2018年4月20日

宝くじが当たったので更新再開します。(高額当選とは言っていない)

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

「志貴?6日間も行方不明で・・・何処に行ってたの?」
「えっと、平行世界の終末を救ってきました」
「また?」
「またというか・・・今回は人理修復にダイレクトに巻き込まれたので・・・」
「志貴が?」
「うん。そしてそれはおじいちゃんのせいという」
「宝石ジジイ・・・で」
「・・・」
「その後ろでビクビクしている子は?」
「死んでいたところを助けました」
「は!?」
「肉体は修復して助けました!でも、バレたら拙いので確保しました!」
「───また、その手の増え方を・・・王さんと同じなのね」
「戸籍は僕の所でなんとか」
「当たり前でしょ。見つかったら色々アウトなんだから。ああ、一応姉貴にも連絡入れた方が良いわよ?禁断症状起こしてたし」
「!?」
「えっと、志貴・・・?」
「なに?」
「もしかして、この人・・・」
「僕の先生」
「せんっ・・・」
「そう呼ばれているだけよ。むしろ教わる事が多いし・・・分かっていると思うけど、あえて名前を言わずに名乗らせてもらうと、マジックガンナーよ」
「!?」
「驚愕されるのって最近無かったから新鮮味があって良いわね」
「僕なんて最終的に「だって志貴だし」とか「大体志貴のせい」で片付くという謎が」
「「それは間違っていない」」
「・・・まさかのダブル突っ込み・・・」

 

2018年4月21日

PANIC志貴の人理修復って、読みたがる人いますかねぇ?

──────↓以下、本日の短編(最弱なモブだけど引きだけはいい?)↓──────

「飯塚!無事か!?」
「こふっ!?」
「めがぁぁぁっ!?血が目にぃぃッ!?」
「退け!変質者!」
「おうっ!?」
「飯塚確保!」
「突然何を!?」
「ダマレ変質者!どう見ても事案だ!」
「有彦!見つけたのか!?」
「コイツが襲いかかろうとしていたぞ!」
「待て!中途半端に誤解だ!」
「中途、半端・・・」
「なんか殺気立った!?」
「チャンス!俺は飯塚を運ぶぞ!」
「琥珀さんや秋葉達が車を待たせて待機している。俺は・・・コイツを殺る」
「・・・みーちゃんを、襲った?」
「「ぉおう・・・」」
「!?」
「有彦!急げ!ここはすぐにとんでもない事になるぞ!」
「分かった!無事に脱出しろよ!?」
「コイツを始末してからな・・・」
「半殺しずつで完全抹殺というのはどう?」
「・・・了解」
「誤解で殺されて、たまるか!」
「わたしにはアナタを殺す理由があるわ」
「俺にもお前を殺す理由がある」
「「逃げるには・・・もう、遅い」」
「くそおおおおおおおっっっ!!」

 

2018年4月22日

アップロードした際に気付いた事が一つ。  USBのデータとアップロードデータに大分齟齬があるのですが・・・

──────↓以下、本日の短編(史上稀に見(られ)る英雄神)↓──────

狼たちの半数が新たな拠点を探して各地に散らばっていると聞いて慌てて呼び戻したのを思い出したのが昨日。
そして、数十年単位で放置していた事に気付いたのは今日の午後。つまり今。なう。
───狼たち、南極に到着していました。
いや、君達、褒めて褒めてといった感じで尻尾を振ってもねぇ?
えっ?新拠点を確保した?南極に?
待って!あそこ人外未踏の地だから!
そもそもどうやって南極大陸に・・・
既に神官達が向かっている!?いつの話!?9年前!?
式神さん、そういうことは教えてくださいよ。
もしかして、もう拠点作って・・・
移動は可能!?簡易拠点作ったのか・・・
神官達どんだけアクティブなのさ。
まあ、本人達が良くて周りに迷惑掛けてなければ良いけど。
あ、でも・・・何処の神官達なんだろう。自分から向かうなん───イングランドか!
究極のオンザロックを求めて南極に向かったのか・・・
お酒に対する飽くなき挑戦、執念と言った方が良いかな。
流石の一言しかないよ。

「南の果てにある大陸より切り出した氷でいただくウイスキーは良いですな!」
「なんの!北の果ての氷も良いモノでした」
「その話、詳しく!」
「そんな事よりこの酒精にあう食べ物を!」

───なんだろうこの飲兵衛ども・・・絶対神官の台詞に聞こえ・・・まあ、生臭か。
「我等神官騎士、主様のためであれば死を厭いませんぞ!?」
放任主義なのに何故こんな狂信者に育つんだろうか。謎だ。

 

2018年4月24日

正直、部品交換のみなので、近々大改装をしないと・・・(自宅PC)

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

「うへぇ・・・酷い目に遭った」
「雷雨の中、学校に来るなんて凄い執念だね」
「この雨なら遠野の服が濡れ透けしているかという期待を込めて・・・まあないだろうけど」
「ないねぇ・・・」
「分かっていたよコンチクショウ!」
「でもさっき近場に落ちたのによく普通に」
「あー・・・落ちたなぁ。天から」
「えっ?」
「欲望に忠実だってせいか見事に「ちょっと頭冷やそうか」って勢いだった」
「乾くんまさか・・・」
「アレ、絶対俺を殺す気だったぜ?」
「「直撃受けたの!?」」
「おう。マジ死んだと思ったが、緊急回避と硬直時間強制キャンセルのジャストガードで何とか生き延びたぞ!」
「・・・正真正銘の神鳴り」
「まあ、有彦だしねぇ」
「まさに雷を落とされてもなお変わらないとか」
「そう簡単に変わるかよ」
「変わるかもよ?」
「なぬ?」
「性別が」
「・・・・・・待て。落ち着け遠野。それは・・・アレでアレか?」
「物語とかで偶にあるパターンだね」
「でも弓塚さん。有彦が女性化って、前にもあったよね」
「あー・・・あったね」
「アレはマジで勘弁だぞ!?野郎共がセクハラまがいの視線を浴びせてきて大変だったんだからな!?」
「ブーメラン」
「ブーメラン」
「雷にうたれたので保健室に行きますっ!」
「あ、逃げた」

 

2018年4月26日

扱いも悪くないはずなのに買って1年経たずに駄目になるiPadの純正キーボードって・・・

──────↓以下、本日の短編(背景・モブですが、忠告だけはしておきます)↓──────

「弓塚さんが?」
「とりあえず、警察に連絡して補導してもらったけど、遠野くんの方からも事情説明しておいて欲しいな」
「いや、須藤・・・きみが夜外を出歩いていた事自体問題な気がするんだけど?」
「最近は連続殺人犯や変質者がウロウロしているのは知っているけど、基本兄貴と二人だから」
「あー・・・いや、それでもマズイだろ」
「マズイかも知れないけど、妹の見舞いを欠かすつもりはない」
「・・・そうか」
「で、遠野くんが夜間外出をしているって噂を聞いて探していたらしいんだけど?」
「・・・・・・まあ、色々あって」
「深くは聞かないが、隠し事ならしっかり隠しきってくれ。下手をするとクラスメイトが一人欠けていたかも知れないんだからな」
「は?」
「兄貴が変質者を撃退しなかったら弓塚さんどうなっていたか・・・」
「何があったんだ!?」
「変質者に襲われかけていたらしい。兄貴が奇襲で相手を蹴り飛ばして即撤退したらしい」
「・・・・・・」
「まあ、その相手がどうやら連続殺人犯の可能性があるって警察も言っていたらしい」
「・・・・・・」
「何をするにせよ、考えて、後悔の無いように行動して欲しい」
「・・・分かった」

「兄貴、そう言えばあの犯人は」
「ん?浸透勁を喰らわせたから常人であれば数日内に死ぬし、常人でなければ数日は回復しきれない程度だろうな」
「そっか。だったら問題無いかな」
「何かあるのか?」
「・・・暫くは被害者が減るのかなと」
「俺としては常人である事を祈るのみだな」
「いや、それはそれで兄貴がマズイでしょ」

 

2018年4月28日

いや、酒癖が悪いのは結構有名でしたよね?

──────↓以下、本日の短編(史上稀に見(られ)る英雄神)↓──────

歴史が大分変わってしまったと実感した瞬間がこちらです。
───いやいや、教会大分裂って、ただの内部権力争いだって聞いたよ?式神さんから。
何故旅神教会って不思議な教えが広がってるのさ。
「我々が頑張って公衆衛生と食生活向上の素晴らしさを説いて回りました!」
「神殿周辺から一気に信徒が増えましたし、祈るよりも先に人事を尽くせと教えています!」
───君達本当に神官?まあ、間違っちゃいないとは思うけど・・・
あと、その旅神教会って、何?
「主様が旅の神とされているからではないかと」
「・・・そう言えば、教会側で主様の事は不可侵の存在という共通認識のようですが」
ああ、正面切って仕掛けてきた時、ちょうど60年祭していて、相手が散々な目に遭っていたからなぁ・・・
「あの、具体的には・・・」
上司連中に聞いたら分かると思うよ?ゲストの神霊と一緒に『酔った勢い』で色々やらかした人達ですし。
「「・・・・・・」」
良いタイミングで神酒を持って来たミネルウァさんに対して特別許可を出して社の中に入れて飲んでたんですけどねぇ・・・数万の兵を駆って来た連合軍が宴の邪魔をするのでキレて暴れたり威圧したりしたと言うだけですよ。
「神の威圧は───だけというレベルではない気がしますが」
それ以前から不可侵扱いされていたんだけど、その時の事があってますます寄りつかなくなって・・・
「───今回の件で権威失墜した教会が主様を聖人認定し、取り込もうとしていると・・・」
一部その考えもあるかも知れないけど、それやったら本拠地に雷が落ちまくるかも。
「・・・・・・」
突然日食が始まり、大聖堂に落雷が・・・なんて事が起きたらどうなるのかなぁ
「相手がロクな事をしないよう祈りますか」
「そんな事よりロドス島の住宅に耐震構造を」
「くっ・・・やる事が多すぎる!」
───いや、何度も言うようだけど、君達本当に神官かい?

 

2018年4月30日

お休みがお休みではない件について。

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

「自分の胸を揉んでも面白くないんだ!・・・と言うか、色々怖くて」
「うん。イチゴさんみたいになってるね」
「まあ、姉貴だしな」
「包帯をサラシ代わりにしてきたんだ」
「弓塚・・・普通に接してくれるのは本当に片手で足りるかもな・・・ここに来るまでジロジロ見られたし」
「えっ?遠野くんに、わたしに、高田くんに、保健の先生に・・・担任の先生?」
「シエル先輩は!?」
「おーい・・・授業を始めるぞ」
「!?」
「乾もとうとう女性デビュー。食堂のおばちゃんに頼んで赤飯用意してもらっているぞ」
『やったー!』
「待てーーーーーーっ!?」
「どうした乾。授業始まってるぞ?」
「いやおかしいだろ!?なんで俺が女性化した事を驚かない!?そして何故こんなに早く広まってる!?」
「ナイス見世物」
「お前本気教師か!?」
「怒るな怒るな。揺れてはだけるぞ。今保健の先生が買いに行ってる。戻ってきたら呼びに来るらしいからそれまで大人しく授業を受けておけ」
「なんという平常運転・・・」
「うちのクラスなら何が起きてもおかしくはないというのが全体認識だからな」
「───否定できないのが辛い」
「保健室に駆け込んでいるヤツの体が変わっていくのを見たヤツが「ああ、また何かとんでもない事が起きてる。あのクラスか・・・」で終わるんだぞ?」
「全員平常運転だった!?」
「もう少しすれば情報が行き渡って普通になる」
「何その普通って・・・」
「「あのきつめの美人誰だ?えっ?乾?・・・あー・・・今の無しで」という会話が今あちらこちらで起きているはずだ」
「あちらこちらってなんだ!?」
「教職員が伝えて回っているだけだ。何か面白い事が起きたらすぐ共有。これ、常識」
「そんな常識捨てちまえ!」
「話はここまで。さて、授業を始めるぞ」
『はーい』
「・・・マジか・・・マジかぁ・・・」
「片手どころか当たり前扱いだったね」
「何が起きても「大体あのクラスだから」で片付いていそうな気がするよ」
「「・・・・・・」」