・星の意思が自らの死と引き替えに巻き戻しを起こしたんだ」
「星の意思が、ですか」
「ああ。よりにもよってそういった所だったようだ。おかげでその世界に連結していた平行世界群にダメージが」
「神様も管理者も居ないから保護も保険もないと」
「その通り。近場に似たようなことが起きそうな平行世界があるからとこの世界には防衛網を張り巡らせてはいるんだけどね」
「それでも危険はあると」
「落雷対策みたいなものさ。一カ所だけ守れば良いというわけでもないってね」
「もしかして」
「・・・平行世界の方に色々余波が来る。それにあわせて観測者気取りの阿呆が何をするか・・・」
「それをわざわざ研究所で何とかしようとするのが間違いでは?」
「・・・・・・依頼を受けてるんだよ。幾つかの世界から」
「えっ!?」
「最近世界を保護なしにリセットするような輩が居るらしくてね」
「・・・・・・」
「世界規模で時差が起きているんだ.大体一年程度」
「一年、ですか」
「平行世界ならまだその時差は問題無いんだけど、同時平行世界はモロにダメージを受けるから」
「・・・」
「歴史がコロコロ変わる世界もあるけど、そういったものは他の世界にそうそう影響が出ないから。平行世界は大変だけど」
「色々、起きてますか・・・」
「ここ十数年、あらゆる世界で問題が起きてるんだよ・・・」
「・・・・・・」
「まあ、ここを第二基点にすれば志貴くんも居るし問題は無いんだけどね」
「僕、ですか・・・」

 

2017年8月25日

気が付くとなんかとんでもない事になってますが!?そして私の記憶も跳び跳びに・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC_O)↓───────

「近隣で巻き戻しが起きたんですか!?」
「ああ。しかもそれは最悪なことに上位世界から一人の人物をサポートに下ろした瞬間に起きてしまったんだ」
「えっ?それって・・・どうなるんですか?」
「その人物は人類史前から巻き戻しのあった時代までの間は死ぬこともできずに過ごすことになるね」
「シエルさん状態ですか!?」
「しかし・・・参った。介入と巻き戻し、そして封鎖が同時だったせいか介入に時間が掛かってね」
「結果、どうなったんですか?」
「彼、ああ、転送されたのは男性なんだけど、彼は上位世界の係員から受け取った特殊技能を完全に失っているんだ。まあ、代わりに死なないから問題無い・・・とも言えないけど」
「死ななくてもマグマに叩き込まれたらアウトでしょうし・・・」
「資料によるとのんびり屋さんの超人四歩手前程度の人間らしい」
「そんな人が何故サポートに・・・まさか神様転生!?」
「その通り。しかし上位世界の係員はすぐに彼を切って上司には転送先原因による消失と報告。唯一残っていたラインさえも証拠隠滅のために切っていたよ」
「死なない状態以外何もないなんて・・・あれ?何とか、なるかも?」
「そう思うのは君くらいだからね!?普通の人は気がふれるか退化してしまうよ」
「そうですか・・・で、その人は」
「今、あの世界は他世界の時間軸にあわせるために急激に進んでいるけど・・・丁度紀元前9800年くらいまで進んでいて、彼はあっちこっち歩き回っているようだよ」
「介入は」
「恐らくあと一日は無理だろうね・・・明日には丁度紀元元年だろうから、そこから何とか介入ができる」
「それまでは見るだけと」
「ああ。しかし・・・彼は数年単位で大陸内を縦横無尽に・・・いや、各文明を訪れているのか!?」
「拡大して見れないんですか?」
「第一だとこの状態で通信介入までできるんだけどね・・・今、向こうはこれ以上の案件で動いているから」
「これ以上って・・・」
「何者かが複数の世界を保護も何もせずにリセットしたんだ」
「!?」
「そう簡単にできることではないはずなのに、複数の世界をリセットするなんて暴挙を行うことのできる者。第一研究室は現在被害拡大を防ぐのと同時に犯人を追っているんだよ」
「・・・僕には」
「君はこの世界を確認して欲しいんだよ。まあ、介入できるようになって以降の話───」
「?」
「あの世界の神々や英霊は、もしかすると内側からなら・・・」
「世界の正確な情報をください。もしかすると連絡が取れるかも知れません」
「分かった。君の引きの強さに賭けよう!」

 

2017年8月27日

新しい話の設定を書いては消し書いては消し・・・

───────↓以下、本日の短編(史上稀に見(られ)る英雄神)↓───────

「まさかのナイトメアモード・・・」
なかなかとんでもないところに飛ばされたようです。こんにちは。私、紳士信司と申します。
シンシンとか言った奴裏庭で全裸待機4時間ということで。
まあ、名前なんて今はどうでも良いんですよ。だってここ、異世界と言うよりも・・・マジ何なん?
スマホの時計はBC10000年とか記載されてるし。
切りが良いっちゃいいけど、事実だったら良くないよ!?
要は一万二千年前に来たってこと?氷河期が終わったのって、それくらいじゃなかったっけ?
いや、寒いけどさ。結構寒いけどさ。何かここ高地だし?マジでここ何処!?
───試しにスマホで現在地調べたらユーラシア大陸ど真ん中でワラタ。
カザフスタン辺りかな?ここ。

この世界にきて数百年が経過して、ようやく神様っぽい方々と会った。
何かフレンドリーだった。あと、別の世界のこっちを観測している人が心配してるとか。
差し入れって笹の葉で包まれたおにぎりと竹筒の水筒。そして日本語のオーダー票が・・・
まあ、うん。差し入れのおにぎりには思わず泣いた。水筒はお茶が入っていてこれまた泣けてきた。
スマホ見れば分かるけど、何年ぶりだろうか。
どうやらこのオーダー票に書かれているものなら注文可能らしい。ただしお金もしくは換金可能なものと。
結構ゴロゴロしてますよ?宝石の原石とか。
何の能力も得ていないせいで持ち歩けませんがね。
バカみたいに修行っぽい事したり、精神統一をしたりしているけど、今一実感が湧かない。
神様ぽい人が結構驚いていたけど、何を驚いていたのかは教えてくれなかった。
修行をしながら移動中。何処に向かっているのかは・・・適当に中国方面へ。
前に一度行った所へ行こうかと。ナビ見れば分かりますしね。
───徒歩の表示が頭おかしい日数になっていた件について。
いや、既に経験済みなんですけどね。道なき道を行くためか、そうなっちゃうのは分かりますけどね?

文明が出来上がっていた。
しかも何か拝まれてるんですけど?
いや、結構昔に来ましたけど、集落から離れたところで勝手に田んぼ作って某アイドルグループの村を追体験みたいな?そんな事をしていただけなんですけどね?
ああ、君はもしかしてあの時の少年かぁ・・・大きく・・・年取ったねぇ。
いや、そんな五体投地レベルで拝まなくても・・・ああもうみんな何事かと集まったじゃないですか!
え?米が豊作?いやいや、私に渡されても・・・よし、じゃあチャーハン作りますか!
オーダー票の備考欄に中華鍋とごま油、調味料、卵と・・・後は拾った宝石を付けて───
・・・中華鍋3日レンタルにごま油一升、各種調味料、卵60個に具材まで・・・この集落、結構人がいるんだけど・・・卵足りないけど体力の続く限りかさ増しチャーハン作るよ!

 

2017年8月30〜31日

Xperiaの新しいタブレットが出るという未確定情報を信じて。

───────↓以下、本日の短編(史上稀に見(られ)る英雄神)↓───────

どうやらこの世界と向こうの世界では時間の流れが違うらしい。
オーダー票対応の使い魔?式神?さんは瞬間対応できるらしいが、観測している人は部分部分でしか対応できないとのこと。
まあ、この時間の流れも他と同じくらいになったら大丈夫らしいんだけど・・・遠いな。
あと、昔作った家を囲むように都市ができていたとき、どうすれば良いんでしょうか。
昔と言っても千年は経ってないけど。
しかもその年の兵士達が家に入れてくれない。
更には王って人が来て大演説かましてきた。
なんでも神の許可を得て森を切り開き、人々に糧を教えた神人の屋敷だから貴様のような薄汚い者が近寄るな───なんて意味のことを言ってます。
いや、だからそこは私の・・・あ、何か面倒。諦めてここを放棄しよう。
諦めて家に向かって柏手を打つ。
同時に神様が張ってくれていた結界が消え、木造の家が崩れていく。
ここ、お気に入りだったんだけどなぁ・・・
そんな事を思いながらその場を離れた。

他の家も似たような状態なんだろうか。
少し不安になってきたので5カ所周り・・・2カ所破棄してきました。
目立たないところに家を建てたのに都市の中心地になっているのですよ。
そして同じような事になると。
酷いところでは矢を射かけられて、更には槍で突かれました。
まあ、刺さりもしなかったわけですが。
あと3カ所のうち、1カ所は譲りました。
森の中にログハウスみたいな感じで建てていたんだけど、人がそこに来ては祈ったりしているのでどうしたものかと悩んでいたら、女神様が「ここをお借りしてもよいでしょうか」と声を掛けてきたので「どうぞご自由に」と譲りました。
こうなると残る拠点は2つ。
しかもやたら離れた場所なんだよなぁ・・・
拠点を増やしておくかな。
特に日本に作りたい。