2017年6月4日

色々失いましたorz いや、データとか、設定資料とかデスヨ?悪い事は重なる重なる・・・ノートもアウトとかorz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「うわぁ・・・」
「王さんのにこやかなディスりが癖になりそうです・・・」
「論破に詭弁封じ・・・まったく道理にかなった返しまで・・・」
「志貴さん。もしかすると、アレ、諸葛さんの仕業ですか?」
「一人ではなく複数の人が手を入れた文面でしょうね。更にはある程度の情報を王さんに渡して記者との攻防も圧倒していますし」
「───今、某国の記者さん、宣戦布告について触れちゃいましたよ?」
「無責任なこと聞くから・・・」
「記者さん、顔面蒼白になってますね」
「挑発行為ととらえてもおかしくないよねぇ・・・今のは」
「しかも謝罪も撤回も要らないと」
「完全に地雷踏み抜いたからねぇ・・・あ、あの記者さん。裏でお偉いさんと繋がっているって情報が証拠付きで映されてる・・・」
「うわぁ・・・仕事早すぎですが、遊んでますね」
「・・・・・・」
「?どうかしましたか?志貴さん。何かあるんですか?」
「これ、どちらかというと連絡扱いだよ」
「・・・と、言いますと?」
「月礼教会関係者向けにアナウンスしている」
「えっ!?」
「・・・状況を一段階引き上げるって」
「!?」
「あと、僕宛に会議を持つので来てくださいって」
「業務連絡まで!?」

 

2017年6月5日

三国志13のアカウントはどれだったか・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「病気療養のために職を辞するって・・・ねぇ・・・」
「逃げる気満々ですねぇ・・・逃げられませんが」
「アレだけ騒がせておいてそれで済むと思っているのが凄いよね」
「───おーい」
「「!?」」
「琥珀さんもゲンガーちゃんも何してるの?」
「えっと、どんな結末が良いか話し合ってたんだけど」
「結末って」
「今の時点でアウトだけど、どんな最期を迎えるのか興味あります!」
「殺しちゃ駄目でしょ!」
「残った自社ビル全部売却しても足りないくらいの負債ですからねぇ」
「結構な資産家だったような気がするんだけど?」
「あ、ほとんど巻き上げられましたよ」
「えっ?」
「病気療養を理由に地位を捨てて、財産もほとんど無い状態で周囲は敵のみ。さてさてどうするんでしょうかねぇ」
「いやぁ・・・流石に僅かでも味方はいるんじゃないかなぁ」
「味方が現れたらその人も潰されかねないですよ?」
「今はそんな感じだねぇ・・・」
「本当に何をしたからそんな事になるの!?」
「えっと・・・ドッペルさんとゲンガーちゃんがそれぞれ本部と中央教会に降臨した結果?」
「何処の本部と中央教会なのかは聞かないよ?分かっていても聞かないよ!?」
「ですよねー」
「・・・・・・」
「ゲンガーちゃん逃げない」
「!?」
「ちょっとお話しがあるから別室行こうか」
「ちょ!や!絶対あの怖い部屋行くんでしょ!?ご免なさい!ご免なさい!」
「・・・志貴さん。ゲンガーちゃんを何処に連れて行くんでしょうか・・・」

 

2017年6月6日

六月入って五月病・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「5%下落。これが意味することを答えよって言われた時、どんな顔をしたら良いのやら」
「何が───ああ、国内自給率が五%下がったあの国のこと?」
「どうして分かるかなぁ!?」
「天罰辞職って世間では有名だから・・・」
「世間って、身内ではってことだよね?そうだよね!?」
「志貴の余裕のなさが逆に新鮮よね」
「アルクェイドさんが酷い・・・」
「月礼教会関係者含めてその情報が流れてきているのよ」
「えっ?」
「今年初めにも天罰と言わんばかりの異常気象や災害で駄目になった国があったけど」
「あ・・・」
「他の国でも「あの国に喧嘩を売るからそうなる」ってその一言でお終いよ?」
「そんな馬鹿な・・・って、そういえば何か覚悟した方が良いとか話し合っていたような」
「しっかり覚えているじゃない」
「でもそれが分かっていてどうしてあんな風に挑発したんだろう」
「教徒ではあるけど形だけで無神論者だったんじゃない?」
「そう言った人も多いかぁ」
「今回は農業と商業に重大なダメージを受けてすぐに国民が動いたからねぇ」
「一月経ってないような・・・」
「このままだとあの国みたいになるって理解したんじゃないかな」
「今回も僕まだ動いていないのに」
「今回は上の方では無く各地の土地神達が動いたっていう話よ」
「何処情報!?」
「お店で神様方がそう言ってたわ」
「・・・・・・」

 

2017年6月7日

平穏無事って、平穏無事って・・・

───────↓以下、本日の短編(クラスメイトとしてトリップしたのでチートでMOBってみる)↓───────

「今本気で放ったら寺どころかこの周辺一帯が無くなりそうなんだよなぁ」
「───もう、最終兵器師匠で良いんじゃないですか?聖杯も完全に消滅させたら良いと思います」
「とうとうセイバーが師匠呼びし始めた件について。しかも凄く投げやり」
「そのような些細な事よりも、グランドマスター」
「ん?」
「溜まりに溜まった力はどうするのですか?」
「俺の強化か、誰かの強化実験に使おうかと」
「誰かの強化実験って・・・」
「今この状態だと・・・二回分が限界なんだよなぁ」
「いえ、それよりも・・・その強化というのが気になるのですが・・・」
「常人であれば気力活性化による様々な値上昇が見込まれる」
「デメリットは」
「運が悪ければ破裂する?」
「「!!?」」
「まあ、気の合わない人に限界を超える量を注ぎ込むわけだから」
「それは、運が悪くなくても破裂しませんか?」
「普通なら・・・3割?」
「ちなみにサーバントだと・・・どうなるのでしょうか」
「成功率が2割上がるくらいかな。感覚的に」
「それでも普通で1割・・・最悪を想定しても8割・・・」
「気の合う相手の場合はどうなのですか?」
「相手のクラスにもよると思うけど、プラマイ1割」
「・・・・・・ここは覚悟を決めるべきか・・・」
「そこはセイバーが覚悟を決めるべき所だと思ったんだけどなぁ」
「ライダーの方が相性が良さそうなので辞退します」
「───台詞は普通だけど、その怯え具合が・・・」

 

2017年6月8日〜9日

kp41祭り。これがめっちゃ腹立つんですわ。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「おい」
「そこでまさかのホイホイ宣言!だから俺はノンケだって言う───」
「おい!」
「良かったのかい?ホイホイ現れて。俺はバケモノだって構わずに喰っちまうニンゲンなんだぜ?」
「!?」
「ぅおれのぉぉ折りたくなるよぉぉうな!鎖骨ぅを!みぃてぇくぅれぇぇぇぇっっっ!!」
「ひいっ!?」
「トマトな血液と言いながら実はタバスコ的な俺の血潮を全身で受け止めてクケぇぇぇっ!」
「それタバスコじゃなくてデスソー・・・ギャアアアアアアッッ!?」
「じゃ、俺はそう言う事で帰りますね」
「そこ用具入れだろ!目に!?目にあああああああああああああっっっ!!?」

「───ってな事が昨夜この教室であった」
「有彦お前・・・」
「んだよ。お前らが要求した罰ゲームじゃねぇかよ」
「時間の指定をしなかったのは俺らの落ち度だけどな。夜間外出禁止だろうが!」
「外出も何も俺はこの教室から出ていない!」
「・・・屁理屈も理屈か」
「ぃえっす!」
「で、その不審者はどうした」
「のたうち回ったままどこかに逃げていったぞ。だからドアが乱暴に開けられているんだ」
「・・・お前。相手が連続殺人犯だったらどうしてたんだよ」
「その可能性の方が高いな。ただ、あのソースを喰らえば例えバケモノだろうと悶絶必至だろう」
「それと、そんな奇怪な行動をするような乾くんには近付きたくないってのがあるだろうね」
「・・・ちなみに、掃除用具入れを開けたらどうしていたんだ?」
「上のバケツに入っている危険物が落ちてくるという」
「あの四重にラップで包まれているやつか・・・アレなんだ?」
「危険物。マジ危険物。小学校の頃これ以上危険な物は無いと思った代物だ」
「液体か?」
「中身はこぼした牛乳その他を拭いたモップと、それらの液体」
「「危険物過ぎる!」」
「だからこそあんなに厳重にしているんだ。アレはマジで最終兵器だからな」
「しかも時間が経てば更に・・・」
「来週末には撤去するからな」
「いや、今しなさいって」

 

2017年6月10日〜12日

電気工事のため一時的に停電していたと・・・今聞きました。PC作業させたままお仕事行ったんですが!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC_)↓───────

「またあの国か!」
「・・・まあ、相手が悪いのでこちらとしても」
「それ以前にあの国は何の反応もしていないだろうが。ただ神罰のような天変地異が起きて同時に宗教家どもがその土地を離れ、大企業が複数移動しただけだ」
「・・・大問題です!」
「だが国が崩壊したわけではない。儲けた国もあるわけだからな。我が国とか」
「一時的な物ですが」
「我々は一度経験して知っている。あの国もいい加減学習しただろう」
「・・・トップが愚物であれば」
「国民が哀れだとでも言う気か?選んだ国民が悪いとしか思えんぞ」
「やけに攻撃的ですね」
「流石に娘の恩人がいる国を貶されたら・・・なぁ」
「えっ?」
「完治してはいるが、念のため暫くは自宅療養だ」
「・・・不治の病、でしたよね?」
「ああ。しかし間違いなく完治しているとの事だ。医師団が徹底的に調査して、諦めた」
「諦めたって・・・」
「手術痕はない。しかし間違いなく完治している。諦める他ないだろう」
「・・・・・・」
「本題はここからだ」
「えっ?」
「あの国の協力を得て、うちに治療院ができる」
「治療院、ですか」
「ああ。治療院だ」
「・・・治療、院・・・」

 

2017年6月13日〜14日

kp41連打。orz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「てぇへんだ!」
「ギルティ」
「俺まだ何も言ってないよな!?」
「乾くんは、存在自体が罪だから・・・」
「俺って罪なやつ?」
「犯罪者的な意味で」
「・・・これが言葉のとらえ方か・・・」
「で?何があったのさ」
「ああ、とんでもねぇことがあった」
「どんな?」
「・・・あの、高田。何故お前が仕切る?さっちんはどうした?」
「いいからいいから」
「しもべ情報なんだが、とある地下組織が複数の国を巻き込んで遠野に喧嘩を売るらしい」
「その情報、遅いよ?」
「!?」
「弓塚さんがいない理由がそれだよ」
「ぬっ!?」
「関係各所に連絡を取りに行ったんだよ」
「マジか・・・」
「朝からいなかったんだけど・・・」
「・・・マジかぁ・・・」
「ほとんどの人が気付いていなかったというのが・・・」
「俺は?俺は!?」
「乾くんは二限目の休み時間からだよね?」
「しっかり気付かれてたんだな」
「欠席扱いだし」
「ふぁっつ!?」

 

2017年6月15日

平 穏 無 事     いや、まあ・・・そんな幻想があるらしいってのは聞いた事があるようなないよな。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「また不侵者情報?」
「不法侵入者を略さないでください」
「でもこの二週間で四〇回を超えるんだよ?多くない?」
「破壊活動や暗殺が半数のようですが」
「シオン。もしかして、カウントしてる?」
「はい。数人で監視をしています」
「対策はたてないの?」
「捕まえて警察に突きつけても意味はありません。消したら消したで問題になるので別の対策を」
「別の対策?」
「侵入者に暗示をかけています」
「・・・さっき奇声を上げながら服を脱いで駆けていったのって・・・」
「想像通りかと」
「周辺からクレーム来るよね!?」
「いえ、堂々とした変態なので逆に成敗しやすいと評判です」
「成敗って何。成敗って」
「変質者は裁かれるべきです。ちなみに女性の侵入者は捕獲対象です」
「男女差別!?」
「志貴にも協力してもらっていますが」
「僕!?」
「まあ・・・すぐに信者になって色々情報を得る事ができて楽です」
「僕何もしてないよね?」
「・・・・・志貴は素晴らしく役に立っています」
「僕が知らない間に何か手伝っているんだ・・・」
「人様には見せられませんが」
「!?」

 

2017年6月16日〜17日

17日まで余裕ナッシング。そしてそれに呼応するようにまたPCが悲鳴を・・・雷か!?雷ですか!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「拙い事になった」
「乾くんが訴えられたとか?」
「近い!」
「痴漢冤罪?」
「それはいつもの事だな。自分で言ってて悲しいが。悲しいが!」
「じゃあなに?」
「ちょっとした組織に狙われてるんだよ」
「訴えられたって・・・近くないよね?」
「中規模の組織がその支持母体に泣きついた結果、ちょっとした組織に狙われる事になった」
「何処情報?」
「その組織にいる俺の仲間情報」
「・・・弓塚さん?」
「うん。本当みたい。情報は確かにその組織の内部情報だったし」
「で、その狙われている人はなんで普通に登校しているの?」
「癖で」
「・・・・・・」
「習慣って怖いよなぁ。登校途中で二度襲撃されたが普通にスルーしてきてしまったんだよ。席について「しまった」って思ったね!」
「弓塚さん・・・」
「遠野くん・・・これはそういうナマモノだと思った方が良いよ?」
「・・・うん」
「あれ?俺何かやらかしたか?」
「全生徒を死地に置くような真似をしているって、理解して欲しいんだけど」
「いくら俺でもそこまで非道じゃねぇぞ!?」
「「えっ?」」
「遠野は兎も角、さっちんひどくね!?」
「乾くんの事だから何か凄いポカをしていそうだし」
「完全否定の難しいことを」

 

2017年6月18日

雨かぁ・・・あめ、かぁ・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「遠野!是非俺を抱きしめて欲しい!」
「ダマレ。弓塚さーん。コイツ引っ立ててください」
「えっと、乾さんの求愛行動はいつもの事じゃないかな・・・」
「野郎からは人気あるのが不思議だ」
「乾の姉御って言われて凄く人気だよね」
「さつきの方が人気だからな?」
「!?」
「・・・何故驚く?って、遠野!何自分関係ありませんって顔してるんだ!?」
「面倒だなぁ・・・」
「おまっ!今面倒くさいと・・・」
「ちょ!乾!胸が背に当たりまくっているんだが!?」
「当ててるんだよ!構ってくれないお前に対して有効打を与えるにはこれしかないだろうが!」
「お前がそんな事するから俺は野郎共から爆ぜろとか言われるんだぞ!?」
「爆ぜろ」
「お前が言うな!」
「・・・ホント、夫婦みたいだよね・・・」
「弓塚さん!コイツ何とかしてくれ!」
「えっと、えっと・・・乾さん?」
「今ださつき。前から抱きつけ!」
「ふぇっ!?」
「・・・おい?」
「遠野。男の甲斐性を見せてハーレムを構築しろ!俺と弓塚さんは尽くすぜ?」
「お前・・・俺マジで野郎共に刺されるって」
「お前なら撃退できる!それにハーレムは今更だろ?」
「マジで勘弁してくれ・・・」

 

2017年6月19日

今日は厄日!(爽やかな声で)

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「くっ、ころ・・・待て待て!マジで凶器を振り上げるな!」
「いや、お前があんまりにも殺して欲しそうだったから」
「そこは襲うところだろ!?ただし性的な意味で!」
「弓塚さん。どうして机を抑えるのかな?」
「遠野くん絶対掴んで投げる気でしょ」
「投げない投げない。ただコイツに叩きつけるだけだから」
「殴る気だった!?」
「弓塚さん。今コイツを怒っておかないと後でとんでもない事が起きるかも知れないんだ」
「でも!」
「弓塚さん・・・最近この馬鹿から迷惑を被った事は?」
「・・・・・・」
「何故手を放す!?さつき!?」
「さて、自分の胸に手を当てて───そこで俺の手を掴むのは何故だ?」
「当ててもらおうと」
「弓塚さーん!弓塚さーん!」
「乾さん。それは駄目、絶対」
「ィエス!マム!」
「周りの動揺が凄いな・・・」
「と言うよりも乾さんは遠野くんが関係しなかったらクールだから」
「キャラ崩壊の原因を俺が作っているようにしか聞こえないんだけど」
「あはははは・・・なんでこんなに壊れているんだろうね・・・」
「俺は悪くないぞ・・・」
「遠野の事を思っただけで色々暴走するんだ!」
「物理的に?」
「心身共にお前を求めているんだ!」
「全力でお断りします」
「!?」

 

2017年6月20日

それは本当かい!?

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「───なあ、遠野」
「ん?」
「お前さぁ・・・そっち系の趣味か?」
「は?」
「いや、乾さんにあんなに迫られてスルーしているというか、抵抗しているのを見てな・・・」
「姿は女性。心は男性な奴だからなぁ・・・何か腐れ縁の友人という認識以外できないな」
「マジか。でもあんなに胸もあって美人なんだぞ?」
「馬鹿だけどな」
「いや、頭良いだろ」
「成績はな・・・試験期間中はテスト対策をすると言って家に転がり込んでくるからなぁ」
「は!?」
「それで何度面倒な事になったか」
「面倒って何だ。面倒って」
「来客中で無茶苦茶気まずくなった」
「・・・空気を読まない発言をしたんだな?」
「・・・・・・ああ」
「なあ、もしかして」
「主治医の娘で姉のような人だ」
「ああ、うん。なんか静かな修羅場が見えた気がした」
「修羅場ってまでは行かなかったが、勘弁して欲しかったよ」
「それを平然というお前が凄いよ」
「まあ、兎も角おれはアイツを女性と見ていない」
「了解した。みんなにはそう伝えておく」
「頼む。マジで頼む」
「なんか遠野、追い詰められてないか?」
「最近隣を通った際に舌打ちされたりするんだよ」
「「リア充爆ぜろ」と念仏みたいに唱え続けるクラスメイトとかマジ勘弁だぞ」
「何か、その気持ちは分からなくもないが、ガッツリ被害者だな」
「本当に勘弁してくれ・・・」

 

2017年6月21日〜22日

気が付くと畑違いの仕事が増えている不思議。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「志貴さま・・・何故そう簡単に人を拾ってくるのですか・・・」
「戦場で拾っちゃって・・・後で返してくるから」
「どう見ても一軍の将ですが」
「ゲンガーちゃんの知り合いに代わって貰っているから大丈夫。少しブーストかけているし」
「何がどう大丈夫なのか分からないのですが」
「撤退戦だったし、この人達は自国の防衛のために戦っていたからね」
「しかし」
「僕の国のお隣さんなんだよ」
「・・・」
「まあ、異世界のだけど」
「・・・しかし、色々とまずいのでは」
「治療だけだよ」
「見過ごす事は出来ないと」
「お客さんだし」
「客、ですか」
「うちの農産物の買取先の一つだよ」
「そうですか。しかしこちらに運ぶ必要は」
「研究所で検査するためだよ」
「えっ・・・!?」
「その方が良いって変身したゲンガーちゃんの知り合いが言ってたよ」
「・・・そうですか」
「あと、ちょっと説得を」
「説得(物理)でしょうか」
「物理的な武力を用いた交渉や圧力交渉をするつもりはないよ!?」
「しかし、彼女にとって異世界であるここへ連れてきた時点で・・・」
「あ」

 

2017年6月23日

本日六月二三日。沖縄県は慰霊の日となっております。黙祷。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───では、無事に撤退できたと」
「貴女が背中に矢を受けるまでは何とかなっていましたが、弓兵隊の矢を背に受けた倒れた直後から動揺が走り」
「・・・しかしそれでは替え玉を用意する手間も時間も」
「ドッペルゲンガー・・・二重体とも呼ばれますが、貴女の情報を読み取ってもらって代理で撤退戦に参加させています。なので口裏を合わせてもらおうかと」
「口裏?」
「ほぼ致命傷でしたので。直前にこれを着ていたと」
「これは・・・いや、これで防げるわけが」
「下手な鎧よりも防御力がありますから。このように」
「・・・・・・」
「?」
「・・・今、どこから武器を取り出したのかも、どのようなモーションで攻撃したのかも分からないのだが」
「えっ?」
「いや、その威力は分かった。その服の耐久力も分かったが・・・今の一撃がまったく分からなかったんだ」
「えっと、こうして・・・こう」
「武器が何もないところから現れたんだが!?」
「これでも王なので身を守る手段は大量なんです」
「王ッ!?・・・ッ、失礼し「あ、それは良いですから。お隣さんですし」」
「隣?まさか賢者の都、七つ名の都と名高い」
「あの、賢者の都ってのは良く聞きますが、七つ名の都とは?」
「あ、ああ・・・その、人に聞く度に王都の名が違い、行く度に外見も変わると・・・賢者の王都、幻想の王都、首都洛陽、首都成都、首都建業、皇都蓬莱、神都月礼など・・・」
「あの軍師と愉快な仲間達は・・・後で締め上げないと」
「あの・・・」
「町の名前はまったく決めていないんです。世界には国として認めてもらいましたが、民もそんなにいないのでみんな気ままに食料を作る大規模農場都市になっていますし。ああ、武力はありますよ?」
「それは───聞き及んでいます。文官が盗賊達に襲われているところを助けようとしたらまとめて吹き飛ばされたとか」
「・・・」
「その後部隊を率いて来た族の群をその文官一人で倒したとか」
「あの、その文官の特徴は」
「白い鳥の羽の束らしき物を持っていたとしか」
「諸葛ェ・・・」
「まさかここが賢者の王都とは」
「あ、いえここはそことはまた別の所で」
「!?」

 

2017年6月24日

明日はお仕事。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「あの・・・室長。いつの間に転移室を作っていたんですか?」
「家の所でも幾つか事件があってね。作ったんだ」
「そんなにホイホイ作れる物では・・・」
「作った物はしょうがないよ。ワープゲート理論を技術で構築したからね」
「技術って、そっちの技術であって一般の技術ではないですよね?」
「当たり前じゃないか」
「当たり前ですか。そうですか・・・しかもいつの間にか専用の部屋まで用意させるなんて」
「君が跳ばされるところと興した国へのフォローは全てしているからね」
「実験込みですけど・・・ありがとうございます」
「どういたしまして。そしてようこそ、賢者の王都へ」
「じゃ、僕は孔明さん怒ってくるんで」
「あの、私は・・・」
「ゲンガーちゃん!」
「はいはい」
「!?」
「連絡と打ち合わせをお願い」
「違和感なく溶け込めているみたいだから夜にでも元に戻ってもらう予定だよ」
「じゃあ特産自慢でもしてて。ゲンガーちゃんが作ったスイーツショップとか」
「知られてた!?」
「前、ここに弓塚さんが紛れ込んできた時に紹介したでしょ」
「う゛っ!?」
「じゃ、行ってくるね」
「孔明さんなら陸遜さんと賊徒討伐に行きましたよ」
「・・・は?」
「つい四〇分ほど前なので追えば間に合うかと」
「───予定変更で。子龍殿の所へ案内してあげて」
「槍のしゅぎょう、ですか?」
「うん。例え半日でも得る物は大きいと思うんだ」
「・・・了解です」

 

2017年6月25日〜26日

トップページの更新だけができなかった件について。あと、倒れてました。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「酷いと思わないか?」
「突然どうしたのさ」
「痴漢冤罪どころか婦女暴行の疑いで捕まりかけた」
「乾とうとう・・・・・・」
「あ、何か周りの視線が冷たい!?」
「お前だからなぁ・・・」
「いつかこんな事になるんじゃないかと」
「乾くん。自首した方が良いよ」
「遠野!」
「婦女暴行だから自首してもねぇ・・・」
「助け求めたのにその台詞はあんまりじゃねぇ!?」
「男女分け隔てなく?」
「殴る」
「性的な意味じゃなくて暴力的な意味とか?」
「───殴りかかってきた相手に対してカウンターを喰らわせた記憶はある」
「それだ!」
「やっぱり犯人じゃねーか!」
「相手暗殺者だぞ!?」
「証拠が残るような攻撃をした時点でアウト」
「残念。内臓破壊系の弱攻撃だ」
「ああ、だから捕まりかけたと」
「あと、警官もグルだった」
「・・・よくもまあ、抵抗しきったなぁ」
「警察署で俺なら間違いなくこうするという事例を幾つか提示したから解放されたよ」
「乾お前・・・」
「それは・・・」
「署の人達、みんな生温かな目で有彦の事を見ていたんだろうね・・・」
「犯人達以外は」
「何故だ。何故みんなそんな目で見るんだ・・・」

 

2017年6月27日

終電?マイカー通勤ですよ?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「で?」
「?」
「昨日一緒にいた女性のような男性は彼氏か?」
「乾くん。わたしは遠野くん以外の誰かを好きになると?」
「あ、いやそうではなく・・・あの一緒にいた男性は誰なのかと」
「乾くん流の冗談だったんだね。思わずグシャリと・・・」
「!?」
「あと、あの人女性だからね?」
「は!?いや、あれは・・・」
「いつも男装しているんだよ。何も知らずに近寄ってきた女の子を喰っちゃうんだって」
「明らかに男だろうが!」
「女性だったよ?」
「既に確認済みと・・・」
「遠野くんに近付く輩は性別関係なく確認対象だよ」
「排除対象じゃなくて良かったのかどうか・・・」
「確認結果次第だよ」
「・・・で、奴は?」
「本能に忠実だけど、そこはキチンと教育したから」
「・・・何だろう。今、弓塚の目が笑ってなかった・・・」
「場合によっては駆除も考えていたし」
「駆除って・・・駆除って」
「そう言う人だったんだよ?」
「・・・・・・」

 

2017年6月28日〜29日

厄日って、ご存じ?

───────↓以下、本日の短編(最弱なモブでも引きだけはいい?)↓───────

「・・・遠野くん。ありがとう」
「飯塚。体弱いんだから無理するなよ?」
「あははは・・・遠野くんには言われたくないよ」
「む?」
「まあ、ここまで弱いってのも珍しいとは思うけどね」
「弱いって言うよりも・・・よく生活できるなというレベルだと思うけど?」
「まあ、それは常々思ってます。助けてくれる人達が居なかったら何処で死んでいてもおかしくないし」
「何処も悪くないのに吐血とか、突発性の目眩とか、常時微熱で風邪ひくと入院確定とか・・・」
「僕よりも死にかけの人なんて沢山いるけどね」
「や。お前今の状況考えてみろ」
「・・・何故か乾くんに背負われて、遠野くんが僕の鞄を持っている」
「つまりは?」
「登校途中。しかも裏門前で倒れました。はい」
「挨拶と同時にそのままダウンするとは思わなかったぞ」
「あははは・・・御免ね乾くん」
「いや、まあ遠野同様離れ業をやってのける奴だと分かっていたから向こうで待機していたしな」
「有彦も立派な保護者だな」
「手の掛かる弟をもった気分だよ」
「・・・ねえ」
「ン?何だ飯塚」
「あのお姉さん、何かこっちガン見してるけど」
「しているな」
「まあ、気にするな」
「あ、うん」
「それよりも保健室だ保健室」
「教室でそのまま突っ伏すのは・・・」
「「却下だ馬鹿者」」
「あうっ」

 

2017年6月30日

ケーブル切断。私の部屋は2階。ルーターは1階。無線ルーターはあるものの不安定なのでケールルナのに・・・

───────↓以下、本日の短編(最弱なモブでも引きだけはいい?)↓───────

シエル

遠野くんを待ち構えていたら一人どころか三人連れでしかもスルーされました。
まったく、効いていない?
と言うよりも何か乾くんが子どもを背負っているんですけど!?
しかも子どもの方がわたしを見て首をかしげながら何か言っていますが二人がスルーしている感じで・・・
あれぇ?
なんか色んな意味で負けた感があるんですけど!?
まっ、まあいいです。接触の機会はまだまだあります。
しかし、あの子どもは一体・・・まさかあれが飯塚くんという訳は・・・
資料を思い出して・・・身長、顔。
───合致しますね。
イヤイヤまさかそんなそんな。
え?あれどう見ても小学生ですよね!?
わたし誤記載だと思ってましたよ!?
いや、まあ、合法ショタとか見た目が少年中身は・・・って輩もいますが、アレはどう見ても
イヤイヤ落ち着けわたし。
アレは紛う事なき一般人。
資料含め遠野くん以外は、遠野くん以外は・・・
ありましたね。
誤記載。誤情報だと思っていました。
幼い頃病気により生死の境を彷徨い、以降成長が止まっているとか。
下手をするとわたしと同じですが?
しかも病弱状態で固定とかイジメなんてレベルじゃないですよ。
これは・・・少し調べてみる必要があるかも知れませんね。