2018年8月13日

ようやくお仕事がおちつい・・・は?有給却下?今週半ばからまた忙しく? ソンナー

──────↓以下、本日の短編(PANIC DE 史上稀に見(られ)る英雄神)↓──────

「そう言えば志貴さん。彼から毎回送られてくる物はどうしているんですか?」
「商品の対価?倉庫に入れているよ」
「倉庫、ですか?」
「うん。厳重に封しているから問題無いよ」
「・・・封?」
「玉石混淆だけど、神秘の塊から稀少な文化財まで様々だからねぇ」
「待ってください。玉が神秘の塊で、石が稀少な文化財ですか!?」
「60キロのルビーとか、古代文明国家の宝冠とか必要ないよ?」
「志貴さん!普通に戻って!?」
「?」
「・・・よく考えたら志貴さん自体がチートの権化でした」
「よく考えなくても毎回そんな事言っているよね?」
「・・・志貴さんが乗ってくれません」
「それにそんなモノ持っていても面倒なだけだし。面倒だし」
「面倒を二度言った!?」
「基本管理している人だーれだ」
「翡翠ちゃんの苦労を考えるとなくても良いですね!」
「そういうことだよ」
「あ」
「?」
「志貴さん志貴さん・・・もしかして彼の回った場所を元にこの世界でも遺跡発掘をしたら」
「出てくるみたいだよ?彼が関係した場所では無いけど、その時代に文明があるのは確かだし」
「デスヨね!一攫千金も・・・」
「琥珀さん」
「はい?」
「でも、それってみんなに聞いた方が早いよね?」
「・・・・・・英霊が当番で護衛していますから、何処に埋蔵金を隠したとか、本人から聞けちゃいますねぇ・・・」
「必要?」
「いえ、まったく。逆に複雑に隠したくてですね」
「うわぁ・・・邪悪な笑みだ」

 

2018年8月28日

お盆?旧盆?わたしには関係ない行事ですね。仕事でしたしorz

──────↓以下、本日の短編(PANIC DE 史上稀に見(られ)る英雄神)↓──────

「───さすが君レベルの逸材だね」
「今、絶対逸材の部分問題児と入れましたよね!?」
「言葉にルビなんてあるわけ無いじゃ無いか。そしてそうだとしても謝らない!」
「あまり否定できない自分もいるのでこれ以上突っ込みは入れませんよ」
「話をもどすけど、これは色々引っかかりそうな勢いだねぇ」
「まだ引っかからなかった事が驚きですけど!?」
「前にも言ったけど、基本完全アウトな状況以外は介入しないらしいんだけど・・・まあ、君が別の側面から介入しているからこんな状況とも言えるから・・・介入不可と言えないか」
「巻き戻しからの異物混入・・・だったはずなのに問題が洒落にならないと」
「今だからぶっちゃけるけど、あの子、呪いを・・・祝と受けているんだよ」
「祝っていた系?」
「純粋に祝福なんだけど・・・ストーカーの祝福って呪いと同義だよね?」
「えっ?」
「上位世界云々の話はしたよね?」
「ええ、確か係員が色々やらかした挙げ句証拠隠滅を図って上司に報告したって」
「うん。で、その上司が・・・彼をストーキングしていたんだよ」
「・・・・・・うわっちゃあ・・・」
「だからすぐにこっちに連絡が回ってきたんだけど・・・流石に分かる事だからね」
「祝福って、何だったんですか?」
「ステータス機能表示とラックブースト。つまりは幸運チートだね」
「どれくらいのブーストなんですか?」
「4倍」
「元の値は・・・もしかして低いんですか?」
「MAXが50だとしたら元が10で現在は40だね」
「普通が20って事ですよね?」
「一般人の範囲はMAX20辺りだろうからそれよりは上だね」
「MAXは何基準なんですか・・・」
「50となると神霊もかくやといった・・・まあ、幸運だから確定では無い代物だけど」
「・・・あの」
「うん?」
「ステータス機能表示で確認して貰った方がいいのでは?」
「・・・これが厄介な事に、ステータス機能表示っていうのは本人が見えない類のものなんだよ」
「何の意味が!?───ああ、ストーカーの祝福でしたね」
「ああ。彼しか見る事ができないようにガチガチにプロテクトをかけているらしくてね。それが分かったのが係員を処分してその上司が挙動不審になり、拘束後彼の権限を抹消した後らしくてね」
「まさか・・・」
「本気死にスキルと化しているんだ」
「・・・・・・うん。何も伝えない方がいいって事もあるよね」
「今問題は起きていないんだ。上位世界の連中もこの件の事もあって余程の事が無い限り不介入というか、全権丸投げされたから完全アウトにならない限り大丈夫さ」
「いや、そうではなく」
「?」
「・・・いえ、いいです」

 

2018年8月31日

ああ、忙しい忙しい(複数のゲームアプリを起動させながら)   いえ、本気仕事が詰まっていますよ?

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

「飛行機から下りる前から一斉に銃を向けられているこの状況って、何でしょうかね?」
「まだこのような事をする輩がいたんですねぇ・・・しかも飛行機の周辺を武装隊で囲むなんて」
「お前には様々な容疑がかかっている!大人しく投降しろ!」
「様々って所が頭悪いですよね」
「しかしまあ、志貴さんの危機回避能力って凄いですねぇ・・・」
「面倒な事が起きそうな予感がするから・・・って、ドペルゲンガーである僕を派遣するくらいだから」
「この情報、わたしの所にリークされていませんでしたよ・・・」
「もしかすると琥珀さんにわざと回されていなかった?」
「!?」
「何だ!?貴様らっ!?」
「この大馬鹿野郎!この飛行機には我が国にとって重要な方が───」
「・・・何か、コントを始めましたよ?」
「乗客の皆さん、困惑気味ですねぇ・・・」
「何を誘発させるつもりなんですかねぇ・・・」
「三つ斜め前に座っているテロリストさんを挑発しているのでは?」
「・・・へっ?」
「ああ、それとも4つ前でイライラしている教会関係者をキレさせて───ああ、いえいえ。それよりも11席前に居た封印指定魔術師を」
「地雷だらけの飛行機内って・・・」
「まあ、ともかく、わたし達は面倒事に巻き込まれたかも知れませんが、安全ですので」
「安全と言い切る意味が分からないよ。この状態で安全の意味を2500回問い直してよ」
「危害が加えられない」
パンッ!
「・・・外から狙撃されてますが?」
「ですねぇ・・・でもまあ、テロリストさん狙いでしたし」
「避けられたみたいだけどね」
「ですねぇ・・・」
「光学迷彩被って寝ておくので終わったら起こしてください」
「・・・そこで寝る発言も大概だと思いますよ」