2015年8月1日

なにがかわったかわからないよ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC_CODE@)↓───────

軽い浮遊感の後、重力を感じる。
ふと周囲を見渡すとさっきまで見なれていて気にも留めなかった町並みではないどこかだった。
───とは言え、中世ヨーロッパとかファンタジーな世界ではないし、未来世界といった雰囲気でもない。
空を見る。
訂正。どうやら未来的のようだ。
よく見ると何かで覆われたドームのような感じだった。
「・・・で、ここはどこなんだ?」
現在地は町中。そして車道と思しき場所の中央に転移。
周囲の気配を用心深く探る。
ずっと人の気配がなく、風の音しか聞こえない。そしてその風に乗って微かに焼けた匂いがする。
紛争地域にしては建物や道路が無傷すぎる。
「・・・?」
ああ、理解した。
ここは日本でも外国でもない。
限りなく日本に近い異世界だ。
しかも何らかの原因で集団移転か何かをしたのだろう。
もしくは消えて無くなったか・・・
「こんな場所に呼び出された以上、何かあるとは思うが」
俺は軽く息を吐いて降り立った車道から建物の影へと向かい───何かが動く気配を感じて一気に跳躍した。
バシュンッ
建物の屋上からの狙撃だろうか。俺の立っていた場所へ何かが着弾した。
そして同時に町に色がつき始めた。
警報音と何かの駆動音という戦闘の色が。
「今回は、戦闘からか。迎えが来るまで逃げ切れるか、な?」
風切り音が聞こえたと同時にその場から跳び退き、更に別の遮蔽物へと移動を続ける。
「携行ミサイルに絶え間ない狙撃・・・しかし全て気配を感じない」
考えを口にしながらも動きは止めない。
パターン化しないよう動きながら相手の攻撃箇所の特定を図る。
熱源感知なのかそれとも音か。魔術的な何かという可能性も異世界なら考えられるか。
攻撃の精度が上がり、次第に数方向からの同時攻撃を行うようになってきたがまだ余裕で避けられる。
しかし早く何とかしなければ状況は悪化するだろう。
相手にどこまで通じるか分からないが、試してみるか。
俺の背後から勢いよく風が吹き、それに紛れるように俺は姿を散らした。

 

2015年8月2日

倒れて、起きたら日が暮れていた。最近このケースが多すぎて怖いんですが・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC_CODEA)↓───────

隠行を用いて複数箇所回ったが、どうやら人が死に絶えて久しい都市のようだ。
完全機械制御の魔導都市。
言語は不明だが文字は楔形文字系。
志貴が常備しているトンデモアイテムで調べると何故か内容が読めるんだが・・・
これを当たり前のように使っている事実に驚くべきなのかそれとも───まあ、便利だから仕方ない。
ここは『主都市イーユ』で人口がおよそ3000名ほどだったようだ。
世界は魔物が闊歩する生物の住めない環境となり、それをどうにかするために築かれたのがこの『主都市イーユ』
をはじめとする40都市らしい。
魔導機械による完全防御と万が一進入してきた場合は全自動で排除を行うとのこと。
と、ここまで読んで嫌な予感が頭をよぎる。
このパターンに似たことを志貴が体験していたような・・・
識別番号が全てロストし、機械が全人類を異物として排除し始めた───だったか。
しかもここは主都市。
似たようなことが起きたとすれば・・・拙いな。
ここに住んでいた者達は全滅したかも知れない。
機械制御だけに死体は掃除機が片付ける。
更に言えば先程襲撃を受けた際も暫くして機械が道路や破損したビルを修復していた。
住む者がいなくても快適に過ごせるように動き続ける都市。
しかし歯車が狂い、殺戮都市となった・・・可能性か。
とりあえずもう少し詳しく分かるところへと脚を伸ばす必要がある。
役所の代わりとなる場所を捜さなければならない───ああ、そうか。
俺は歩道の端にある掲示板に目を向ける。
そこには小さくだが、都市のマップが描かれていた。
そのまま3ブロック進んで右折。
非常に分かりやすい。
とりあえず迎えが来るまでこの町を巡って
バシュッ
「!?」
瞬間的に避けたが、あと少しで当たるところだった。
警報音は鳴っていないし、人の気配も相変わらずない。
しかし、背後から発砲された。と言うことは・・・
独立した何かが攻撃してきている。
俺は更に隠行をかけてその場から姿を消した。

 

2015年8月3日

TOTOBIGキャリーオーバーが消えるとは・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・・・・七夜くんが?」
僕の問いかけに翡翠ちゃんが小さく頷く。
「はい。七夜さまよりプロポーズされたと」
翡翠ちゃんは困惑した顔で僕を見る。
『調べられなかったんだね」
「はい・・・」
翡翠ちゃんが調査できない。
その時点でかなり異常事態だ。
「日時と場所は?」
「報告書がこちらに」
いつもより半分の厚さの報告書を読む。
「証人も居たと・・・」
「───土地の記憶も確認できませんでした」
「証人の記憶改変は?」
「ありません」
「・・・周辺一帯の事象改変の可能性もあるってことかぁ・・・」
なんだろう。これって僕がそこに調査に行くよう誘導されているような。
「この報告書、研究所に届けてほしいんだけど」
「研究所・・・ですか?」
「疑いが濃厚だって言えば分かると思うから」
「・・・畏まりました」
さて、何が出てくるかな?

「流石志貴だね。まだ転生者が隠れていたよ」
研究所の職員さんが苦笑する。
あ、この紅茶・・・凄くおいしい。
「やっぱり改竄系ですか?」
「そう。ただしきっかけがなければ発動しない類のね・・・」
そう言いながらテーブルの上にレポートを置く。
あの、ちょっとその量は・・・ティーカップより高さがあるんですけど?
「いやぁ・・・もし志貴があの場所に行っていたら悪役令嬢の役割に割り当てられるところだったよ」
「え?」
「そんな能力だったんだよ。あの周辺一帯はそう書き換えられていた。しかも十数年単位で」
「・・・翡翠ちゃんはそのレベルまで調べないだろうからなぁ・・・」
いやいやそうじゃなくて。
「って、それかなりマズイですよね!?」
「マズイ。まあ、今修復中。で、そのお花畑な女の子も捕獲してちょっと別の世界へ送り届けたよ」
あ、この笑顔・・・相手がアウトな笑顔だ。

 

2015年8月4日

夢で終わらせない・・・向こうが遠いなぁ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「え?七夜が居ない?」
アルクェイドは翡翠の台詞に耳を疑った。
「はい。通常であれば2時までには戻られるのですが・・・」
時計を見たアルクェイドは首をかしげた。
「3時半・・・もしかして、また異世界?」
「その可能性がきわめて高いかと。こちらでも調べましたが確認できる世界にはいらっしゃらないようです」
「七夜が跳ばされたって・・・」
「研究所へ救援要請は出しておりますが」
言い淀んだ翡翠にアルクェイドが険しい顔をする。
「向こうでも問題?」
「担当者が外出中のため、戻り次第調査をすると」
「あらら・・・役に立たないわね」
シリアスムードを壊されたアルクェイドはため息交じりの毒を吐いた。
「アルクェイドさま」
「なに?」
「窓から入らぬようあれほど申し上げ───」
「ちょっと七夜捜してくるわ!」
「───申し訳ございません」
窓から飛び出していったアルクェイドを見送りながら翡翠がポツリと呟く。
「まあ、仕方ないですよ。現状が分からないのですから」
翡翠の台詞に答えるように入口が開き、青年が入ってきた。
「七夜さまは無事ですか?」
「あの世界に跳ばされたとなると・・・普通はあまり無事とは言えません」
「どの世界に跳ばされたのですか?」
「終わってしまった世界の無人都市リセット対象に入っている世界に跳ばされたようです。こちらから救助人員
を送りますので貴女はここで待機していてください」
「かなり拙い状況なのですか!?」
その台詞に珍しく動揺した翡翠は掴み掛からんばかりの勢いで青年に詰め寄る。
「あの世界のキャパシティは無いに等しいのです。ですからこちらからギリギリを見極めて救助にあたるのですが・・・
もしかすると、彼がそのキャパシティを広げてくれるかも知れません」
青年の意味深な発言に翡翠は眉間にしわを寄せて小さく呻くことしかできなかった。

 

2015年8月5日

精神的に、こう・・・ ノートPCが壊れましたorz  暫く書き方元の妄言スタイルへ

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・は?」
「痴漢の犯人扱い・・・」
「いやいや。志貴さんどう見ても女の子じゃないですか」
「・・・まあ、そうなんだけど・・・」
「何だか面倒な状態だったんですか?」
「えっと、その子は僕のことお姉様って。で、僕が抱きしめてくれたりおしりを触っていたって」
「それを否定したんですよね?」
「うん。そしたら「絶対にお姉様が触ったんです!出なければ汚らしい男に触られたって事になるじゃないですか!」
・・・って、叫んだんだ」
「ぇえー?」
「だからといって流すことも頷くこともしなかったよ」
「それは・・・ねぇ」
「で、周辺の人達が逃げようとしていた男の人を捕まえてちょっと確認したら───その人が犯人で」
「まさか」
「チカンされた子は半狂乱」
「とは?」
「男の人に穢された。お姉様が私を癒やしてください・・・って」
「うわぁ・・・うわぁ・・・」
「とりあえず落ち着かせようとお話をしたら、何かどこぞのグループ企業のお嬢様だった」
「え?志貴さんそこを詳しく」
「あ、これについては翡翠ちゃんに確認してもらっているよ」
「こちらが彼女の資料となっております」
「・・・・・・翡翠ちゃん」
「志貴さまに近付きたくて行った自作自演です」
「え?」
「捕まるまでがあの男の仕事でした。そして彼女はただ志貴さまのガールフレンドになりたかっただけです」
「・・・・・・本気お姉様ですかぁ」
「僕、あの人はちょっと・・・」
「ですよねー」
「性格を矯正した場合は如何でしょう」
「「えっ?」」

 

2015年8月6日

接続不良が悪化しているのかな?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・はよー」
「うわぁ・・・乾くんのテンションが珍しいくらい低すぎる」
「弓塚さん。スルーして。アレ、そんな事言うと構って欲しくてやってくるから」
「遠野酷くね!?」
「・・・ほら」
「ごめんなさい。責任を持って処理するよ」
「ちょ!待て弓塚!早まるな!これは罠だ!」
「ボケにいつものキレが無いなんて・・・本当にどうしたの?」
「高田・・・実は昨日・・・」
「あ、興味ないから言わなくて良いよ」
「お前ら全員酷くねえか!?」
「煩いなぁ・・・そんなに言いたかったら前に出て報告してよ」
「言いたいわけじゃねえよ!」
「はいはいどうぞ」
「・・・・・・ったく。一言で終わるが」
「なに?」
「俺が痴漢に遭った」
「・・・・・・・・・」
「えーっと」
「乾くんが痴漢をして捕まったとかじゃなくて?」
「俺そんな事しねえよ!」
「痴漢に遭ったって・・・痴女では無く?」
「痴漢だ。相手はマッソゥなオッサンだった」
「・・・・・・ふーん」
「あと、小柄で太ったオッサンも・・・」
「二人で痴漢?」
「ああ・・・人のケツを散々撫でて揉んで去って行ったよ」
「そこで黙ってる乾くんサイテー」
「何故か身動きが取れなかったんだよ!金縛りに遭ったって感じで!」
「周りの人達は?」
「此奴等が俺の側に来た瞬間、一斉に後ろを向いた。今思えばバリケードを張られたような状態に」
「乾くん狙いのピンポイント痴漢組織かぁ・・・」
「有彦狙いだからどうでもいいや」
「そうだね」
「お前ら本気で酷いぞ!?」
「金縛りが解けた時点で殴りかかればよかったのに」
「呼吸すらできなかったせいでその場に崩れ落ちてしまったんだよ・・・」
「・・・・・・それはちょっと度を超しているような」
「まあ、それでも有彦単体狙いなら」
「遠野・・・お前俺にもの凄く恨みでもあるのか?」

 

2015年8月7日

八月ですよ。お休みを取る絶好の機会らしいですよ!        私以外の人達、チョコチョコ休んでいるようですよ・・・orz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「そこに心はこもっているのか!?」
「授業中突然叫び出す馬鹿一名に鉄槌を下したいんだが、何が良い?」
「帽子とサングラスがありますのでとりあえず」
「ん?ならすることはチョッピングライトからの肘打ち裏拳アッパーか?」
「それにバックブリーカーを追加で」
「俺に死ねと!?」
「それよりもそのネタを知っている弓塚が心配だ」
「俺が死にかねないのに古いネタを知っている弓塚が心配された!?」
「えっ?死ぬの?」
「・・・どうしてマイハニーは凄く嬉しそうな顔で「死ぬの?」って聞くのかなぁ?」
「死ぬんでしょ?」
「アレじゃ死なねーし!」
「・・・何だ。死なないんだ」
「・・・・・・泣いて良いか?人目を憚らず泣いて良いか!?」
「ダ!マ!リ!ヤ!」
「ぶぐろっ!?」
「一気に接近してからの四連撃・・・流石です」
「流石にバックブリーカーは勘弁してやるが、次は覚悟しろよ?」
「俺でこのダメージ・・・常人にやったら、死んでるッスよ・・・」
「やるわけ無いだろ。おら、黒板半分消すぞ。ここ書いてないヤツはテストで10点失うと思え」
「ちょ!」
「遠野。ノート見せるなよ?」
「元から見せるつもりは無いので大丈夫ですよ」
「他の奴等も他人にノートは見せるなよ?」
『うっす』
「・・・ふむ。このクラスは3名アウトか」
「教員のやるこっちゃねぇ・・・」
「まともに授業を受けないからそうなるんだ」
「・・・肝に銘じておきます」
「お前の肝はカートリッジ式だからなぁ・・・」
「俺どんな扱い何っすか!?」

 

2015年8月8日

パーツが徐々に壊れていくとか・・・今度はキーボードの調子がね・・・予備あるのでまあ、何とかなってますけど。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・まさか食堂で素うどんを食わされる羽目になるとは・・・」
「100%有彦が悪いんだから大人しく食べた方が良いよ」
「わかってる・・・カレーうどんが食べたかった・・・」
「おや。では特別にこのカレーパンの中身を」
「謹んでごめんなさい!全力で拒否させていただきます!」
「冗談ですよ。乾くんに大切なカレーパンをあげるわけないじゃないですか」
「・・・先輩、本気の眼だ」
「じゃあ僕が頂戴って言ったら?」
「予備がありますからどうぞどうぞ」
「先輩。遠野にダダ甘過ぎだろ」
「当たり前です!」
「当たり前なんだ・・・」
「そこで遠野が落ち込む意味が分からん」
「注意するところでちゃんと注意するお姉ちゃんのような存在が・・・」
「遠野くん。食べ過ぎは駄目ですよ?」
「いや、今更でしょ・・・」
「しかも食べすぎって・・・」
「むしろ遠野くんはもっと食べるべきだと思うよ!」
「弓塚さん!?」
「そして食べ過ぎ云々はシエル先輩が言われるべ───きではないですよねー」
「有彦・・・もう遅いよ」
「「「「少し乾を借りるぞ」」」
「あ、返さなくて結構ですよ」
「ちょ!待て!オレは今食事中だ!急いで食べるから引っ張るな!」
「・・・そこは拒否とかしないんですね」
「シエル先輩も止めはしないんですね」
「はい。結構傷付きましたから」
「無表情で明るい声を出されても・・・」
「食い終わったぞ!じゃ、逝ってくる」
「5限目にはちゃんと戻ってこないとあの先生だから大変だよ〜」
「弓塚。今の話詳し───引っ張るな!担ぐな!ああもう行ってくる!」
「・・・何か有彦がお笑い担当からどこぞの主人公っぽくなってきたような」
「その属性は後程刈り取っちゃいましょう」
「そんな事より先輩」
「何ですか?」
「ちょっと強の夕方から走り込みしましょう」
「遠回しに痩せろと言われてしまった!?」

 

2015年8月9日

午後9時以降の意識がない・・・まあ、自室で倒れていただけですが。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───遠野くん。これ、アカンやつです・・・」
「運動不足にも程があると思うんだけどなぁ・・・」
「シエル先輩。ここのところ運動してなかったから」
「いや・・・いやいやいやいや・・・ここまでハードな・・・」
「アルクェイドさんも弓塚さんも現状普通ですよ?」
「アルク、ェイド。っは、普通でも、弓塚さんまで!?」
「はい。師匠に鍛えられていますから!」
「・・・・・・頑張ります」
「シエル。運動不足だけじゃなくて太ったから」
「だまらっしゃい!」
「あ、復活した」
「はい。そこまで元気なら次のメニューです」
「ひいっ!?」
「し〜き。いつもよりぬるくない?」
「ぬるい!?これが!?」
「あー・・・まあ、今回はリハビリ用ですし」
「リハビリ!?」
「わたしもさっちんもいつものメニューにしていい?」
「うん」
「じゃあ、戦闘続行のまま10周ね!」
「お手柔らかにお願いしますっ!」
「・・・・・・何なんですか。アレ」
「大丈夫ですか?」
「アレ、強化無しですか?」
「無しです。魔術が使えないようになってしまったら大変ですから」
「弓塚さんが人外に・・・」
「何度か異世界に行った結果ですね」
「えっ?」
「魔術が使えないところもありましたし、レベル制の所もあったので」
「そのレベルって、この世界でも適応されると?」
「基礎には若干組み込まれるみたいですよ?」
「弓塚さんのレベルは・・・」
「92です。異世界に行った時点では40だったらしいですけど」
「・・・今わたしが異世界に行った場合は・・・」
「多分おなじくらいじゃないかなぁ・・・35〜45辺り?」
「・・・次のメニューは何ですか?」
「あ、対抗意識が」

 

2015年8月10日

そんなに慌てなくても間に合わないんだから落ち着きなさい。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・どんな顔して部屋に入れば良いんだろう」
「アレ?志貴さんどうしたんですか?」
「えっと、今部屋に入ろうとしたらベッドの所にシオンちゃんがいて・・・何か悶えていたんだ」
「また徹夜が過ぎてハイになったんですか・・・」
「ぇえー?」
「わたしもそうですけど徹夜明けでハイな状態だと・・・」
「えっと、で。僕は普通に入ってしまっても良いのかな?」
「いや、それはちょっと可哀相ですよ・・・」
「まだ気付かれていないから」
「それならわたしが先に入っちゃいますので、少し離れていてもらえますか?」
「・・・うん」

「はいはいは〜い!琥珀さん乱入ですよ〜」
「!?」
「志貴さんがもう少ししたら帰ってくるのに何しちゃってるんですか!」
「!!!!」
「はいはい。わかりましたからベッドから下りて身だしなみを整えてください!」
「・・・・・・」
「志貴さんもう屋敷の中に入ってる頃ですから」
「!?」
シーツを取り替えさせていただきます
「翡翠ちゃん!?」
「!?」
志貴さまはもうすぐ側まで来ております。シオンさま、身だしなみを整えてください

「琥珀さんの声以外あまり聞こえなかったけど・・・何か大変な事になってるなぁ・・・」
「アレ?志貴。部屋の前で何ため息吐いてるの?」
「ああ、アルクェイドさん。何か部屋の中でドタバタしてるなぁって」
「また?」
「まあ、みんな楽しそうだし」
「確かに何か楽しそうね・・・」

 

2015年8月11日

USBの突然死に注意!

───────↓以下、本日の短編(???)↓───────

「まさか半分まで減るとは夢にも思わなかった」
「本当に・・・最悪のスペースが消えてまだマシな部類ばかりに・・・」
「まあ、それでも並の術者が突入したら即死だが」
「二人揃って俺の後ろに居るのが解せないんだけど」
「本能が危険を訴えているから」
「同じく」
「並の術者どころの話じゃねぇだろ」
「志貴が平然としていられるのが分からないわ」
「アレか?毒を食べて耐性が着いているのと同じ現象か?」
「呪詛関係は蓄積型が主だろうが」
「しかし見事に平然としている」
「まあ、ある人から助言を得て」
「どんな助言?」
「呪詛は気合いでどうとでもなると」
「「は?」」
「実際強烈な殺気を浴びせると相殺されるから」
「いやいやいや・・・・」
「それなんて無茶理論?」
「呪術は思念。魔術は理論だってその人は言っていた」
「呪術も理論じゃぞ!?」
「しかし現に問題無く弾いているわけで」
「・・・理論を崩壊させた輩がここに居るんじゃが・・・」
「じいや。魔法使いがそれ言っちゃ駄目だと思うわ」
「儂等は未発見・御到達の魔術。こやつは完全ぶちこわしなんじゃぞ!?」
「あー・・・うん。否定できない」
「そこは否定しろ」
「だって志貴の知り合いって別の世界の人でしょ?」
「ああ」
「うん。否定できない」
「・・・あの人達と関わるとこうなると」
「いや。お主自身それ以前からバグキャラだからな?」
「なん・・・だと・・・」

 

2015年8月12日

20行がパッと消えたり、3000字まで一気に書いたデータが消えたり・・・まあ、そんな事が無いよう気を付けてください

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「とうの昔に覚悟は完了しているんだ!」
「有彦。よく言った」
「・・・・・・いや。今お前から渡されたメモを読んだだけだからな!?」
「覚悟は完了しているんだよね?」
「高田まで!?」
「さあ、シエル先輩と楽しい食事会を」
「待て!調理実習って感じじゃ無かったんだぞ!?」
「辛さは通常の何倍なんだろうねぇ」
「俺はアレ食べると病院行き決定だから」
「ああ、遠野くんは強い刺激物とか駄目でしたか。それなら仕方がありません」
「「「!?」」」
「乾くん。如何ですか?」
「あの・・・先輩。向こうでのたうち回っている先輩方は」
「おいしいと食べているだけですよ」
「あれ、「おいしいけど辛い→!?→水・・・水ぅ・・・」って感じなんですけど」
「甘いカレーはカレーではありません」
「辛すぎるのがカレーってのも違いますよね!?」
「え?中辛くらいだと」
「・・・・・・高田」
「乾くんしか食べられる人はいないよ」
「不肖、乾!その任務をお受けいたします!」
「調理室の外から見守っておくから」
「外で水を持って待機しているよ」
「お前ら!?」
「ささ。乾くん逝きますよ」
「何か逝くの意味違わなかったですか!?」

「有彦のローリング匍匐前進が凄かった」
「乾くんのたらこ唇が愉快な件について」
「お前ら・・・」
「それ以上に・・・あれだけ残っていたカレーをシエル先輩が全部食べた件について」
「遠野くん。それは言っちゃ駄目だよ」

 

2015年8月13日

朝目が覚めるとPCの電源が落ちていて、USBメモリを認識していないという恐怖!クキェーーーーッッ!!(ガンガンガンッ!!!)

───────↓以下、本日の短編(七夜転生(元一般人が志貴の弟になりました))↓───────

「なーんかさ、最近ライダー一人で遊びに来るんだけど」
「そして巳貴を無茶苦茶甘やかして帰って行きますね」
「巳貴を膝の上になせて後ろから抱きしめて・・・くっ」
「わたし達もアレしたい!」
「週一で巳貴を甘やかし構い倒して帰って行く・・・何か凄い光景よね」
こちらとしては疲れるんですけどね?
「巳貴」
「わたしもアレしたい!」
健全な男の子にアレはきついんですよ?
「「「えっ?」」」
───えっと、今の台詞のどこに戸惑っているんですか?
「健全な男の子」
「そうね。そしてきついって」
「男の娘よね」
・・・OKリリムさん。表に出ましょうか。
「表に出た途端に懲罰ルームに跳ばされるとかだから拒否するわ」
一応健全な男子なので抱きしめられて背中に柔らかなモノが当たったり、女性を意識させるようなモノは・・・
「巳貴に押し倒される・・・・・・あっ・・・」
三人とも何天井を見上げているんですか。
「いや、鼻血がね・・・」
「巳貴に押し倒される・・・良し」
「あれ?じゃあ今まで抱きついたりしても何もされなかった私は」
リリムさん。自業自得って言葉、分かりますか?
「あー」
「あー・・・」
「二人とも酷いっ!?」
ちなみにリリムさん以外でも約一名同じ状態の人がいます。
「「・・・・・・」」
「あ、何か急に周辺がギスギスしてきたわ」
誰とは言いません。
「俺としては巳貴にドキドキして欲しいんだ」
「・・・このイライラをぶつける良い的が」
「・・・このモヤモヤをぶつける良い的が」
「・・・志貴。逃げることは許さないからね」
会話に参加するタイミングを間違えるとこうなるんですね。
「致命的なタイミングだった!?」

 

2015年8月14日

およそ一日ベッドから出れないレベルのダウンを・・・まだ体調不良は治っていませんが・・・

───────↓以下、本日の短編(七夜転生(元一般人が志貴の弟になりました))↓───────

「何とか死なずに済んだが・・・ここ最近で一番きつかった・・・」
一撃でも当てていたらアリスが参入していたんですが・・・残念です。
「・・・・・・俺ナイス判断。あの状態だったら確実に死んでいた」
チッ・・・
「巳貴!?本気で俺のことキライか!?お兄様泣いちゃうぞ!?」
「あの〜・・・」
あ、お姉様!
「あ、うん。その呼び方止めようね?」
「・・・・・・」
お姉様。今日はスカートなんですね。
「う〜っ・・・今日一日はこの服のテストだから・・・ついでにどこまで耐えられるか耐久テストしに来てみたんだけど」
と、言いますと?
「アリスちゃん達から一斉攻撃を受けて耐えられるか確認しようかと」
「駄目です」
・・・お兄様?
「?」
「もし運悪く貴女が傷付いたら。いえ、重傷を負ったり死んでしまったらどうするんですか!」
「えっと・・・それは無いよ?」
お兄様が真面目モード・・・
「何故無いと」
「この服、第一次テストの際にはうちの翡翠ちゃんの三割攻撃を凌ぎきったし」
・・・・・・対物理、対魔法防御として最強じゃないですか。
「は?」
お兄様に分かりやすく言えば・・・お父様のフルパワー天驚地爆断=二割です。
「本当に人か?」
「アリスちゃんとリリムさんは?」
「あ!志貴おねーちゃんだ!」
「!?」
「アリスちゃんとリリムさんの反応がまったく正反対な件について」
「まあ、二重の意味で天敵だし」
お兄様お兄様。
「ん?」
さっき、本気で志貴さんの心配をしていましたね。
「そりゃあするだろ」
・・・気付かないことが幸せ。って事もありますね。
「?」

 

2015年8月15日

また倒れていました。復調ならず・・・明日の仕事が心配です。

───────↓以下、本日の短編(七夜転生(元一般人が志貴の弟になりました))↓───────

「なにそれこわい」
「これは・・・この時点で上位九位以内には入りますね」
「これで!?」
「上位三位は揺るぎませんがもしかすると五位辺りには・・・」
「これで五位あたりってどんな代物よ!」
「ふむ。更なる精進が必要か」
「巳貴パパ止めて!貴方がこれ以上頑張ると世界が・・・世界が!」
まあ、お姉様が居ればお父様が暴走しても問題無いのですが・・・
「この世界の事は、この世界の人が何とかするのが普通だよ?」
焚き付けたお姉様がそう言いますか!?
「だって巳貴が止めたらすぐに止まるでしょ?」
「・・・七割止まる。と、思います」
「七割かぁ」
アウトですよね?七割って事は三割は止められないって事ですから!
「大丈夫」
へっ?
「三割は志貴くんが止めてくれるから」
「無茶言わないでくださいよ!?暴走しているって事は巳貴絡みで、俺だって暴走してますって!」
「だ、そうだよ?だから巳貴くんは安心して?」
───つまりは、僕が被害を受けなければ何も問題は無いと。
「そう言う事だね」
や、無理っしょ。
「巳貴!?」
「無理だよねぇ・・・」
「同意した!?」
「僕も似たような状況だからねえ・・・」
お姉様とはケタが違いますから!
「えー?」
お姉様は余裕があるから・・・
「巳貴も充分に余裕があるよね?」
「巳貴が言い負けている・・・」
「今日に限って切れが悪いですね」
「人を使っている使っているって言いながらちょっと線を引いてできるだけ頼らないようにしているもんね」
・・・あうっ・・・
「中身が違っても、体や環境に引っ張られて曖昧な状態なんだね」
・・・えっ?
「だから、制限が掛かっているんだよ?」
!?
「またね。巳貴くん」
・・・あっ・・・

 

2015年8月16日

ようやく頭痛のみになってくれたようで・・・頭痛い・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「兄さん・・・頭が痛いんですが・・・一緒に眠っても」
「風邪かな?」
「あらあらあらあら!秋葉さまお風邪を召されているのであれば志貴さんに風邪をうつしてはいけませんよ」
「えっ?琥珀!?」
「まあ、試験直前だしね」
「話しがちがっ」
「あらあらまあまあ秋葉さま早くお部屋に戻って体を温めて眠りませんと」
「ちょっ!?私は兄さんと!にいさ〜〜〜んっ!」
「ゆっくり休めよ」
「!?」

「アレ、本当に風邪?」
「いえ。風邪ではありません。そう言えば志貴さまと共に眠る事ができると」
「いや。普通に考えて無理でしょ」
「普通に考えないのが秋葉さまです」
「・・・ここを出た方が良いのかなぁ」
「!?」
「翡翠?」
「・・・志貴さま。ここを、出られるのですか?」
「まあ、秋葉に悪い影響を与えそうだし」
「・・・少し、話をしてきます」
「可能性の話だよ?」
「・・・はい」
「───あーあ。凄い揉めるよ」
「アルクェイド。いざとなった時は」
「勿論志貴の面倒見るわ」
「いや、そこまでは・・・」
「気にしない気にしない」
「いや。今現在ヒモっぽいんで勘弁して欲しいんですが・・・」

 

2015年8月17日

気力が湧かないままお仕事。と言うよりも頭痛が止まらない。

───────↓以下、本日の短編(月夜と闇夜の・・・)↓───────

「ゼルレッチ様」
「何じゃ?」
「アレ以来ツナギを着たイイ男との接触はありませんか?」
「あー・・・そう言えば一度出会したな」
「!?」
「だからそこまで反応する事かと」
「どこですか!?」
「公園のベンチに座っておったぞ」
「なんと・・・なんという・・・」
「隣には神社、だったか・・・そこの神官の服のようなモノを着たチョビ髭の男がいたな」
「・・・・・・・・・・・・・えっ?」
「ダンスがどうと話し合っていたが」
「それはいつの話ですか!?」
「かなり食いつくな。昨日じゃ」
「支度が終わり次第少し席を外します!」
「構わんぞ。ペン字の練習をしておくからな」
「・・・なあ。アレは本当にロボットなのか?」
「確認したのでは無かったのか?」
「いや、確認はしたが・・・ロボットにできる感情では無いぞ?」
「まあ、面白ければそれで構わん」
「・・・そして、今何をしているんだ?」
「ペン字の練習じゃが?」
「日本語の練習なのは何となく分かるが・・・全て漢字のような気がするが」
「この練習帳を勧められたのでな」
「・・・なあ。写経と書かれているのは気のせいか?」
「開運!ペン習字でやる写経ナイトメアモードという練習帳じゃ」
「写経でナイトメアモードって何だ!?」
「練習用は般若心経という経文らしいが、ナイトメアモードは大般若経という経文とのことだ」
「違いは何なんだ?」
「般若心経は266字に対して大般若経はたしか4820693字だったか・・・」
「待て。その練習帳に入らないぞ!?」
「600巻セットだ」
「何を目指しているんだ!?」

 

2015年8月18日

なんだろう・・・頭が痛いせいかまったくキレが無い。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「あの鳥はどこへ行くんだろうな・・・」
「・・・熱でもあるのか?」
「そんな突っ込みは予想の範囲内だ」
「・・・・・・」
「え?あ、うん。分かったよ」
「待て遠野。弓塚さんに何を言った?」
「いや、精神錯乱が一周して悟ったような男がいると通報してくれって」
「待って!弓塚さん待って!」
「お前は何がしたいんだ・・・」
「いや、マジでさっき見た鳥がやたら大きかったからどこ行くんだろうなと」
「やたら大きいって」
「何か遠近法を無視したような大きさだったぞ」
「・・・鳥か?」
「烏かも知れんが、大ガラス?コウモリ?」
「それくらいの大きさなのか?」
「いや、飛んでいる時点でそれくらいはあった」
「・・・・・・新種?」
「何か知らんが・・・何か人が捕まっていたような」
「は?」
「まあ、気にしない事にしよう。精神衛生上拙い」
「それが良い」

「───琥珀さん」
「わたしが犯人ではありませんよ!?」
「メカ翡翠?」
「・・・はい」
「じゃあ琥珀さんが犯人だ」
「ちょっ!?」
「現在、調査中です」
「琥珀さんをしっかりと締め上げてからメカ翡翠には聞いた方が良いよ」
「畏まりました」
「志貴さん酷くありませんか!?」
「それくらいじゃ無いと琥珀さん平気で嘘吐くし」
「ぐっ・・・」

 

2015年8月19日

頭痛。吐き気。目眩・・・これ、ストレス?

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「きゃー!志貴さんのえっちぃ〜!」
「・・・はぁ」
「ええっと、ため息を吐くシーンでは無いですよね?」
「・・・はっ」
「鼻で笑われた!?普通は焦ったり襲いかかるシーンでは!?」
「琥珀さん。翡翠が絶対零度の視線を送っているの、分かりますか?」
「ひいっ!?」
「ここは、志貴さまのお部屋であり・・・断じて姉さんの部屋ではありません」
「じょっ、冗談ですよ!?ちょっと手の込んだ冗談を・・・」
「姉さん・・・お客様が来ているので冗談が冗談にならない事もあります」
「へっ?」
「琥珀ちゃん?」
「!?」
「志貴くん。ちょっとお部屋借りても良いかな?琥珀ちゃんとOHANASIがあるから」
「ああ、どうぞどうぞ」
「志貴さん!?」
「志貴さま。下に姉さんがおやつを用意してありました」
「ああ、じゃあ行こうか」
「ちょ!翡翠ちゃんそのおやつはわたしの・・・」
「琥珀ちゃんはわたしとOHANASIよ」
「朱鷺恵さん!ご勘弁を・・・ひやぁぁぁ・・・」

「翡翠」
「何でしょうか」
「朱鷺恵さん。琥珀さんにお説教しているのかな。それとも・・・」
「OHANASIです。ただし性的な意味で・・・と言う可能性も」
「うわぁ・・・」

 

2015年8月20日

頭痛、未だ鈍痛です。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「あのっ!弓塚さんっ!」
「えっ?」
「俺と、付き合ってくださいっ!」
「えっと、ごめんなさい」
「あの・・・もう、彼氏がいるんですか・・・?」
「え?いないけど・・・」
「それなら!」
「わたし、ずっと片思い中だから」
「・・・えっ?」
「きちんと告白して振られるまでは」
「相手は、遠野ですか?」
「・・・・・・」
「俺、話をしてきます」
「それ、脅し?」
「えっ?」
「だって、わたしがまだ決心しきれないのに無理矢理好きな人を捜して突きつけるなんて・・・」
「あ、いやそうじゃなくて・・・」

「ねえ聞いた?」
「聞いたわ。最悪ね・・・」
「あの男生徒、どこの子?」
「藤堂くんよ」
「じゃあ、藤堂くんの情報拡散宜しく」
「内容的には告白して振られたら脅してたってことで」
「そんな感じね。久しぶりに校内新聞が火を噴くわ」

「ちょ!そこの女子!俺は脅してなんか・・・」
「わたし達も襲われかねないわ!撤退!」
「写真は良いアングルから撮れたわ!」
「撤収!撤収よ!」
「ちょ!待て!待てーっ!」
「・・・わたし、今のうちに帰っても良いかな・・・」

 

2015年8月21日

食事も取れずにお仕事お仕事・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「・・・弓塚さん。大丈夫だった?」
「へっ?」
「いや、掲示板・・・」
「えっ?・・・新聞?・・・!?」
「相手の顔はモザイクが入っているけど、写真の弓塚さん、何か怯えたような顔しているから」
「ちょっと強く言われただけだよ」
「?」
「えっと、告白されて、ごめんなさいって言ったから強く言われちゃったんだ」
「そこをカメラがパシャリと」
「うん・・・それで男生徒は記者達を追いかけて・・・」
「弓塚さんはその隙に逃げたと」
「ちょっとだけ待ったよ」
「あ、待ったんだ」
「もちろんだよ」
「で、この男生徒は?」
「さあ?」
「うわぁ・・・」
「だってそのままいなくなったし」
「弓塚さんを置いて?」
「うん」
「・・・話の決着が付いたからある意味逃げたのかな」
「そうかも。あ、今日来てないんだって」
「・・・誰情報?」
「新聞記者情報」
「・・・この状態だと、本気イジメだぞ」
「やっぱり、相手分かっちゃうよね・・・」
「分かる人には分かるんじゃ無いかな」
「・・・多分新聞はそれが狙いなんだと思うけど・・・」
「さっちん無事か!?」
「有彦どうした」
「いや、掲示板見てな・・・追加情報ってので相手が脅していたとか書かれてたから」
「!?」
「脅していたとか・・・断った理由をしつこく聞かれていただけだよ」
「まあ、さっちんはとオグンッ!?
「乾くんの顎辺りに蚊がいたと思ったんだけどなぁ・・・」
「・・・弓塚さん。これ、どうする?」
「乾くんは放置で良いと思うよ」
「放っておくか」

 

2015年8月22日

・・・余裕ができたら、ちょっと精密検査行ってきます。週末体調不良で寝込むのがデフォとなりつつあるので・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「遠野、大丈夫か?」
「・・・あまり大丈夫では無いようです」
「また貧血か・・・ちょっと待ってろ。今お前のかかりつけ医に連絡する」
「保健室で休むだけで・・・」
「いやいや。もしもがあるだろうが」
「・・・はい」
「なあ、なんでああ電話したがるんだ?」
「多分遠野を迎えに来るのが綺麗なお姉さんだからじゃないのか?」
「あー・・・」
「これだから餓えた独身男は・・・」
「・・・なんだろう、かなり心にくる台詞だ・・・」
「遠野くん。さっきより顔色悪いけど・・・本当に大丈夫!?」
「なに!?マジだ。遠野!お前ら手伝え!遠野を保健室まで運ぶぞ!」
『おうっ!』

「志貴くんっ!」
「・・・あ、朱鷺恵さん」
「貧血と、疲労・・・だね」
「・・・はい」
「先生も連絡ありがとうございました」
「いえいえ。当然の事です」
「さあ、一度医院に行ってお父さんに診てもらわないと」
「お、送りましょうか?」
「あ、いえ。車の用意はできていますので」
「・・・・・・そう、ですか」
「志貴くん。一人で歩ける?肩借りる?」
「大丈夫。歩けるから・・・」
「いつもより調子悪そうだね・・・では。そのままこちらで引き受けますので」
「あ、はい。よろしくお願いします」

「・・・なあ。遠野、何かあの女の人避けてね?」
「・・・・・・」
「どうした?弓塚」
「何か、もの凄いライバルが・・・」
「へっ?」

 

2015年8月23日

台風、襲来

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「究極装備!お化けキノコ!」
「乾くんとうとう・・・」
「いつかはやらかすと思っていたんです・・・」
「何か犯人扱いかよ!このネタ初上陸だぞ!?」
「───え?そうなの?」
「えっ?先駆者がいるんか!?」
「・・・お化けキノコと夜寒鶴で分福茶釜ってやつでしょ?」
「知ってるのか!?」
「アレ?有彦昔やらなかった?」
「やってねぇよ!」
「あれぇー?」
「で、それをしたらどうなるの?」
「相手は死ぬ」
「相手って誰?」
「・・・さあ?」
「乾くん・・・・」
「ふ、ふはははははは!弓塚。いやささっちん!貴方様の攻撃はこのお化けキノコ有彦には無k鈍痛っ!?
【お笑いカバーの上限を超えるダメージを受けました】
「何その危険攻撃!しかも何今のアナウンス!」
「弓塚さんの怒りが世界を越えたんだね・・・」
「え?待って?殴られたら死んじゃう?らめーっ!それらめらのーっ!?」
「余裕そうだから・・・眉間に一撃ね♪」
「さっちんの眼に色がな────」
「・・・・・・崩れ落ちた・・・」
「乾くんが何をしようとしていたか分からないけど、危機は去ったかな?」
「たぶん・・・でも、これ、どうするの?」
「男生徒に任せておいたら良いと思うよ?それよりもお昼だよ!」
「あ、うん・・・そうだね。僕購買に」
「食堂に行こっ!」
「え?あの・・・弓塚さん?」
「お弁当じゃ無いんだよね?」
「うん。でも・・・」
「遠野く───乾くん!?」
「あ、先輩。先輩からも遠野くんを食堂に誘ってください」
「え!?さあ、遠野くん。わたし達と食堂に・・・って、乾くんのあの格好は」
「うちのクラスで処理するので気にしないでください」
「「・・・ぇえー?」」

 

2015年8月24日

ゲームの世界なら大金持ちなのにねぇ・・・(頭痛薬を飲みながら明日の準備)

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「私の夫と結婚してください」
「言っている意味が分からないんですが・・・お断りいたします」
「どうしてっ!?」
「僕は男ですし、そもそも貴方及び貴方の夫という人を知りません。更には夫と言うだけに夫婦ですよね?」
「そうよ」
「重婚はアウトですよ」
「だって、そうしないと貴方の財産をもらえないじゃないの」
「・・・・・・言っている意味が分かりませんが。何故僕が貴方に財産を渡さなければいけないんですか?」
「だって私の夫と結婚するから」
「しませんよ」
「えーっ!?」
「それよりも、ここは学び舎であり、部外者が入ってはいけないのですが」
「貴方と私は家族になるのに?」
「なりません」
「なんで!?」
「あれ?遠野くんどうしたの?」
「弓塚さん。ヘルプ」
「えっ?この人は?」
「分からないけど、財産乗っ取り希望者みたい」
「へっ?」
「乗っ取りなんて人聞きの悪い事言わないで!家族になるんだから財産の一部をもらっても問題無いでしょ?」
「・・・遠野くん。この人、かなり変だよ」
「翡翠ちゃんが来ないから何の心配も無い人なんだと思うけど、勘弁して欲しい類の人だよね」
「遠野グループの資産ってどれくらいなのかしら・・・」
「あ、なんだ」
「?」
「遠野くん狙いじゃ無くて秋葉さん狙いなんだ」
「えっ?」
「だって遠野グループのトップは秋葉さんだよね?」
「まあ、そうだね」
「貴方じゃないの!?早く言ってよ!もうっ!」
「「・・・・・・」」
「なあ、あの頭に花畑が展開していそうな残念美人さんは何だったんだ?」
「乾くん。見てなかったの?」
「今来たんだが・・・」
「残念通り越してヤバい!思考回路の人」
「弓塚さん・・・眼が怖いよ・・・」

 

2015年8月25日

明日休みの予定がガラガラと・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・お話しがあります」
「変な男の人がやってきた?」
「やはり・・・アレは一体何なんですか!?」
「僕にも分からないよ。どんな人だったの?」
「突然車の前に立ちはだかったかと思うと「俺に惚れてもいいんだぜ?」と、訳の分からない事を言ってきたんです」
「うわぁ・・・」
「まあ、警備の者に捕まりましたが・・・これが屋敷でなかったのが残念です」
「問答無用だからね」
「ね・・・んんっ、兄さんの所にも出現したと連絡が来ているのですが」
「・・・・・・・・・・・・・・・・あー、うん。来てたよ。奥さんの方が」
「へっ?奥さん、ですか?」
「うん。夫と結婚してくださいって」
「未婚の変質者どころか既婚者だったのですか!?」
「みたいよ?しかも結婚したら二人とも遠野の財産食いつぶすつもりだったみたい」
「・・・どれだけお花畑な頭の構造ですか」
「今頃弓塚さん達が調べていると思うんだけど、ちょっと思考配線がズレているだけだからなぁ・・・」
「いえ。制裁は必須ですよ〜」
「?」
「弓塚さんから資料が届いたんですけど、何だか複数の夫婦がチームを組んで企んでいるようです」
「それって全てこちら狙い?」
「いえ、複数の資産家狙いのようです」
「・・・悪質ですね」
「それよりも弓塚さん達の情報網が凄い・・・」
「しかし、それならばどう対処しましょうか・・・」
「資料はあるんだからつり上げたら?」
「「えっ?」」
「手加減する必要はないんじゃないの?」
「あ、志貴さん怒ってますね」
「まあ・・・後から手を出そうとは思っていましたが・・・」
「それではわたしの方で手配しておきますね〜」
「琥珀さんに任せておけば安心だね」
「やっちゃいますよ〜」

 

2015年8月26日

相手さんも会社も私を休ませる気は無いようです・・・orz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「男性陣と女性陣。見事に内部崩壊しちゃいました」
「その話、詳しく」
「いえ、ちょっと情報と音声ファイルを垂れ流したら醜い内部崩壊が起きただけです」
「だからその事を詳しく話してと」
「ああ、秋葉さま。いらしたのですか」
「・・・琥珀。今日はやけに攻撃的ね」
「半ば崩壊していたのでトドメを刺した程度だったので」
「不完全燃焼って事?」
「それだけではないのですが・・・まあ、そんなところです」
「うわぁ・・・傷害事件が発生とか、大事になってる・・・」
「志貴さん!?その資料は・・・」
「え?今翡翠ちゃんから渡されたんだけど・・・チームクラスメイツ作成?」
「ま た 弓 塚 さ ん 達 で す か!」
「・・・もしかして、琥珀さん出し抜かれまくり?」
「何なんですかあの人達は!情報戦どころかわたしの得意分野とほとんどバッティングしているじゃないですか!」
「そうなんだ・・・」
「12人が逮捕されたんだって」
「わたしの調べでは9人でしたよ!?」
「・・・琥珀」
「琥珀さん、うっかりミスしたりするから・・・」
「そんな・・・」
「まあ、兎も角相手は全滅と」
「こちら側にはお馬鹿な人達が来た程度だったので問題無いようですが、他の資産家の方には結構・・・」
「被害総額が億単位なんだって。まあ、殺人がないだけマシかな」
「それも時間の問題だったでしょうけど」
「兄さん。そのレポートを見ても」
「ん?ああ、はい」
「・・・・・・被害者の内、二人ほど知っている方の名前が」
「藤巻さんと柴田さん?」
「何故兄さんがご存じなのですか!?」
「だってこの二人が遠野の関係者だからねぇ・・・そこを伝ってここに来たわけだし」
「そうなんですか!?」
「うん。そうだよね?琥珀さん」
「・・・はい。わたしの方は一人しか調べていませんでしたが」
「「・・・・・・」」

 

2015年8月27日

頭、いたい・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「今日もフル回転だね・・・」
「志貴さん。材料が心許なく」
「え?あと二日分は・・・あ」
「一昨日から回転数が増えているのでこのままだと明日乗り切る事ができませんよ」
「うわ。もしかすると他の店舗も」
「恐らくは」
「・・・テイクアウトが増えているのが一番の原因かぁ・・・」
「一人一日一品のみで許可して・・・まさか全員テイクアウトもするとは思いませんでした」
「今では通常のオーダーと共にしているからねぇ・・・」
「厨房は毎日修羅場ですよぉ」
「ここは良いけど、二号店は・・・」
「王さんと火鉈さん。メカ翡翠ちゃん達がフル活動していますから」
「・・・・・・だから王さんここに居なかったんだ・・・」
「三号店はもっと深刻です」
「ここは隣がテイクアウト専門だから少しマシって事かぁ」
「それでも少しという所が恐ろしいですねぇ」
「そう言えばそうだね」
「それで、どういたしましょう」
「供給できる物は少し増やしておくけど・・・難しい物もあるんだよね」
「難しいですねぇ・・・」
「あ」
「はい?」
「何も無理して供給しようとする必要ないんだよね」
「まあ、それはそうなんですが、え?もしかして欠品OKに!?」
「テイクアウトのみ欠品OKで」
「・・・それでも在庫のボーダーラインが読みにくいんですけど」
「うーん・・・」
「ただいま戻りました」
「翡翠ちゃんお帰りなさい」
「志貴さま。大量のお土産をいただいたのですが・・・」
「え?翡翠ちゃんが困るレベル?」
「全て食品なので。農業大国だけに穀物などトン単位でいただいてしまいました」
「うわぁ・・・まあ、いつも通りアイテムボックスに放り込んでも・・・・あ!」
「志貴さん?」
「琥珀さん。食材一杯あるよ!」
「へっ?」

 

2015年8月28日

お休みになると体調崩して倒れるこの状態・・・勘弁して欲しいんですけど・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「ああもう!」
「どうした?」
「最近ラブメールが多すぎるのよ!」
「ぅえ?」
「ラブレターメールよ」
「え?」
「まあ、全部削除しているけど一日300件越えると鬱陶しいのよ」
「三百件・・・」
「流石ゲーム中毒者は違いますね・・・」
「中毒じゃないわよ?志貴といるのを優先しているし」
「心配しなくても遠野くんはわたしが」
「シエルは何か趣味ある?カレー関係以外で」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっと、パン制作とか」
「いや。それ実家の仕事」
「ぐっ・・・」
「アルクェイドの趣味はネットゲームだけか?」
「最近はカメラ持って風景を撮ったり?」
「・・・・・・俺も、何か趣味を見つけるかな」
「志貴とドライブに行って風景撮影とか、良いわね」
「いや、俺カメラも車もないぞ!?」
「カメラはわたしの手持ちがあるから大丈夫!」
「車は───」
「ちょっと免許取ってくるわ」
「いや。車は・・・それに駐車場も」
「それくらいすぐに用意できるわよ」
「うわ・・・これだからお姫様は」
「シエル。志貴と車中泊とか」
「その話。詳しく」
「・・・何だろう。シエル先輩がアルクェイドに絡め取られる姿って珍しいな・・・」

 

2015年8月29日

商店街・・・遥か過去の記憶になりつつあるなぁ・・・ちょっと出かけてこようかな。体調がよくなったらorz

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「お!アルクちゃん野菜買ってくかい?」
「そうね。いつものちょうだい」
「おうよ!ちょっと待ってな。重いから・・・ってアルクちゃんには関係ないか少し割り引いておくからな!」
「ありがとう!」
「ン?彼氏さん・・・って志貴坊!」
「あ、ども」
「し〜き。持って」
「持てるか!」
「だよなぁ・・・坊も苦労してんなぁ・・・」
「と、言うよりもこんなに買っている姿も、これを何に使うかも知らないんですけどね」
「そうなのか?アルクちゃんは月に一度は買っていくぞ?」
「へっ?」
「し〜き〜」
「分かった分かった!じゃ、行きますんで」
「おう!リア充は引きずり回されちまえ!」
「オッチャン。後ろ後ろ」
「ひいっ!?」

「・・・なあ、アルクェイド。毎月こんなに買っているって聞いたんだが、何をするつもりなんだ?」
「え?みんなで鍋パーティ」
「・・・は?」
「シエルと、レンと、白レンと、シオンと・・・あと一人で」
「あと一人が気になるんだが・・・」
「顔は何となく覚えているんだけど・・・さ、さ・・・さっちゃー?」
「まあ、いいや。楽しそうだしな」
「女性のみの食事会ってヤツらしいの。わたしは場所の提供と食材を買ってるだけ」
「いや、それが八割だろ・・・」
「みんなお金渡してくれるわよ?」
「万年金欠のシエル先輩が渡すか・・・」
「いつも葛藤しながら渡してくるわ」
「あ、何か簡単に想像できるな。しかし・・・そのメンバーだと余らないか?」
「偶にブルーとかが乱入してくるし、毎回プラス一名来るから」
「基本メンバー六名プラスワンか・・・まあ、適量か」
「志貴も参加する?」
「いや。女性同士で話が盛り上がっているなら俺が入ると拙いだろう」
「志貴の話がほとんどだから」
「・・・・・・なんだろう。凄く怖くなってきた」

 

2015年8月30日

外に出ようとする→頭痛と立ち眩みでダウン。そして一日が過ぎる・・・orz

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「全軍突撃だ!」
「いきなり何を叫んでいるんだ阿呆は・・・」
「おのれ宿敵が!」
「有彦・・・病院に行くか?」
「あの、何かえらい殺気を感じる気がするんだが・・・」
「後ろのクラスメイト達からだぞ。それは」
「おうっ!?」
「朝からそのテンションと大声はかなりイラッとするんだ」
「次叫んだら保健室無しの病院だと思ってね」
「ああ、勿論不慮の事故だから」
「お前ら鬼か・・・」
「で、いきなり叫んだ理由は何なんだよ」
「遠野。お前、昨日金髪美女と仲良くおデートしてたって言うじゃないか」
「あー・・・買い出しの付き添いはしたな」
「しかも荷物を彼女に持たせたままだったらしいな!」
「アレは持てない。無理」
「重い荷物は男が持つもんだろ!?」
「・・・なあ有彦。7人分の食材を軽々と持つ事ができるか?」
「分けて持てば良いじゃないか!」
「一応俺も持っていたんだけどな・・・米を」
「え?持ってたのか?」
「五キロ程度だけどな」
「待て。それってどういう・・・」
「7人分の鍋料理の食材をアレは平然と持って俺は5キロの米を持っていた」
「・・・そんなに重い物なのか?」
「米の倍くらいかな・・・いや、もっとか・・・」
「それ絶対7人分じゃないよな!?」
「さあな。毎月らしいぞ?八百屋のオッチャンがすぐに用意してたし」
「意味が分からん」
「俺もだよ」
「で、その金髪美人さんは彼女なのか?」
「・・・・・・なのかなぁ・・・」
「何故疑問系なんだ!?」

 

2015年8月31日

なーんで仕事が増えてるのかな・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「志貴さま。こちらの許可を」
「いやいや!これは絶対駄目だからね!?」
「志貴さまを侮辱している教団です!」
「いや。普通にその世界の女神こそが真の神で、僕はただの詐欺師まがいの人間だって言ってるだけじゃないか」
「志貴さんを詐欺師扱いと聞いて」
「去れ」
「翡翠ちゃんがマジギレ手前・・・」
「相手は間違った事は言ってないよ?ただ、僕は神を名乗っていないし、詐欺師でもないと言うだけで」
「志貴さまは神ですが」
「普通に神域を出入りしてますしね」
「・・・・・・」
「志貴さまがこの書類を認めずともあの世界の女神がかなりご立腹でしたので何らかの制裁は彼等に科されるかと」
「翡翠ちゃん煽った!?」
「いえ。現状をご説明させていただいただけです」
「あの女神様。僕の事すっごく可愛がってたからなぁ・・・」
「あ、何か志貴さん遠い目してますよ」
「まあ、ご立腹と言うよりも激怒でしたが」
「・・・ちょっと何が起きているか確認したいんだけど・・・」
「志貴さま。今回ばかりは介入不可となっております」
「え!?」
「女神の怒りが収まるまで暫くお待ちください」
「志貴さん。大変な事になってしまっていますね」
「僕の知らないところでね・・・」

「志貴ちゃん!ハグしていい?ハグするね?」
「わっぷ・・・女神様。大丈夫?」
「馬鹿はもういないから安心して。それに志貴ちゃんはわたしの妹分だって分からせてあげたから!」
「・・・・・・えっ?」
「もう!しっかりと伝承に残るレベルで教え込んだわ!」
「ええっと・・・」
「志貴さま。確認が取れましたので後程ご説明いたします」
「・・・うん。お願い」