2017年2月1日

・・・転がってる転がってる・・・悪化という意味で。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「それは!?」
「有彦まさか・・・」
「バレンタインデーに向けて昨日のうちにチョコを15個買ったんだよ!」
「お前・・・」
「乾くん・・・義理チョコなら渡しても良かったのに・・・」
「アレ?何か思っていた反応と違う」
「一体どんな反応を期待していたんだよ」
「いや、何かお前馬鹿かという視線か、お前天才かという視線をだな・・・」
「哀れみ以外気持ちが傾かないな」
「クラスのみんなの視線は前者みたいだけど」
「俺が悪いのか・・・」
「存在自体が」
「そのレベルか!?」
「二月の乾くんは壊れやす・・・壊れているからね」
「言い直されるレベルか」
「空回りが過ぎると理解しろ」
「えっ?俺そこまで酷いか?」
「ああ。これから14日までの間どうなるか予想も付かないレベルだ」
「三択だと思うよ?」
「えっ?」
「一周回って元通りか、悟りの境地に達するか、過激派に走るか」
「「三番目で」」
「乾くん、自分でそう言うんだ・・・」
「遠野!お前だけは俺の善良性を信じていると思ったのに!」
「───ハッ」
「鼻で笑うほどか・・・」

 

2017年2月2日

悪化。息苦しすぎて辛い。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───ただいまぁ・・・」
「志貴さま。いつもとは違う世界へと飛ばされたようでしたか」
「うん。でも何故か月礼教があったよ」
「えっ?」
「そんな事よりも更に凄い教団があったんだ」
「更に凄い教団、ですか」
「うん。大地母神教っていう所なんだけど」
「敵対勢力ですか?」
「凄く紳士的で神官も優しい人なんだけどね・・・」
「何か、含みのある言葉ですが・・・」
「魔法がおかしいんだ」
「魔術ではなく?」
「あの世界では全てが魔法。だけどアレは魔法違う」
「志貴さまが否定するほどですか」
「だって大地の嘆きって叫んで全力で五体投地したり、慈母の指導って言いながら握りしめた石を相手に投げつけるんだよ!?」
「・・・それは・・・」
「確かに五体投地した時に彼を中心に周辺数十メートル範囲で地震が起きたよ!?握りしめた石も超圧縮された危険物をかなりの速さで投げつけるような代物だけど!」
「それは・・・身体強化では?」
「そんな兆候は見られなかったし、魔力の流れもなかったよ」
「その世界の身体的特徴などでは」
「いたって普通の人間なんだけど・・・しかも複数の神官が全員できる」
「無茶苦茶な世界ですね・・・」
「しかも回復魔法なんてモノの存在しない世界」
「魔法はあるのに、ですか」
「もう訳が分からなかったよ・・・」

 

2017年2月3日

恵方巻きすらまともに食べることもできないくらい咳が・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「空気読め」
「いきなりなに!?」
「空気読んでチョコの話をしないとか!あるだろ!?」
「いや、まったくしてないけど?」
「えっ?」
「・・・アレ?本気で言ってたの?や、僕も弓塚さんも本当にチョコの話なんてしてなかったんだけど」
「えっ?え、マジで!?」
「・・・今の乾くんは過剰反応しているとか?」
「あー・・・安心して。今年はギリも何もないから」
「・・・・・・えっ?」
「うん。予算の都合的な何かで」
「都合的な何かってなんだ!?」
「まあそんな感じで。ないと分かればバレンタインなんて気にしないでしょ?」
「───世間様はやっているのに!?」
「他所は他所うちはうち」
「最強のトドメを・・・」
「というわけで今年は誰にも何もあげないということで」
『!?』
「・・・えっ?なんでみんな同じ反応?」
「わたしたちも!?」
「?うん。義理チョコも何もあげないって」
「・・・終わった・・・今年終わった・・・」
「どうしてみんなお通夜のような空気!?」
「───俺の心象世界が外に漏れ出したか」
「なら乾くんを仕留めれば・・・」
「何か矛先こっち来た!?」

 

2017年2月4日

風邪更に悪化。何か洒落にならない音がするんだけど・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───ということで少なくともクラス分は作らないといけなくなった」
「まあ、そうなるわね。わたしも志貴から欲しいし。最悪無くてもわたしからあげるけど」
「今年はお仕事以外でチョコとは関わりたくないなと思ったんだけどなぁ」
「お店のチョコね?」
「今月入って既に20回は試食してる」
「・・・・・・えっ?」
「うちの子達のチョコの試食を」
「そんなに!?」
「新商品とバージョンアップの度に試食持ってくるし」
「わたしも食べる!」
「食べてくれるの?」
「うんっ!」
「良かった・・・シエルさんは早々にダウンしたから」
「えっ?」
「トリュフチョコに、チョコドリンクに、ガトーショコラ、フォンダン・オ・ショコラ、ザッハトルテ、オペラ、ドボシュトルタ、レーリュッケン、ムース・オ・ショコラ・・・チョコレート・ファッジとチョコレートマフィンも」
「待って!もしかしてそれをわたし一人で!?」
「えっ?うん」
「まさかとは思うけど、それで一つ扱い?」
「今アルクェイドさんが止めたけど、他にもエクレアとジャーマンチョコレートケーキ、ジャンドゥーヤ、モーツァルトクーゲルとかもあるからね?」
「・・・志貴。シエル、なんて言ってた?」
「もうこれ以上太ると外に出れなくなっちゃうって」
「だよねー。でもわたしは平気!さあ!」

「──────御免。平気だけど辛い・・・」
「日本語としておかしいよ?」
「味覚がリセットされない・・・甘さがずっと残るよ・・・」
「そんな時はチョコドリンクで」
「それトドメだから!」
「えー?」
「志貴、平気な顔して食べているけど・・・大丈夫なの?」
「何処がどう変わったのかも説明できるくらい味覚は平気だよ?」
「・・・・・・」

 

2017年2月5日

PCがネットに接続できなくなって何日経ったかな?風邪も酷いし寝れないんですが。

───────↓以下、本日の短編(PANIC─ 一号店の風景─)↓───────

「大喜びのクレームだらけって何だろうね」
「は?」
「デリバリーがね、凄いことになっているんだ」
「何かやらかしているんですか?」
「ここよりも早くチョコレートフェアーを始めたんだけど、開始直後から注文殺到」
「そりゃそうなりますって」
「あのデリバリーのチョコ構成は色々な意味で危険だよ」
「まあ、ラインナップは異常に多いですが」
「僕も娘に頼まれてオーダーしたけどね。今回ほど上限がありがたいと思ったことはなかったよ」
「今日から開始だったのにもう食べた人が身近に居た」
「オーダーは僕がしたけど、一口も食べていないよ・・・」
「奥さんと娘さんに食べ尽くされたんですね・・・」
「うん・・・だからちょっと切なくなってここに来たんだ・・・」
「えっと、何を注文したんですか?」
「ザッハトルテとチョコレートマフィン」
「あー・・・」
「甘味を前にした女性に挑むなんて恐ろしいことをできるわけないしね」
「微妙にトラウマになってませんか?」
「奇声を上げながらマフィンにかぶりつく奥さんを見て命の危険を感じたんだよ」
「「うわぁ・・・」」
「まあ、気持ちが分からなくもない」
「えっ?」
「あのお弁当を食べて凄い反応をしていたからね。それ相応の反応をするだろうなとも思っていたし」
「何か済みません・・・」
「いや、面白い奥さんと娘が見られたんだからそれはそれで良いんだ」
「良いんだ・・・」
「ただ、今帰るのはちょっと怖いかな。悪いけど今日は夕方まで居座らせてもらうよ」
「あ、はい。どうぞ」

 

2017年2月6日

まあ、色々ありまして・・・まだネット接続ができない状態です。スマホはできるんですが・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC─ 一号店の風景─)↓───────

「店内の雰囲気が凄いことに」
「フェアー延期の余波ですね」
「まあ、本国を先にした結果がこれだからねぇ・・・良かったと言えば良かったんだけど」
「向こうは修羅場続きですね」
「行きたい?」
「この修羅場が終わってからなら」
「手配しておくね」
「で、どうするんですか?本当に正午から解禁するんですか?」
「するよ。先にうちの子達の作ったモノを、だけどね」
「あの志貴さんの作ったモノでは無いんですよね?」
「アレは10日から一日個数制限をかけてここと本国での二カ所のみの販売にするよ」
「そうしないと戦争になりますから・・・」
「今の時点でかなりギスギスしているよねぇ・・・」
「欲しい人は挙手をしてオーダーをとるって・・・大丈夫ですか?」
「少なくとも1オーダー2品で確実に行き届く状態だから戦場になるのは最初の5分程度だと思うけど」
「・・・この人数で、5分ですか」
「厨房からはノータイムだからA班B班計8名居ればイケルイケル」
「オーナ−・・・目が泳いでますよ」
「今、何か嫌な予感がしたんだ・・・」
「何処に電話を?」
「応援をね・・・」
「多すぎませんか!?」
「僕が引っ込んで代わりに2人応援を回すよ」
「オーナー!?」
「厨房内に引っ込むってことだからね?」
「オーナー自ら鉄火場に・・・」
「ほら、みんな時計を見始めたよ」
「って応援間に合わないじゃないですか!」
「「必要と聞いて!!」」
「!?」
「ラッシュ開始まであと5分!」
「「了解。直ちに着替えて持ち場につきます」」
「何か息ピッタリなんですけど!?」

 

2017年2月7日

パーツの買い直しとwifi機器の買い直し。配線も?え?まさか配線のみでも行けるんじゃあ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC─ 一号店の風景─)↓───────

「・・・終わった・・・」
「明日も明後日も同じ感じかなぁ」
「それは、勘弁して欲しいですね」
「まあ、どうなるのかは流れ次第だと思うけど。お隣さんもかなり疲れ切っていたし」
「えっ?あのお店がですか!?」
「商品ほとんど無いみたい」
「ここであんなに食べて更に隣で買い物をして帰っていると!?」
「そうみたいだね」
「・・・食に対する執念って恐ろしいですね」
「あと、ここで食べる人達の胃袋と金銭感覚が怖い」
「オーナーが言いますか」
「売上も凄いことになってるし」
「明日もこんな感じでしょうか」
「読みにくいね。こんな感じだろうとは思っているけど」
「流石に今日来ていた人達は───」
「来ないと思う?」
「───来ますね。ということは今日より大変な目に」
「そうなるだろうねぇ・・・」
「大丈夫なんですか!?」
「食べ物は大丈夫。ただ、スタッフがねぇ・・・」
「1週間保ちませんよ!?」
「だよねえ・・・まあ、他の店舗からヘルプを呼ぶから」
「他の店舗からヘルプが来る可能性を無視していませんか!?」
「他店舗は他店舗でヘルプ入れているから」
「いつの間に・・・」
「各店舗4名ヘルプ入れているから一人くらいなら問題無くこっちに回せるよ」
「現状を見てそう言いますか・・・」
「だってイベント当日はそれ以上来るってことで、他店舗がその分空くってことだからね?」
「当日は体調不良で休むかも知れません」
「ほんとうに?」
「・・・オーナーのコスプレ姿を見逃すほど愚かじゃないです」
「えっ?僕また何かすることになるの!?」
「聞いてないんですか!?」

 

2017年2月8日

風邪、悪化。肺炎ちゃうのん?コレ

───────↓以下、本日の短編(PANIC─ 一号店の風景─)↓───────

「琥珀さん?」
「志貴さん、何かギリギリ言ってます!」
「僕、イベント当日何かコスプレすることになってるの?」
「えっ?しないつもりだったんですか!?」
「しないよ!?」
「ええっ!?ゲンガーさんが白のタキシードをもってウロウロしていたからてっきり」
「彼女はしたとしても僕はしないよ!?」
「三着持っていたのに・・・」
「後で確認しておくかな・・・」
「で、本当にどうするんですか?このままだと例年以上の修羅場確定ですよ?」
「デリバリーで多少減ると思ったんだけどなぁ・・・」
「デリバリーで時間外を。時間内なら食べに来るといった状態ですね」
「時間外以前に来られない人達が購入しまくっているっていった感じだけどね」
「それでも来られない人って半数もいないじゃないですか」
「絶対に増やさないからね?」
「えー?」
「そう言えば琥珀さん」
「はい?」
「本国のお店から料理人のヘルプが来ているんだ」
「・・・えっとぉ?」
「だから琥珀さんお願いね?」
「えっ!?」
「転送開始」
「ちょっ!?志貴さんその攻撃はあんまりですよ!?」
「攻撃ってそんな。ヘルプだよ、ヘルプ。修羅場あけたら迎えに行くから」
「そんなの15日以降じゃないですかーーーーーーっ!」
「転送完了。さてさて・・・今日の状態を踏まえて当日の調整もしないとなぁ・・・」

 

2017年2月9日

肋骨痛い。座るとダウンする。どうしろと?仕事しろと?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「なあ、遠野・・・何か弓塚が抜け殻状態なんだが」
「昨日のアルバイトがキツ過ぎたみたい」
「いや、あの弓塚がここまでダウンするようなバイトって何なんだよ・・・」
「ウエイトレス的な巫女?」
「コスプレ喫sアダムスッ!?
「コスプレはしてないよ!」
「何というタイミングで復活するんだ・・・思いっきり顎打ち抜かれたぞ」
「変な事言うからだよ!」
「しかし、なぁ・・・さっちんウエイトレスだと、死者が出るんじゃねーかい?」
「ほとんどが紳士淑女で弓塚さんが怒るような相手は滅多に居ないよ」
「滅多なことがおこった場合は?」
「討伐レベルのことをしているから周辺のお客さんも協力してくれることも多々あるよ」
「討伐レベルってなんだ!?」
「いきなり「俺の妾になれ」って言い出したり、抱き寄せようとしたり・・・かなぁ」
「言っちゃ悪いが、そんな命知らず、居るのか?」
「稀に」
「で、どうなる?」
「皆さんでボコボコにして出入禁止処置」
「・・・何だろう。それ以上のペナルティが発生していそうな気がする」
「みんなそう言った相手には容赦ないからねぇ」
「法を司る、女神様とかもの凄くイイ笑顔で攻撃しまくったりしてたからね」
「えっ?」
「逆関節決めてたよね」
「余程恨みもたまっていたんだと思うよ。同じ世界の相手だけに」
「あー・・・」
「・・・・・・何だろう。誰?って聞いちゃいけない気がしてきた」

 

2017年2月10日

普通の咳なのにヒューヒュー言ってる・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───さっきから同じようなオーダーを受けて同じようなモノを提供し続けている気がするんだけど」
「奇遇ですね。わたしもさっきと言わず一時間以上そんな状態が続いているような気がしています」
「気のせいじゃなかったのね・・・」
「アルクェイド。貴女はまだマシです。時折別の人が普通のオーダーも入れているのですから」
「・・・シエルの所は完全に椀子蕎麦だっけ?あんな感じよね」
「ええ。さっきからエクレアとザッハトルテ、そしてレーリュッケンの三品のローテーションです」
「常人だったら死んでいるレベルだと思うんだけど・・・糖分の取り過ぎで」
「まあ、見てのとおり流れ作業と化していますが」
「・・・オーダーが手信号になっている時点でおかしいって」
「相手は神です。神の深謀はわたし達には分からないのですよ」
「分かりたくもないわね」
「エクレアが2個単位になった件について」
「ちょっ!?」
「チョコドリンクも追加ですか!?」
「・・・流れが変わったわね・・・」
「あの、あのお客さん・・・何と戦っているんですか?」
「食べ終わったらこんな甘味のないところに帰らないといけないから食いだめらしいわよ」
「そうですか・・・あ、ティーセットのアールグレイください」
「りょうかーい」
「ぅうっ・・・普通の注文を受けているアルクェイドが羨ましい・・・」
「・・・私も似たような状態なのですが」
「シオンさんは・・・切り替えができるから良いじゃないですか」
「こちらも55分ほど4アイテムのローテーションです」
「・・・飽きてくれるまで、いえ、満足してくれるまで頑張りましょう」
「・・・・・・そうですね」
「「はぁ・・・」」

 

2017年2月11日

咳が少し少なくなったのでホットココアを飲み、チョコを食べる→何故か咳が悪化。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「みんなの疲労がピークに?」
「はい。このままですと明日にでもダウンする人も出るかと」
「じゃあ・・・僕特製の甘酒を」
「まさか・・・アレですか?」
「一般用!」
「少し薄くした程度の物を一般用と仰っているだけでは?」
「色々手を加えたんだよ。大丈夫!濃度はあれ以下だし甘酒に使用するような物以外は加えていないよ!」
「・・・これを至急研究所へ」
『畏まりました』
「信用ゼロ!?」
「ことこれに関しては志貴さまはほぼ100%やらかしますので」
「うわぁ・・・本気信用無い」
「これをどれくらい作られたのですか?」
「30リットル」
「・・・志貴さま。一時間後には判明するとのことです」
「本当に何も足してないのに」
「ちなみに」
「?」
「渡した際に「コレを誰かに飲ませていませんよね?」と聞かれたそうです」
「・・・うん。研究所の人が僕のことをどう思っているのか良く分かる台詞だね」
「念のために調合の順番を聞いておいて欲しいとの」
「調合って・・・薬品じゃないのに・・・」
「御神酒ですよね?」
「甘酒だよ!?」
「米麹と水、もしくは米麹と米ですか?」
「お米と水と生姜、あとほんの少しだけの日本酒だよ?」
「・・・ほんの少し」
「何か翡翠ちゃんが凄く突っかかってくるよ」

 

2017年2月12日

ネットワーク環境は体調が戻り次第なおします。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「志貴さま。前回の物と比較しても効果が上がっているとのことです」
「ふぇ?」
「のんびり飲まれているようですが、鑑定レベル換算で言えば+1程度の効果上昇が確認されたとのことです」
「なんで!?」
「恐らく手順ではないかとの事ですが・・・」
「翡翠ちゃんの「絶対何かやらかしているんだろうなぁ」って言う顔が地味に傷付く」
「結果論で申し上げれば「やらかしている」ということになりますが」
「だよねぇ・・・」
「しかし、今回はコレをそのまま飲んでいただきましょう」
「そこまでマズイ状態!?」
「はい。先程と同じ説明になりますが、明日にでもダウンする者が出ます」
「じゃあ、すぐに用意するね!」

「・・・効果、凄いね」
「志貴さま」
「・・・次回からはもう少し落とした物を用意するよ」
「次回と仰いますと・・・3月ですか」
「あ」
「・・・三月のご予定は」
「ホワイトデー対策で忘れてた」
「それでしたら行わないという選択肢も」
「すぐに用意できるから大丈夫!」
「志貴さまの式神が完全に調理部隊となっているような気がしますが・・・」
「常に動きたいらしいからねぇ」
「しかし流石に」
「───三品新しく用意するって。20日からオーダー票に載っけるんだって」
「なんと言うことを・・・」

 

2017年2月13日

お仕事、一段落するまではお休みできません。あと、風邪ますます悪化。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「明日に向けてできる用意は全て終わったよ」
「ホワイトデー対策ですか」
「うん。今回僕から配ることは一切ないし、受け取るつもりもない。例え受けたとしてもお返しや貸しの概念なし!」
「断固拒否ではないのですね」
「知り合いからはねぇ・・・でも基本受け取らない方向で調節したから。あと貢ぐのも供物も禁止にしたよ」
「禁止にできるものなのですか?」
「一括設定でできたよ」
「一括設定って・・・」
「一部世界では神殿前に立て看板をしてあるよ」
「意味はあるのですか?」
「え?だって看板には「期間中に供物を捧げた場合、世界内の支援を求める教会へ転送されます」って」
「・・・志貴さま。それはかなり利用者が増えそうですが」
「え?なんで?」
「自動転送という訳かと思いますが」
「そうだよ」
「捧げると自動的に貧しいところや支援を求める場所へと供物が届けられる。これほど安全な援助物資輸送システムがあったでしょうか」
「・・・あー・・・」
「恐らくその世界での志貴さまに対する信仰が恐ろしく上がっているのでは?」
「えっ!?ちょっと確に────あー・・・」
「志貴さま?」
「信者がこぞって捧げてる。そして祈りを捧げてる・・・転送先も凄いことになってるし」
「・・・・・・」
「管理人さんにお願いして転送ログを看板下に設置してもらおう」

 

2017年2月14日

バタリ。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「増援はまだ!?」
「お客さんが増えるばかりでこちらの増援は期待できません!」
「オーナーより入電!20分以内に各店舗3名の増員を送るとのことです!」
「みんなあと一息よ!増員が来れば少しは楽になるわ!」

「・・・全店舗修羅場と化しているなぁ・・・」
「志貴さん。わたしは行かなくても?」
「琥珀さんは一号店に夕方からお願い。夕方が一番厳しいと思うから」
「えっ?」
「常連さん達、まだ来てないみたいなんだよね・・・特に甘味大好きな人達が」
「まさか・・・」
「一号店は夕方がピーク。二号店と三号店は今かな・・・向こうは今日一日ずっとこの調子だと思うけど」
「本国の人達、全員倒れませんか?」
「向こうは夕方からうちの子達が対応するから」
「!!?」
「まあ、何かその事事前通達したら全員残るって。裏方でも何でもやるので残業させてくださいって・・・休ませるために投入するのになぁ・・・」
「事前に言うから逆効果なんだと思いますよ・・・」
「Ω隊各店到着。さて、コレで少しはみんな休憩できれば良いけど・・・」
「あのー・・・志貴さん。何か見慣れない人が各店一人ずつ居るんですけど?」
「え?」
「あの男性の!まさかアレもメカ翡翠ちゃんですか!?」
「前から居たよ?」
「えっ!?」
「あー・・・多分琥珀さんには知られたくないからって部隊のみんなが秘匿していたかも」
「そんなっ!?」
「まあ、完全に隠密行動の小隊員だから琥珀さんに会うことは滅多に無いと思うけど」
「夕方が楽しみです」
「夕方には引き上げてもらうから大丈夫」
「それ大丈夫じゃないですよね!?二重の意味で!」

 

2017年2月15日

病院へ行く余力すらなくお仕事してます。ネットワーク修理はいつになる事やら・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「し〜き〜。コハクが倒れてるんだけど」
「修羅場明けで精も根も尽き果てているのでそのまま寝かせてあげてください」
「フロアで倒れているから邪魔なのよ」
「隅に転がしておいてください」
「了解」
「・・・志貴。琥珀は頑張ったのよ?」
「夕方前に一号店に突撃してましたからね」
「直前にヘルプが一人抜けたのと関係してる?」
「あれ、メカ翡翠ちゃんです」
「へっ?志貴の部下だって・・・」
「部下と言えば部下ですね」
「まさかヘルプ全員?」
「全員です」
「・・・自然すぎてまったく分からなかったわ」
「研究所で最終処理をした完全版ですからねぇ」
「中に男も居たんだけど、アレもそうってことよね」
「はい。男装型です」
「えっ?」
「男装型です」
「・・・うわぁ・・・一部の女性客が大興奮していたんだけど」
「ヘルプのヘルプですから恐らく会う事はないと思いますよ」
まあ、アウトコードでメカ七夜くんも居ますが
「何か今トンデモナイ台詞が聞こえた気がする!」
「先生。急いで片付けをしないと皆さんが帰れませんよ」
「ちょ!志貴!今ポツリと呟いた台詞をもう一度!」

 

2017年2月16日

二十日近く咳き込んで・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───というわけで在庫の98%が無くなってしまいました」
「80%と予想していたのに98%も無くなるとは・・・」
「同じことが3月もおきるとお考えですか?」
「無いよ」
「では」
「うん。当初の計画通りで」
「畏まりました。生産体制は予定通り2レーン態勢で」
「お願いね」
「失礼いたします」
「───あの、オーナー・・・今の人は」
「うちの子」
「お子さんですか!?」
「いや、僕の式神」
「えっ!?」
「アルクェイドさんや先生達には内緒だよ?」
「何故ですか?」
「まだ見せたこと無いからね」
「今のはどうして・・・」
「デリバリーの打ち合わせとか色々していたんだよ」
「デリバリーって、あのサービスですか?」
「あの子が統括しているからちょっと打ち合わせをしていたんだ」
「凄く執事って感じでした」
「着るようにって強要していないんだけどな・・・前は狩衣着ていたし」
「そっちも見たいです!」
「今日見られただけでもラッキーな人だと思って」
「えーっ!?」
「いや、本当に滅多に人前に出ない子だから」
「う〜・・・わかりました」

 

2017年2月17日

肋骨が痛い。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ぬははははは!我が来たからにブグッ!?」
「スライド、アーンドカカト落としッ!」
「ぎゅーぅわうぇーーーーーー」
「ったく変なモノがわき出してきたな」
「・・・乾くん。今の魔人の類だよね?」
「シラネ。最近変な歪みと共にポコポコ出てくるから見つけたら叩き潰しているんだが」
「モグラたたきみたいに・・・」
「ふむ。スカートの下にスバッツァ!?」
「千度死ね」
「・・・弓塚さま。今のは顔がグシャッて・・・」
「痴漢や覗きは万死に値する犯罪だよ?」
「ソーデスネ」
「乾くん。最近って、いつ頃から?」
「14日辺りだな」
「・・・理由が分かった気がしたよ」
「なぬ!?さっちん灰色の脳細胞が炸裂した!?」
「炸裂したら死んじゃうよね!?」
「何があったからこうなんだ?」
「13日辺りからある地域に神様が集中してやってきていたんだよ」
「・・・えっ?」
「神在月とかじゃ無くて、異世界の神様達」
「それは・・・不味いんじゃないかい?」
「対策はたてていたみたいなんだけど、多少の歪みができているんじゃないか」
「ヒャッh「吩ッ!」」
「ないかなって」
「・・・・・・弓塚さま弓塚さま。いまの眉間が陥没して・・・」
「乾くん。わたしは連絡してくるから変なのが出てきたら対処お願いね!」
「ィエスマム!」

 

2017年2月18日

咳をする。肋骨が痛む。胸を押さえる。痛む。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───まだ歪みが抑えられていないと」
「一応、この世界の者と接触した瞬間に弾かれるようにはなっていますが」
「それでも危険な状態という事はかわりません」
「師匠!大変な事が!」
「もしかすると魔人の類ですか?」
「あ、やっぱり分かっていたんですね」
「ある程度の対策はしているのですが、歪みが修整しきれないので暫くはこの状態が続くという結論です」
「わたしや乾くんでも結構な数を叩いていますけど」
「・・・それほどですか」
「わたしは今日知ったんですけど、乾くんは14日辺りから頻繁に退治しているそうです」
「早急に対処しようにも神々が・・・」
「総本店で放送したら神様方がこの世界の周辺に膜を作るって」
「「「えっ?」」」
「あ、弓塚さん」
「あの、志貴さま。今の話は・・・」
「魔人や廃魔の類が侵攻している件については複数世界の神様が一斉に来たために起きたことだし、今後もそういうことが頻繁に起きたら困るからちょっと放送を」
「神々はただでは動かないはずですが」
「手作りクッキーセットを30セット用意して放送したら我先にと対策をたててくれたんだよ」
「えっと・・・・・・」
「僕とあの志貴くんの手作りクッキーセットだって言ったら全員一斉に席を立った」
「・・・物で簡単に釣られる神々とは・・・」
「多分これで問題無くなったと思うよ」
「我々の苦労は一体・・・」
「志貴さまに相談すれば一瞬だったのですね」
「ケースバイケースだよ」
「遠野くんにお願いすると大抵すぐだと思う・・・」

 

2017年2月19日

空咳→吐きかける→喉を痛める→更に咳が酷くなり嘔吐く。肋骨の痛みも酷い・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「お前らちゃんと帰れよー」
「分かってますって!」
「帰ったら外に出るなよ?最近物騒な挙げ句警官が殺気立ってるからな?捕まったら一発殴られるぞ」
「ぅえっ!?」
「いやマジで。俺らにも夜回りするなと言ってきてるからな」
「マジか・・・」
「下手すると警察署でお泊まりかもな」
「大人しく家でゲームしてます!」
「勉強もしろよ〜」
「ぅいっす!」
「・・・本当に物騒な世の中になったもんだ」
「おや、坂本先生」
「ああ、シエルくんか。君も早く帰りなさい。殺人犯に不審者情報と物騒な状態だ」
「殺人犯は分かりますが、不審者ですか?」
「ああ。どうやら校舎内のどこかに不審者が居るらしいぞ」
「!?」
「まあ、日が出ているうちは潜伏しているらしいから騒ぎにはならんが」
「・・・先生はその情報を何処で」
「何カ所かのセンサーが感知しているんだよ。だから君も早く帰りなさい」
「・・・そうですね。危ないので失礼します」
「心配だからと夜忍び込もうなんて思うなよ?」
「思いませんよぉ」
「思わないか。忍び込まず堂々と、か」

「さて、皆さん下校したことだし、俺は見事に宿直だ」
「・・・・・・」
「日が落ちると別の不審者がお見えなさった」
「!」
「直線的だな。まあ、投げやすいが」
「!!」
「おや、気を受けるとボロボロと崩れるのか。まあ、人で無いのなら好都合。警察呼ばずに済んでラッキーだ」

 

2017年2月20日

鈍痛鈍痛鈍痛鈍痛咳激痛。

───────↓以下、本日の短編(物理DE基本OK)↓───────

「や、それおかしいよね!?」
「魔術や魔法なんかと比べても普通だろ?」
「その普通でネロやわたしのニセ者を撃破したのよ!?ネロに至っては大喝で吹き飛ばしてたじゃない!」
「本物と比べて明らかに弱かったな」
「・・・志貴を見た瞬間に絶望的な顔をしていたわよ。ネロは」
「ニセ者なのに俺に対するトラウマ持ちってなんだかなぁ・・・」
「わたしのニセ者も終始気圧されていたわね」
「もしかして、ワラキアが志貴を最も恐れているとか」
「恐れられる理由が分からないな」
「情報を集めれば集めるほど絶望的な相手に対してどう戦って良いのか」
「ん?・・・アレは」
「!?」
「ほう、俺に対して俺を当ててくるとは・・・丁度良い」
「「えっ?」」
「同じ相手なら戦い方も似ているはず。全力で行ける」
「ちょ!待て待て!いきなり戦いを始める気か!?」
「それ以外に何がある。眼鏡を外している時点で魔眼を使う気満々だろ?なら丁度良いじゃ無いか」
「戦闘馬鹿にきっかけを与えてしまったという事か!」
「行くぞ」

「志貴。直死の魔眼って要らないよね」
「切り札として使う代物だろ?」
「・・・その切り札を使いまくっていたニセ者をボコボコにした志貴は何なの?」
「練度の差だろ」
「・・・絶対違うと思う」

 

2017年2月21日

薬が切れて洒落にならないくらい咳が・・・

───────↓以下、本日の短編(クラスメイトとしてトリップしたのでチートでMOBってみる)↓───────

「とりあえずアサシンが再起不能になったらしい」
「また、やらかしたんですね・・・」
「撃退し続けてきただけなんだけど!?」
「では何故・・・」
「キャスターが負担しきれないレベルになった。そして地脈から取ることすらできない」
「!?」
「色々仕掛けておいたんだよ。地脈については偶然だけど」
「何をしたのですか・・・」
「嫌がらせ?」
「壮大な嫌がらせをしたんですね」
「毎日石段の下に立ち全力で地脈からエネルギーを吸い上げていただけだ」
「えっ?」
「エネルギーは内部で循環させて貯える。そして再び吸い上げる・・・これを数度繰り返すと何故か地脈の供給が絞られてしまうんだ」
「・・・グランドマスター。その貯えたエネルギーは」
「未だに溜め込んでいるぞ?」
「人の身ではとても耐えられないと思うのですが」
「余裕だぞ?」
「・・・・・・セイバー。どう思いますか?」
「自害すれば許してもらえるのでしょうか」
「もの凄く混乱していますね」
「一度発散させようかとは思っているんだけど、なかなか機会が無くて」
「「是非キャスターにぶちかましてください」」
「仲良いね二人とも・・・」
「自分の身が大切です」
「あのメイガスに絶望を!」
「───何かセイバーストレス溜めてるのか?」
「ソッとしておいてあげてください」

 

2017年2月22日

修理ができないまま半月が過ぎています。UPはできずともただひたすら更新中。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「で、安売りのチョコを大量に買ったわけだ」
「ああ。お前もくうか?」
「その前に貸した金返せ」
「こちらが利子にごぜぇますだ」
「いや、要らないって」
「リボンがアクセントになっている見てくれだけのチョコだぞ!?要らないはないだろ!要らないは!」
「だけの部分を強調されてどうしろと?」
「・・・どうしたら良いんだ?」
「その机の上の惨状を見てあえて聞くが、何個目だ?」
「4個目だ」
「・・・思ったより少ないな。って言うよりもその包装が問題なんだな」
「売り物なのにこんなに厳重にしているってのもな。だから安かったかも知れんが」
「・・・有彦」
「ん?」
「この包みの裏、確認したか?」
「は?」
「これを見てみろ」
「・・・・・・」
「どう思う」
「・・・ビッシリと呪いの言葉が書かれているな」
「で、お前はその包みの中身を喰ったわけだが」
「どっちが強いか勝負だな!」
「何がだ!?」
「相手の念が強いか俺の執念が強いか」
「何の執念だよ・・・」

 

2017年2月23日

血混じり!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「しっかし、どうするんだコレ」
「流石に迷惑だね」
「だよな。こんなチョコレートを教室に置くなんて・・・」
「でもチョコで勝利の女神像を作り上げる事ができる人って限られてくるよね」
「少なくとも学生でできるレベルじゃねーぞ、コレ」
「それを遠野くんの机の上に置くとかね・・・」
「余程の技術力か、余程の財力か・・・」
「解析班!」
「運んできたのはプロみたいだね」
「マジか・・・」
「コレ、中に危険物は無いんだよね?」
「金属反応は無いよ。ただ」
「何?」
「液体反応はある」
「総員退避!」
「第一級避難指示!」
「えっ!?」
「とりあえず避難して!」
「了解!」

「結局、中の液体は何だったの?」
「・・・聞かない方が良いよ」
「えっ?」

 

2017年2月24日

更新内容をUPできないストレスが・・・あれ?そんなに無い?書いているからか!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「何故!何故認めていただけないのですか!」
「・・・何か、凄く珍しいパターンだけど、何があったの?」
「ああ、志貴。どうもお姫さんの信者らしいわ」
「というと?」
「ネットゲームの狂信者」
「えっ?そっち!?」
「しかし、凄いわね・・・ゲームなのに信者ができるって」
「アルクェイドさんは色々していましたし。イベントにも参加していたのでここがバレたんでしょうね」
「何そのネットワーク」
「最近の人の情報共有能力は尋常じゃ無いですよ」
「もっとまともな方法に使われたら良いのに」
「アルクェイドさんの場合は特殊ですからね。美人さんですし」
「志貴。それお姫さんに直接言ったら大はしゃぎされるわよ」
「直接は言いませんよ。聞こえているでしょうし」
「でも、あれ、何なのかしらねぇ・・・」
「何かの直談判に来たということは分かるんですけど、先生は何も聞いていないんですか?」
「そんなに興味ないし、すぐに話が終わると思って放っていたのよ」
「うわぁ・・・」
「それに私もレベル上げに忙しいし」
「・・・・・・まさかの台詞が」
「完全に後発だけど、お姫さん達のサポートのおかげで他より楽にできている感じね」
「まあ、楽しんでいただければ何より・・・なのかなぁ」
「ゲームの志貴がどんな感じなのか見たくて」
「あ、なにげに狙われてる!?」

 

2017年2月25日

頭痛、発熱、再発・・・orz

───────↓以下、本日の短編(PANIC?)↓───────

「───目障りね」
「如何なさいますか?」
「排除して頂戴」
「畏まりました」

「───なーんて事が起きているらしいんですけど、どうされますか?潰しますか?」
「琥珀さん。それ、誰情報?」
「翡翠ちゃんです」
「重要度が低いから琥珀さん経由なんだね」
「ひどっ!?」
「相手は?」
「とある財閥の娘さんらしいですよ」
「放置で」
「えっ?」
「放置で」
「何故ですか!?」
「問題は起きないから」
「でも翡翠ちゃんが」
「琥珀さん」
「何ですか?」
「その程度のことで財閥全体が敵に回ると思う?」
「・・・いえ、それは有り得ません」
「琥珀さんは翡翠ちゃんが珍しく琥珀さんに情報を持って来たからそんな風に浮かれているけど、調べてみた?」
「・・・・・・いえ、手持ちの資料を基に」
「調べてね?」
「・・・・・・はぁい」

 

2017年2月26日

息苦しく肋骨が痛い日々如何お過ごしでしょうか。

───────↓以下、本日の短編(PANIC?!)↓───────

「目障りだね」
「どうする気だ?」
「そうだね。部隊を動かそうかな」
「了解した」

「ってことが───志貴さん?」
「メカ翡翠隊、翡翠ちゃんに緊急入電。弓塚さんが暴走した!」
「えっ?そんな反応ですか!?」
「琥珀さん。弓塚さんを侮りすぎだよ」
「えっと、ちょっと特殊な一般人・・・ですよね?」
「翡翠ちゃんの弟子なのに?」
「!?」
「人脈は凄いことになってるのに?」
「まさか・・・」
「志貴さま。諜報部隊介入は水際で阻止できました」
「水際!?早すぎませんか!?」
「弓塚さんがGOサイン出したら数分で月礼教会を含めた4つのグループが動くんだよ?」
「ふぁっ!?」
「有彦の所の部隊と弓塚さんの所の部隊。そして弓塚さんの親衛隊。最後に月礼教会」
「月礼教会以外は諜報部隊じゃないですか!」
「琥珀さん的には三集団は諜報部隊扱いなんだ・・・」
「一軍に匹敵する集団だと信じて疑いません」
「うわあ・・・真顔で言い切った」

 

2017年2月27日

ビープ音で目が覚め、慌てて起きて・・・肋骨が痛くて痛くて・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───志貴。運営に文句言って」
「いきなりなんですか?」
「ようやく新エリア開放されたと思ったらわたしでも即撤退レベルの廃エリアなんだけど」
「僕の所の近く?」
「まだまだ手前。なのに聞いたレベルと違うのよ」
「レベル10とかの誤差だったら普通だよ?」
「えっ!?」
「変異種系は同じレベルでも10くらいの差はあるし、通常種でもデヴ・グラテンとかは地域によって123から135までの差があったし」
「このゲームレベル100から10刻みの差が大きいんだけど・・・」
「適応種は思いっきり適応して同種でも最大20くらいは変わるらしいよ。変異種は適応外だからその地域にしかいないらしいけど」
「まさにわたし達が遭遇したモンスターね。レベル126だったわ」
「アレ?でもアルクェイドさんのレベルって」
「120からなかなか上がらないのよ」
「レベル100からが本番ですから。というよりもこの大陸からが本番というか、廃神専用大陸扱いでしたし」
「・・・確かに、あの大陸でも充分過ぎるほど楽しめるけど」
「でも僕が居るところ、レベル300地帯なんですよ・・・」
「!!?」
「流石にここから先は周りの人達が限界なので行かせてもらえませんが」
「志貴単体でも行けるの?」
「行けますけど、周りが必死に止めるので進めません」
「過保護すぎない?」
「まあ、稀にレベル370の変異種が現れる地域ですから僕でも危ないと思っているんじゃないかと」
「・・・参考までに、周囲のレベルは?」
「280〜311」
「なにその壊れレベル」
「しかも神官が神殿騎士を越えて311という」
「もう何が何だか・・・」

 

2017年2月28日

今月中に修理ができなかった・・・orz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ひな祭り対策とホワイトデー対策は?」
「万事順調です」
「もう出してるの?」
「はい。ちらし寿司が大好評です」
「その大好評が怖いんだけど・・・」
「本日23時59分締め切りの売上をご確認ください」
「明日の報告が怖くて見たくないよ・・・」
「単品とは違い、ちらし寿司セットは強気の価格にしていましたから」
「聞いてないよ!?」
「大好評です!」
「うわぁ・・・良い笑顔。だからこそ怖い」
「明日から販売するひし餅も飛ぶように売れますよ!」
「まさか・・・セットの中に」
「デザートとしてハーフサイズを付けました」
「オーダー票これ以上増やすと大変な事になりそうだよ・・・」
「あと10枚は増やした方が良いかと」
「えっ?何故?」
「別の地域向けに配りたいなぁ、と」
「君達が?」
「はい!」
「・・・・・・ごっ、5枚だけなら・・・」
「ありがとうございます!」
「あ、でも無効にした3枚は復活させないからね?」
「・・・はい」
「でもこれが問題のあるところに渡ったら・・・」
「少なくとも3カ所は決まっていますので」
「えっ?どこ?」
「2枚が異世界で、1枚はアトラス院です」
「ちょっ、」