2020年5月1日

まさかの休日出勤orz

──────↓以下、本日の短編(PANIC)↓──────

「ごーがーついつかーの・・・ごーがーつは・・・」
「志貴?」
「僕、いつになったら男に戻れるのかなぁ・・・」
「頑張れば三日くらいは!」
「ずっと戻れない前提ですねありがとうございます」
「無表情での棒読みは止めて!!」
「戻れないとしても、心は男であると!」
「じゃあ女性にドキドキしたり・・・」
「男性にも女性にも興味はないです」
「なんでそこ即答なの!?」
「まあ、ねぇ・・・みんな美人さんなのに色々残念だから・・・」
「残念美人・・・志貴に褒められた」
「褒め言葉になるんだ・・・」
「志貴に美人と言われたら前後に何が付いても褒め言葉!」
「美人なんだけど付き合うとか無理。」
「─────────うん。わたし死んじゃう」
「前後に何が付いても褒め言葉って言ったじゃん!」
「ガチ無表情で平トーンで言われたら心に深い傷を負うわよ!」
「ワガママだなぁ・・・あ、でも」
「なに?」
「僕がアルクェイドさんを嫌いになるなんてないよ?」
「し〜〜〜〜〜〜き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぃぃぃっ!!」
「緊急回避(バックステップ+↓↑)」
「立体機動駆使してまで避けるの!?」

 

2020年5月4日

本日も休日出勤orz まあ、すぐ帰りますが。

──────↓以下、本日の短編(出身地は方丈村です。)↓──────

「なーんか初めて言葉の通じない人に会った気がする」
相手の攻撃を躱しながら息を吐く。
ギリギリの回避だと巻き込まれる挙げ句、一瞬でグリップを動かされて潰される未来しか見えない。
「村の警備隊長さんに似てるんだけどなぁ・・・いや、それは失礼か」
上下とも避けられない横薙ぎをバックステップで回避して、次の一手を考える。
「逃げる事は不可。相手は明らかに格上・・・ただし」
相手が武器を振り上げた瞬間、俺は踏み込みと共にその間合いへと入り───
ゴバンッ!
人体同士のぶつかり合いとはほど遠い音と共に巨漢が吹き飛んだ。
「さて、逃げるか」
似ている相手ならきっとタフさも似ているんだろう。
絶対また襲いかかってくるはずだから───
「やっぱり居た!」
バッドタイミンッ!
「急いで離脱!」
「「「えええっ!?」」」
ドオオオオォォンンッ!
「折角川に落としたのに・・・もう一回は辛いか」
川中から先程と同じ位置に跳び込んできた巨漢にため息を吐く。
「流石に武器がないと無理・・・という事で」
ザックからマンホールより一回り近いモノを取り出して着地点へと放る。
そして、
「全員十歩下がって〜」
そう言いながらバックステップで一気に下がった。
みんなも慌てて下がり───奴が着地した瞬間に爆発が起きた。
「ほいまた川へどうぞ・・・という事で逃げるよ!」
「待って待って!何あれ!色々追いつかないんだけど!?」
「兎も角今は逃げる事が優先。行くよ〜」
「「「早っ!?」」」

 

2020年5月11日

無事か!?(生存確認)

──────↓以下、本日の短編(PANIC─ 一号店の風景─)↓──────

「去年と何も変わっていない件について」
「シエルの眼からハイライトが消えてる!?」
「死んだ魚の目よりも酷い状態に!?」
「これはお店を閉めた方が良いと思うんですよ。病気になりそうです。わたし達が」
「なると思う?」
「ならないと思います。ただ、心が病みます」
「シエル。休んでも良いって」
「休んだら終了後のお疲れ様のハグを受ける権利が無くなるじゃないですか!」
「天秤に掛けると?」
「勿論、遠野くんです!」
「であれば働いてください」
「ううううっっ・・・」
「真祖も錬金術師も容赦ないのぉ」
「貴女もですよ。とっとと奥の女神からオーダー取ってきてください」
「初心者に厳しくないか!?魔王が女神にオーダーを取りに行くとか!」
「ではその二つ隣の邪神に」
「邪神!?邪神も来るの!?物騒なんてレベルじゃないんですが!?」
「ああほら!邪神と談笑していた破壊神が手を上げているじゃないですか。とっととオーダー貰ってきてください!」
「のぶぁ!?」

「───あのムッチャ紳士なナイスミドルが破壊神とかとんでもないのぉ」
「今は隠居らしいですから。息子さんがパンクな格好で後を継いでいますし」
「・・・・・・司教が軽々しく神々と談笑するここって魔境以外の何物でもないと思うんじゃが!?」
「わたしもそう思いますよ?」
「肯定された!?」