2016年12月1日

鬼平ファイナルですか・・・そっか、もう、終わりかぁ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「弓塚先輩ちーっす!」
「・・・・・・」
「その汚いモノを見るような目は精神的にキッツイな」
「だったらそんな変な事しなきゃ良いのに」
「ボケなきゃいけないと言う使命感に駆られて」
「そんな使命感捨てれば良いのに」
「今日のさっちんえらく攻撃て───考えてみたらいつもの事だった」
「・・・本気で叩くよ?」
「マジ勘弁!」
「あ、乾(後輩予定)おはよ」
「何かロクデモナイおまけが名字の後ろに付いていたが!?」
「おまえ、留年手前だぞ?」
「いやいやいやいや・・・無いだろ!成績は言っちゃ悪いが優秀だぞ!?」
「は?お前、再テストって聞いたぞ?」
「・・・は?」
「お前、名前の欄に「二階堂清十郎与綱って書いて提出しただろ。そのせいで0点だぞ」
「そんな危険すぎる遊びはしないぞ!?」
「職員室行って詳細聞いてこい」
「情報感謝!誰だ二階堂清十郎って!!」
「与綱付けるの忘れるな」
「───まあ、教科担任の悪戯だけど」
「全教科のテストそんな感じ?」
「教科担任ごとに名前を変えているらしい。中には乾亜理子(13歳と46ヶ月)とか何と突っ込んで良いか分からない力作もあるらしい」
「・・・先生方、乾くんに振り回されているからこんな時くらいはね」
「ただ、」
「?」
「一教科だけマジで名前の書き忘れがあったからこういった手に出たらしいんだけど」
「先生方優しいね」
「全くだよ」

 

2016年12月2日

泣くんじゃない

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「12月か・・・どうするよ」
「何が?」
「今回は俺の手を離れているが、アレは確実におきるぞ」
「えっ?乾くんが唆していたんじゃないの?」
「失敬な!俺はみんなを誘導してガスを抜きつつ騒いでも大事にならないようにと───」
「あ?」
「スミマセン。数日間この台詞を考えていました」
「で、どうするの?本当に問題が起きたら」
「俺が全力で対処する。例え裏切り者と言われようとも!」
「今回のお祭り騒ぎは暴動の予感かな?」
「そうならないよう全力を尽くす」
「いつもの馬鹿騒ぎだったら問題無いけどね・・・何かあのタイミングで介入がありそうで」
「そうなったら拙いな。さっちん。良いアイディアは」
「えっと、あるよ」
「マジか!」
「乾くんが処刑される」
「・・・さっちん。俺にもの凄く恨みあるだろ」
「うんっ」
「その恨みって、さっちんだけかい?」
「商店街のみんな含めて石を当てるの」
「その処刑方待った!」
「えー?」
「マジ殺す気か!」
「やだなぁ。乾くんの前には強化プラスチックの盾を置くよ?」
「良かった・・・いや、良くない。盾一枚だけだろ!」
「うん」
「・・・横からはノーガード」
「うん」
「やばいさっちん俺を殺す気だ・・・」
「だから殺す気は無いよ?細い通路の最奥に乾くんを貼り付けて、その前に盾を置くの。滅多なことでは当たらないよ?」
「跳弾は」
「ご愁傷様」
「・・・隠し切れていない殺意が・・・」

 

2016年12月3日

一つの時代が終わったと。そんな気がします。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「翡翠ちゃんはどちらへ?」
「本国かなぁ」
「───あらら。ドッペルさんでしたか」
「・・・今の会話で気付くとか。どういうこと?」
「会話だけではなく、視線もですよ」
「えっ?」
「志貴さんはそんなに人の胸をちらちら見ませんし」
「いや、琥珀さん。自分の格好を見てからそう言ってよ・・・」
「肌ワイですが何か?」
「どうしてそんな格好でこの部屋に来るかなぁ!?」
「えっと、久しぶりに志貴さんと添い寝を楽しもうかと」
「・・・ああ、色々覚悟完了していたんだ」
「もちろんです。だからもしもの時を思って翡翠ちゃんの居場所を確認したのですが」
「残念。二人とも本国だよ」
「そうですか・・・ちなみにですが、貴方と添い寝をしてもああなるんですか?」
「いやまったく」
「志貴さんのドッペルゲンガー失格ですね」
「いや、アレ無理だからね!?」
「まあ、そうですね・・・」
「───あ」
「どうかなさいましたか?」
「今、異世界召喚陣が」
「まさか志貴さんですか!?」
「多分」
「またですか・・・」
「一応周辺に連絡お願い」
「かしこまりました〜」
「僕は他の子達に連絡してアリバイ作りしておくかな・・・」
「そちらはそちらで苦労しているんですね・・・」
「うん」

 

2016年12月4日

休みをもらって山積みしている本を読みたい・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「アルクェイド」
「なーにー?」
「いや、何故キッチンで料理を?」
「作ってみたくなったから」
「お前、料理できたっけ?」
「学習したわ!」
「・・・「料理バトル番組を見て!」といったら迷わず帰っていた」
「それも参考に」
「・・・お前何作るつもりなんだよ」
「えっ?「料理の天狗道の3分1ラウンド極限クッキング」を参考に・・・蕎麦?」
「何故そんな物騒なタイトルで蕎麦なんだ!?」
「蕎麦VSうどんの熱いバトルだったんだけど、妨害工作や破壊工作ありだったから凄かったわ」
「既に料理は付属品扱いだろ!?」
「開始早々蕎麦チームがうどんチームの大将をとても常人とは思えないスピードで殴る蹴るの攻撃をした挙げ句に吹き飛ばして自分はのんびり蕎麦打ちしていたの」
「・・・で、周辺見ても蕎麦を打った様子がないんだが。というよりもお湯を沸かしているだけじゃないか」
「うん。材料無いし」
「いや、それなら何故お湯を?」
「カップラーメン食べるの」
「蕎麦は!?」
「カップタイプの蕎麦よ」
「・・・謝れ!蕎麦職人と蕎麦好きに謝れ!」
「なんでそんなに怒るの!?」
「そりゃ怒るわ!」
「・・・おそば屋さん、出前してもらった方が良かったかぁ・・・」
「そうしてくれ」

 

2016年12月5日

レベル99だらけの所にレベル50代が入り込んでくるって、どんな気持ち?

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「どうしてシオンを抱きしめているのかな?」
「他の人からはむしろ俺が抱きしめられているように見えると思うぞ?」
「どうして抱き合ってるのかな?」
「シオンの暴走を止めてくれたら説明するよ!」
「結構余裕そうなんだけど?」
「こう見えてもいっぱいいっぱいだからな!?」
「志貴。シオンにキスしたらショートして止まるんじゃない?」
「その際に首にかみつかれたらアウトだろうが!しかも今必死に頭を掴んで・・・」
「───キス」
「「あっ、止まった」」
「っ!?」
「悶えているわね」
「流石シオン。見事なまでの自縄自縛」
「今よ志貴!」
「ああっ!」
「!?」
「・・・・・・いや、そこでキスをする志貴も凄いわ・・・普通は体勢を立て直す所だと思うんだけど」
「えっ?」
「・・・・・・・・・」
「でも、そっちの方が有効だったわね。シオン顔を真っ赤にして倒れたし」
「全くシオンお嬢様は・・・」
「シオンお嬢様って、何?」
「罰ゲームで、今日一日シオンの執事をしているんだよ」
「わたしも!」
「だ め だ!」

 

2016年12月6日

・・・勝っちゃった。どうしよう・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「アルクェイドの誕生日プレゼントか・・・どうしようかな」
「まだ決めてないの?」
「そうなんだよ。何だか決めきれな・・・」
「?」
「・・・良かった。アルクェイドだったらどうしようかと・・・」
「僕の声とアルクェイドさんの声は違うよ?」
「少し声のトーンを落とした時の声と似ている」
「あまり似ていないと思うけどなぁ・・・で、どうするの?」
「あまりお金をかけるわけにもいかないし、かといってなぁ・・・」
「手料理も打ち止め?」
「何故知ってる・・・」
「尽くしているねぇ」
「色々学んで欲しいからな。まあ・・・仕方ないからお金を下ろして」
「バイト、してみない?」
「は?」
「日給3万円のアルバイト」
「危険は?」
「普通?」
「普通が危ない。それがお前の所だろうが」
「まあ・・・異世界で魔物退治だよ」
「危険じゃないか!」
「街道沿いの魔物討伐だよ。君にはある程度の攻撃を軽減する護符を渡すから」
「それなら・・・まずは一日」
「オッケーとりあえず週末招待するね」
「おう。あ、俺が用意する物は?」
「無いよ」
「・・・了解した」
「そんなに緊張しなくても・・・僕の世界の有彦ですら軽々とこなす作業だよ」
「作業と申したか。つーかお前の世界の有彦は化け物じゃねーか!」
「えっ?弓塚さんに絶対服従なのに?」
「・・・こいつぁ・・・」

 

2016年12月7日

何となく体調が優れない。まあ、その程度では休めないのですが・・・いや、木曜までは意地でも休めない・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「───無理」
「えー?」
「いや。なんだよアレ。体術だけであの群倒すとか」
「いや、だってその眼を使いすぎたら危ないでしょ?」
「そうだけどさ!」
「うーん・・・じゃあ2ランクくらい落として大黒樹帯の魔物退治かなぁ」
「名前を聞いた時点でアウトっぽいんだけど、良くあるゲームのレベルで換算してどれくらい?」
「ここ?それとも大黒樹帯?」
「両方」
「うーん・・・ちょっと待ってね。確か・・・」
「ここに来て未来アイテムとか・・・何だよその虚空に画面が浮かぶとか・・・」
「ああ、あったあった。黒晶樹林帯はレベル89で、大黒樹帯はレベル49」
「差がありすぎるだろ!」
「弓塚さんと有彦達は真樹海にいるよ。レベル191の」
「・・・一つ確認したいんだが」
「?」
「このレベル換算をした場合、ネロはどれくらいだ?」
「さっき戦っていたスライムみたいな魔物とほぼ同じくらいかな。アレのレベルが94で、生物を補食してその特徴を真似るってところも近いかな。複数のコアを有しているし」
「って事はあれの方が厄介じゃね?」
「うん。中枢制御なんてしていないから切った瞬間に切り離して跳びかかってくるからね」
「───あの時俺避けてなかったら」
「安全のために防御膜を纏わせてあるから最悪の事態はなかったよ」
「もし無かったとして、どうなるんだ?」
「時間をかけて捕食。まあジワジワと溶かすらしいよ。頑張れば抜け出せるらしいけどレベル70台だと確実に抜け出せないから複数人数であたるようにだって」
「俺を殺す気か!?」
「いや、ネロ倒したでしょ」
「・・・何か簡単に言ってませんか?」
「えっ?」
「・・・基準が違うからな!?そっちの人達は一般人ですら修羅のような連中だからな!?」
「一応言っておくけど、志貴くんのレベル」
「は?」
「81〜94というとんでもないムラのあるレベルだよ?」
「ということは・・・」
「同レベルであれば間違いなく倒せる相手なんだけど」
「攻撃あんまり通ってなかったんだけど!?」
「八点鞘である程度削ってしまえば問題無いよ?」
「あっ・・・」

 

2016年12月8日

ちょーっと心労。そして寝込んでます。ポンポン痛い。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「・・・ねえ。そのキロ単位の黒糖、どうするつもりなの?」
「クリスマスプレゼントにしようと思ってるんだけど」
「わたしに!?嫌がらせにも程があるわよ!?」
「いや、アルクェイドにあげるのならここに用意しておかないだろ」
「よかった・・・ちょっと本気で泣きそうだったわ」
「アルクェイドには白かりんとう五キロだから」
「・・・・・・・・・えっ?」
「白かりんとう五キロ」
「志貴。本当はわたしの事嫌いでしょ」
「えっ!?いやだったのか!?仕方ないな・・・じゃあアレは他の人にあげるとして・・・」
「普通の物で!食べ物じゃないもので!」
「うーん・・・それならやっぱり伝統工芸品とかかな」
「あ、何か少しまともそう」
「こけし、市松人形、雪駄、天蓋のうちどれが良い?」
「何かどれも地雷のような四択な気がするんだけど!?」
「前二つは人形の類だし、雪駄は履き物。天蓋は笠だよ」
「傘?」
「笠。時代劇で虚無僧とかが被っている」
「時代劇・・・虚無僧・・・・・・あー・・・・やだ!」
「全力否定!?」
「当たり前じゃない!どうしてあんな物をもらって喜ぶのよ!もっとまともな物よ!」
「じゃあこけしは琥珀さんに。市松人形は秋葉に。雪駄は先生に。天蓋は・・・シエル先輩にあげよう」
「・・・何かとんでもない事になってるわ・・・」
「アルクェイドがワガママ言うからなぁ・・・日用品とかが良いのか?」
「それだと何を用意しているの?」
「いや、まだ用意していないけど・・・そうだな。お茶セットとか」
「・・・そこで妥協するわ」
「他が1万円超えるからなぁ・・・ちょっとランクの高い物を用意するか」
「志貴。お金大丈夫なの?」
「まあ、問題は無いなだからこそ色々用意しているんだ」
「アルバイトでも始めたの?にしては普通にこっちに来てるし・・・」
「まあ、短期バイトを少々な・・・」

 

2016年12月9日

久しぶりに39度辺りまで・・・危ない危ない。 寝込んでいて10日朝まで自室に戻れませんでした。

───────↓以下、本日の短編(物理DE基本OK)↓───────

「ねえ、志貴って出会い頭にわたしを17分割したけど、アレって魔眼よね?」
「いや?全力で切り捨てた」
「えっ?」
「秒速五回の連徹抜手をベースにちょっとな。丁度あの二ヶ月前に素手での斬鉄ができたんだよ」
「素手での斬鉄・・・」
「ネロに対して発勁で固体化する前に衝撃で殺したりしてるの見てただろうが」
「あー・・・何か理解が追いついてなかったわ」
「魔術とかなんやかんやあるのになんでこっちを否定するんかなぁ・・・特にシエル先輩」
「いや。徹甲作用付きの黒鍵投擲を手刀で弾いたり柄を掴んで投げ返したり、正面切って拳で無効化するなんて人間のすることじゃないわよ!?」
「俺としては先生みたいにビーム出している方がよっぽど異常なんだがなぁ」
「そう言えば志貴は眼鏡を外したことは」
「無いぞ。先生との約束だし」
「えっ?」
「何故そこで驚く?」
「だって志貴。直死の魔眼を保つ退魔師だって話が結構・・・」
「あー・・・それ名前違いだ。俺は七夜志貴。まあ、確かに俺も直死の魔眼保ちだが、その話が挙がっているのは両儀式だろうな。退魔師じゃないはずだが」
「えーっ?」
「ちなみにシエル先輩から聞いたのは俺は即死の退魔師だと言う噂があるらしい」
「即死の、退魔師」
「先生みたいに遠距離攻撃できないんだけどなぁ・・・」
「いや、それでも充分過ぎるでしょ・・・」
「俺の手刀は最大で五センチ程度だぞ?」
「・・・既に常識外だって自覚して欲しいんだけどなぁ・・・」

 

2016年12月10日

まだ完全回復にはほど遠い・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「志貴さん?」
「・・・ちょっと考え事してた」
「どうかなさいましたか?」
「いやぁ・・・別の世界の僕に、僕の世界は一般人ですら異常だって言われた」
「あー・・・それは三咲町限定ですよ」
「あとは僕の国もかなぁ」
「まあ、国を有している時点で異常以外の何物でも無いですが」
「でも、確かに弓塚さんや有彦は凄いことになっているよねぇ」
「何度も異世界に行ってしまっているせいでスペックが凄いことになっていますからねぇ・・・下手に死徒や魔術師が喧嘩を売ってきても問題無いレベルですよ」
「そこなんだけど」
「へっ?」
「あの二人のレベルだとロアさん瞬殺レベルなんだよ」
「・・・まあ、なるべくしてなった感が強いですですね」
「だよねぇ」
「ある程度対策をたてなければ日常生活に支障を」
「ちょっと対策練ってくる!」
「あらら・・・」

「・・・遠野。昨日の夜俺んちに来たか?」
「え?なんで?」
「だよなぁ・・・何か知らんがそんな夢を見たんだよ。しかもおきたら体が怠い」
「風邪?時期的に有彦がひく部類の風邪じゃないよ?」
「馬鹿と申したか。いや、そういう怠さじゃないんだな・・・」
「ふーん」
「何か遠野と幼女が出てきた夢だったんだがなぁ・・・」
「そっかぁ・・・」

 

2016年12月11日

まだ寝込んでいますが、何か?   マジでお休み勿体ない・・・orz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「くっ、殺せ!」
「・・・」
「あら?志貴さんどうなされましたか?」
「アレ」
「・・・あぁ、森鬼の仕掛けたトラップに女性騎士が掛かっていますねぇ・・・」
「テンプレートな台詞をあげていたよ」
「あー・・・それならすこし急がないといけませんねぇ・・・フラグ体質ですか」
「どうなるの?」
「ほぼ確実に上位種が出てきます。ほら」
「・・・えっと、アレ、大きくない?」
「森林鬼ですね。森鬼の上位種です。分かりやすく例えるならオーガがキングオーガになったものと」
「・・・分かりやすくていやだなぁ・・・」
「といいながらも敵をアッサリ倒してしまう志貴さんがステキです。アレでもこの真樹海に生息しているのでレベル200超えなんですが・・・」
「大丈夫ですか〜?」
「・・・・・・怖かった・・・」
「宿に戻ってお風呂に入れば落ち着きますよ」
「いや、その返し方はどうかと思いますよ?志貴さん」
「・・・うん。お風呂・・・」
「あやー・・・少々幼児退行してませんか?」
「とりあえず、近くの村まで転移しよう」
「あ、これ持っていきますね〜」

「志貴さん志貴さん。彼女、侯爵令嬢らしいんですが!?」
「まだ樹海手前の場所だったからレベルは170台でも不自然では無いと言えばそうなんだけど・・・一人だったのはおかしいよね。まあ、この宿屋にいれば問題は無いけど」
「店員200超えで女将さんとマスターは230ですからねぇ・・・」
「流石最前線の村と言えば良いのかなぁ・・・」
「周辺国で最強と言われている将軍がレベル190ですよ?200超えなんて」
「琥珀さん琥珀さん」
「はい?」
「琥珀さんのレベルは?」
「779ですが。何か?」
「何倍?」
「いやいや。わたし達のことはおいておきましょうよ。それよりも彼女は」
「その将軍さんの娘さん?」
「はい!だからこそ一人というのは尚更おかしいのです!」
「まあ、すべき事はしたし。宿の人には事情を説明したから大丈夫だよ」
「えっ?アレで放置ですか!?」
「じゃあ、琥珀さんモニター宜しく」
「えっ!?」

 

2016年12月12日

だからどうした!(錯乱中)午前2時半から書き直しとか・・・病み上がりには辛い。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「OKした覚えないんだけど?」
「いやぁ・・・志貴さんいつも異世界から人を連れてくるので、つい」
「いや、ついじゃなくて。大問題なんだよ?」
「へっ?」
「僕が連れ出す場合は事前に手続きを取るか、翡翠ちゃんもしくはドッペルさん達が同時並行で許可を取っていることが多いんだよ」
「はぁ・・・」
「何度か怒られはしたけど、今回みたいなことをすると流石に」
「どうなるんですか?」
「その世界からその人物が消されてしまう」
「逃がすわけですから問題無いですよね?」
「死んじゃうよ?琥珀さんが」
「え?」
「琥珀さんの生命力が彼女に流れ込むから───」
「大至急元のところへ返してきます!」
「翡翠ちゃん」
「───手配いたします。チッ手間かけさせやがって・・・
「ひいっ!?」
「琥珀さん。異世界に拠点を置いてつないでいるのなら問題無いんだけど、そうじゃなかったら連れ出した相手と契約を結んだ状態になるから危険なんだよ?」
「・・・重々理解いたしました」
「でもどうして連れてきたの?」
「どうも彼女は複数の国から狙われているようなので一時的にこちらに逃がそうかと」
「だからこそあの宿屋だったんだけど」
「えっ?」
「僕言ったよね?すべき事はしたって」
「あ、はい」
「今頃宿の人達が周辺を探しているよ思うよ」
「うわぁ、迷惑掛けちゃいました・・・」
「琥珀さんが人助けをしようとすると高確率で空回るから不思議だよね」
「うううっ・・・言わないでください」

 

2016年12月13日

さっちん!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「見えないストーカー?」
「ああ。最近さっちんが何かに見られているらしい」
「弓塚さんが・・・」
「どうした?」
「いや、もしこれが有彦だったら自意識過剰乙って言って終わりなんだけどなぁ・・・って」
「いつも通り俺の扱い酷くね!?」
「有彦だし?」
「・・・で、話を戻すが、どうなんだ?」
「とりあえず知り合いに聞いてみるね」
「ソイツが犯人ってオチじゃね?」
「人じゃないのに?」
「!?」
「そんな劇画調な顔をしなくても」
「普通に驚いただけだぞ!?」
「───うん。識別番号───うん?あ、やっぱり?うん。了解了解。連絡お願いね」
「何今の近未来装備」
「えっ?」
「さっちんのことよりも今の!」
「弓塚さんの件なんだけど、暗殺者が」
「いきなり話が重くなった!?」
「話を続けるけど、良いかな?」
「どぞぅ」
「暗殺者がずっと狙撃用意をしていたらしいんだけど、全てに気付かれて撤退したらしい」
「撤退したんかい・・・」
「次は無差別テロに見せかけるんじゃないかって」
「そっちの方が大問題!」
「とりあえず連絡して対処してもらうようには言ってあるけど」
「危険性はあると」
「んー・・・あるのかなぁ」
「どっちなんだよ」
「自爆テロレベルじゃないと無理な気がする」
「物騒な台詞を・・・」

 

2016年12月14日

治りかけか〜ら〜の〜

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ざぶい!」
「えっ?有彦なのに?」
「乾くんが寒いって・・・雪?」
「俺どんな扱いなんだ・・・」
「超アバウト温度計」
「融点−10度沸点40度の謎生命体」
「人類とさえカウントされていない件についてッ!」
「普通の人間ならこの時期この外気温時に半袖で来ないよ?」
「仰るとおりっっ!」
「で?有彦。何があった?」
「───道の端でガタガタ震えて踞っていた幼子がいたからかけてやった」
「「は?」」
「・・・えっ?何そのドライな視線」
「いや、そんな事態も問題だけど、それ以前にその対処のみ?」
「えっ?あ、ああ。カイロも入っているから問題無いぞ」
「いや、すぐに連絡とかは」
「いや。アレ人じゃねーし」
「・・・・・・乾くん」
「あれ?俺、何か拙い事しましたかね?」
「場合によっては。グッジョブという可能性はあまりない」
「えっ!?」
「裸足でボロボロの服を着た少女?」
「ああ。よく分かったな」
「───有彦。それ、厄神」
「えっ?」
「外国から渡ってきたんだなぁ・・・前は貧乏神だったのに」
「まさか」
「服をあげちゃったんだからラインが繋がったね.間違いなく」
「どうなるんでしょうか!?」
「ピンポイントで問題が発生するだろうね」
「あ、でも遠野くん」
「?」
「乾くんはただでさえ問題だらけだからこれ以上問題が起きると・・・」
「あ」
「何!?何!?何なんだ!?」
「マイナスかけるマイナスはプラスになる・・・かも?」
「マ・ジ・で!?」
「更に迷惑なことになる可能性もあるよなぁ」
「・・・俺、どうなるの!?」

 

2016年12月15日

気合いと根性で半日はなんとか・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「どうにもならなかったね・・・」
「トラックが突っ込んでくるとかとんでもないねぇ」
「偶にある日常だよ」
「それが一日二度とかとんでもないけどね」
「まあ、確実に厄災神だと分かっただけでも進展だね」
「・・・俺、死にかけているんですが?」
「無傷なのに死にかけとはこれ如何に」
「死ぬ気で避けた結果だからな!?トラックと暴走車のコンボは流石にアウトだぞ!?」
「サイドステップと二段ジャンプで避けた乾くんが何か言ってるよ?」
「必死にジャンプして避けたように装いながらボンネットを踏み込みでへこませた挙げ句屋根にエルボーしてたよ」
「てへっ?」
・・・次来たら事故を装って乾くんを突き飛ばそう
「ちょっと弓塚さん!?割とマジで不味いからな!?」
「・・・ねえ。あれって、居眠り運転かなぁ」
「「えっ?」」
「ほら。蛇行しながらこっち来るよ」
「・・・うわぁお。殺意のある居眠り運転だなぁ・・・」
「しかも乾くん向けだね」
「ド畜生!ここにいるぞぉぉっ!」
「あ、何かバターイチックに叫んでる」
「馬岱?・・・あぁ」
「あ、避けそこなって跳ねられた」
「避けた瞬間にジャックナイフとか凄いねぇ」
「ジャックナイフと言うよりもスピンだけど」
「中の人無事かなぁ」
「遠野くん。乾くんは?」
「え?跳ねられる直前に後ろに跳んでたから致命傷は無いと思うけど・・・まあ、有彦だし」
「死ぬことだけはほぼ無いから安心して見ていられるね」
「───マジで助けてくんない?死にかけですよ?」
「足でもやっちゃった?」
「ああ。ちょっとひねったかも知れない」
「・・・アレだけ巻き込まれて足をちょっとひねるという自爆」
「次はさっちんのb「は?」・・・いえ、スミマセン」

 

2016年12月16日

は?何が、おきた?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「別の神様の介入で有彦の問題は解決してしまったわけだけど」
「持つべきものは友だな!」
「・・・山の神を。しかもあんな状態の山の神を友と言い切る有彦は偉いよ」
「何だろう。あまり褒められた気がしねぇ・・・」
「褒めてないからねぇ」
「でも、上着は?」
「その場で燃やし尽くされたよ」
「!?」
「着たかった?障気まみれの着たら発狂するような代物」
「・・・えっ?マジそんな不味い相手だったのか?」
「うん。送り込まれた厄災神だけど、取扱注意のタイプだったよ」
「・・・で、あの子は」
「翡翠ちゃんが送り込んだところに連れて帰ったよ」
「「うわぁ」」
「今頃感動の対面だと思うけど」
「どうなるの?」
「呪詛返しと同等?」
「それって・・・」
「その場で自然に還るだろうけど、人工的に増幅されたマイナスエネルギーはそのまま返されて・・・」
「「・・・・・・」」
「でも異世界から送り込んでくるなんて相手は何考えているんだろう」
「えっ?異世界?」
「うん。二人とも言ったことのある異世界だよ」
「「えっ!?」」
「狙いは僕じゃなかったみたいだから・・・自動的に二人になるんだ」
「乾くん!?」
「俺か!?」
「───有彦の可能性が高いよね。異世界だと無駄に主人公みたいなことになるし」
「お笑い補正が反転するみたいだからな」
「・・・わたしは何も変わらないのにね」
「「えっ?」」
「えっ!?どうしてその反応なの!?」

 

2016年12月17日

いたひ

───────↓以下、本日の短編(???)↓───────

「いい加減平穏無事は仕事しろ」
「ふむ。年明け必死に祈っていたのは平穏無事だったか」
「その帰りに襲われて以降、少しの休みもなく問題に巻き込まれているがな」
「巻き込んでいる儂が言うのも何じゃが・・・スマン」
「あの宝物庫満載に比べたら前々問題は無いが」
「あんな世界の終わりと一緒扱いか!?」
「残り2割でも開放した瞬間に世界終わるんだがな。それを理解してくれるヤツが少ないどころか片手で足りる」
「・・・何か儂がカウントされていないような」
「すると思うか?現在進行形で厄介ごとを押しつけているジジイに対して」
「今回は本当に不慮の事故じゃ!」
「不慮の事故で危険物を引き当てるな」
「・・・スマン。というよりもあとどれくらい保つんじゃ?」
「あと4,5日この状態で弱らせてれば持ち帰ることができるが、囲まれているしなぁ」
「蹴散らした方が良いか?」
「援軍が来ないかも知れない状況だからなぁ・・・ちょっと覚悟決めて全力で」
「それは絶対マズイ状態じゃろ!?」
「何日寝ていないと?こうして喋っていないと意識が飛ぶ」
「おまっちー。宅配サービスっす」
「・・・は?」
「ぉおー・・・ザ・呪いというよりもこれ、回収以前に破壊レベルじゃね?」
「いや、お前・・・乾」
「ン?俺は野郎に名前を覚えられる趣味はないぞ?まあ、とりあえずこれ持っていくぞ。あ、爺さんハンコくれ。無ければサインでも」
「何をするつもりじゃ!?」
「クーラーボックスにこれを「触ると」入れてと・・・活きが良いなチクショウ!」
「「・・・・・・」」
「ほい。サインくれ」
「あ、ああ・・・」
「ほい、どーも。じゃあこれは遠野に渡すから。じゃーなー」
「・・・普通に手にとっておったのぉ・・・」
「真っ黒な障気が腕に食いついていたな」
「それを活きが良いと良いながらクーラーボックスに叩き込んでいたが・・・」
「常人じゃなくても触ると即取り込まれるぞ」
「マトモに近付くこともできなかったわけじゃから知っておる」
「あの世界の連中は化け物だらけか」

 

2016年12月18日

修理しながら使っていたけど限界が・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「外務の人達が大変な事に」
「何かしでかしたの?」
「あの4カ所撤退以降外務局の方に各国から電話が殺到していて」
「抗議の電話ですか?」
「抗議は2カ国からでしたが、ほぼ全てご機嫌伺いと確認です」
「確認って、自分たちの国にある大使館もあんな仕掛けが無いかどうかですか?」
「まあ、概ねそんな感じですね」
「仕掛けているんですか?」
「そんな場所を提供されない限りは無いですよ」
「・・・提供されているところもあると」
「大問題の場所を押しつけてきた国が多かったですねぇ。紹介という形で」
「それって・・・」
「その場で払って結界を構築したうちの武官も居たみたいですが」
「払ったって・・・えっ?払っただけですか!?」
「みたいですよ。おかげで直後から周辺は大変な事になっていたらしいですが」
「!?」
「一瞬にして周辺地域が不浄の地域となって魑魅魍魎が闊歩するレベルに」
「それだとこちらも困りますよね!?」
「いえ全く。こちらは完全防備済みですし」
「・・・・・・」
「まあそんな感じでこちらを低く見ていた所が軒並み一等地へのご招待をね・・・」
「何という手のひら返し」
「全部丁重にお断りしているけど」
「えっ!?」
「下手すると貸し一つになりかねないからね」
「・・・まあ、そうですねぇ・・・」
「それに安定させていないのに動いたら最悪の状況になっちゃうし」
「そこまでの場所があると!?」
「結構あるよ」
「・・・クレームで済むレベルじゃないですよね?」
「だからこそ相手は戦々恐々しているんだけどね」
「・・・狙い通りですか」
「うん」

 

2016年12月19日

あんだって!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「あの〜・・・志貴さん。どうしてわたしが国際手配を受けているんでしょうか」
「琥珀さん何かやらかしたの?」
「志貴さんが手配したのではないのですか!?」
「すぐ捕まえられるのに?」
「ですよねー」
「指名手配されてるの?」
「みたいです〜」
「・・・琥珀さん色々やらかしているから庇えないよ?」
「何もやらかしていないと思いますよ!?」
「そこは少し自信ないんだ・・・」
「心当たりが全くないとは流石に言い切れません」
「ちょっと調べてもらうかなぁ」
「お願いします」

「美少女怪盗アンバーだって。少なくとも琥珀さんではないことが証明できて良かった良かった」
「敵です。アレは敵です!」
「?」
「胸ですか!しかも怪盗なのにお淑やかって何ですか!無茶苦茶すぎます!」
「まあ、どうしても琥珀さんとは正反対だったねぇ・・・」
「しかし志貴さん。どうして怪盗本人と連絡を取れたのですか・・・」
「えっ?向こうが連絡先教えてくれたよ?」
「えっ?それ詳しく」
「情報収集の時、わざと情報屋を使って調べさせたら向こうから接触してきたんだ」
「・・・何故?」
「まあ、色々と・・・」
「また志貴さんが女性を口説き落として・・・」
「僕何もしてないよ!?」

 

2016年12月20日

帰宅と同時にバタンキュー

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───新人はどうなんだ?」
「演技でも何でも無く信者ね」
「いや、それはおかしいだろ。面識もないのにガチレベルとか」
「会ったことで一線を越えてしまったとも考えられるわ」
「・・・禁断症状があったのか?」
「重度の」
「・・・訳が分からんぞ」
「どうも知り合いに月礼教会信者が居るらしいのよ」
「まさかマインドコントロールかっ!」
「でも能力が高いから正解だったわけだけど・・・狂信者を増やすのはねぇ・・・」
「志貴を見る目は?」
「まあ、神聖視しすぎてはいるわね」
「不味いな」
「そうね。このままだと暴走しかねないわ。まあ、月礼教会自体は例え過激派でも暴走しない連中だし」
「だからこそ、か」
「早めの指導を要するわ」
「・・・一応連絡はしておくか・・・で、当の本人は何処なんだ?」
「え?本国のお店」
「それは不味いだろ!」
「ある種の躾という事で」
「いやいやいやいや・・・アウトだからな!?確実にアウトだからな!?」
「変な野望や潜入の類なら即終了だから分かりやすいのよ」
「・・・もしかして、前にもしたのか?」
「一度暗示をかけて侵入してきた奴が居たのよ。ああ、本国じゃなくて三咲町での話よ」
「で?」
「何も知らない新人店員がガードの低い2号店に入れて・・・即天誅」
「は?」
「天誅よ。天誅。足を踏み入れた瞬間に神隠し。新人大混乱。あの時は大変だったわ・・・」
「本気で何があった・・・」
「まあ、その時の映像を編集したのがこれ。店外のカメラと店内のカメラ映像を編集してあるからあとで見たら?」
「・・・まあ、後で見るとしよう」

 

2016年12月21日

二万消失。何もしていないのに何があった!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「さて、どうしたもんかな」
「乾くん?珍しく真面目な顔してどうかしたの?」
「珍しくって・・・いや、ちょっと困ったことになったからどうしようかと悩んでいたんだ」
「成績が?」
「成績は良くも悪くも普通だ!」
「・・・えっ?」
「えっ?なんでそこで不安にさせるような反応?」
「───まあ、うん。じゃあ他に何かあったの?」
「話題を無理矢理修正しやがった・・・」
「悩み事って、何か問題でもあったの?」
「クリスマスカップル撲滅隊の中でも過激な二名が昨日から行方不明らしいんだよ」
「・・・監視を振り切ったってこと?」
「ああ。見事に振り切られたらしい。しかも二人揃って非アクティブな連中なのにだ」
「・・・監視が緩すぎたんじゃないの?」
「4名態勢で少ないと思うか?」
「監視が裏切った?」
「可能性は無いな。奴等は特に過激だ。賛同することイコール犯罪行為に手を染めるとなりかねないんだよ」
「・・・そんな人達をグループに入れていたんだ」
「監視しやすくするためにな」
「乾くんも今回神前の誓いがなければ犯罪予定だったしね」
「・・・一応姉貴の折檻を見せることで抑制にもなっていたりする」
「わざと?」
「半々だな。やる時は羽目を外し、制裁は徹底して受ける。そこに後悔は一切無い!」
「今度からは本気で制裁することにするよ」
「待ってさっちん!貴女様の本気は殺る気満々の本気だから!」
「それであの集団が抑制されるのならわたしはいつでも乾くんを公開処刑するよ?」
「やう゛ぇぇ・・・本気の目だ」
「で、その二人は追っているの?」
「その事で弓塚達の力を借りたいんだ」
「捕まえて始末するの?」
「情報だけで良いから!捕まえるのは俺らがする」
「個人情報の提供お願いね」
「了解した」

 

2016年12月22日

パーツ買ったよ! 修理部位はそこじゃなかったよ・・・orz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「一人は見つかったよ」
「早いな!」
「ネットカフェにいたよ」
「・・・・・・あー、うん。そっかー・・・」
「いそうな所を調べたらすぐに見つけられたんだよ」
「ある意味盲点だったわ・・・」
「あと一人だけど、ちょっと見つけにくいかも」
「弓塚達でもか?」
「非アクティブって聞いたのにサバイバルゲーム趣味とかちょっと嫌な予感がするんだけど」
「野宿の可能性は無いだろ・・・いくらなんでも」
「一式持って出ても?」
「は?」
「調べたら四ヶ月前に通販でサバイバルグッズとか買っているんだけど、それらがなかったみたい」
「・・・弓塚。そこまで調べたのか?」
「危険なんでしょ?」
「ああ、まあ・・・わかった。俺らの方で一人は確保して尋問してみる」
「お願いね。わたしは引き続き行方不明の一人を捜すから」
「ああ。頼んだ」

「───乾くん。不味いよ」
「こっちもあまり思わしくないな」
「乾くんの方から聞いた方が良いかも」
「じゃ、俺から・・・それぞれが単独犯の可能性が高い。捕まえた奴から聞いたが、今回の件は話し合いはしたが逃走中の奴が本気で人を殺しかねないと判断したらしくてな」
「身の危険を感じて身を隠したってこと?」
「そうらしい。深夜にそっと抜け出したらしい」
「ということは相手も対策を練っている可能性が高いのか・・・警戒度を上げて調べるよ」
「頼む」

 

2016年12月23日

復旧!イブの朝まで機械いじりとか・・・orz   _〇□=

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「確保してきたよ」
「・・・まさか弓塚。お前が出張ったのか?」
「うん。流石に今回は看過できなかったかな」
「何があった?」
「町外れの廃ビルを要塞化して襲撃計画を立てていたんだよ。しかも武器も用意して」
「・・・・・・」
「手製の火炎瓶とか、パイプ爆弾や手製ミサイルとか」
「おいおいおいおい・・・」
「今、治安部隊に撤去作業させているけど、警察の介入不可避だよ」
「無理なのか」
「殺傷能力が高すぎる代物ばかりだったし」
「・・・で、奴は」
「間接数カ所外して寝袋に入れて拘束中」
「うわあ・・・」
「その際に猿轡と発火装置、遠隔操作用スイッチの類は全て外したから大丈夫」
「いや、多分ソレできないレベルでのたうち回っていると思うんだが」
「治安部隊の人達には引き渡しの時「乾の関係者だから」って警察にいうように言伝はたのんでもらったから」
「それ不味いでしょうが!」
「えっ?多分警察も「あー・・・」ってなると思うよ」
「なるのか!?本当になるのか!?」
「今回は乾くんが大人しいから」
「・・・今回騒いでいたら・・・」
「機動隊と治安部隊が殲滅に動いていたと思うよ?」
「うちの自治会を敵に回すのだけは勘弁だ・・・」
「あと、黒幕捜しは難航しているよ」
「黒幕?」
「うん。アレを一人で用意するにはちょっと・・・」
「だから警察か」
「うん。多分外部に協力者が居ると思うから」
「それって、弓塚の所では無理なのか?」
「乾くんの所でもできるでしょ?」
「うちは・・・調べてみるか」
「今回は調べるにしてもちょっと内密にしないと不味い気がするんだ」
「分かった。ちょっと別のツテを使ってみる」
「えっ?別のツテって?」
「ちょっと一日行方をくらますぞ」
「えっ!?」

 

2016年12月24日

お仕事でもないのにお仕事が増えて仕方ない・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「クリスマス禁止」
「遠野くん!?」
「まさかお前の口からその台詞が出るとは思わなかったぞ」
「遠野くん。何か辛いことあったの?」
「カップルが憎いのなら、俺のことを彼氏ダダダダダダダダダッ!さっちん!頭割れる!」
「なかなか割れないねっ!」
「力が増した!?ミシミシいってる!逝っちゃう!マジで汚い花火に!」
「とんでけーーーっ!」
「のぉぉぉぉぉっっ!!」
「・・・で、何かあったの?」
「えっと、まあ、プレゼント攻勢が凄いことになっていて・・・」
「受け取らないし、お返しもしないって断ったら?」
「伝えているんだけどね・・・貢ぎ物というか、捧げ物というか・・・」
「もしかして、月礼教会が関係していたり?」
「月礼教会のない世界なんだけどね。誰が言い出したのか神に感謝の奉納をする日だとか・・・しかも宛先が僕になっているとか・・・」
「遠野くんが神様?」
「現地に神様居るからね!?」
「あ、いるんだ」
「弓塚さぁぁぁんっ!?窓から放るのは禁止ですぜ!?」
「汚い花火は廃棄かなって」
「投棄は禁止だぞ!」
「今度からは焼却炉に持っていくね」
「何か今、かつて無いほどに危機感を感じていますよ?」
「前もあったよね?」
「!?」
「そう言えば今回騒ぎは起きるの?」
「まあ、イベントはおきるがマズイイベントはおきない。予定だ」
「警戒態勢を一段階あげておくかな」
「「!?」」

 

2016年12月25日

クリスマス?まあ、今年はそれどころじゃないんだ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「で、戦闘中と」
「遠野くんの予報は凄いよねぇ・・・」
「まさか部隊単位で突撃かましてくる連中が居たなんてなぁ」
「国は何をしているんだろね」
「いやぁ・・・この連中を逆にボコっている商店街治安部隊と俺らが異常なだけだろ」
「乾くんのお友達達はドン引きしているよ?」
「まあ、さっちんの投げ技をみたらそうなるって」
「多分わたしじゃなくて帽子にグラサンで変装していると思っている担任の先生を見て引いているんだと思うけど」
「・・・兵士担いで部隊にタッチダウンだからなぁ・・・しかも銃撃されているのに何故かあたらないし」
「投げ判定中の無敵時間だね」
「あー・・・あの超常現象か」
「投げ間合いと当たり判定、無敵時間は超常現象レベルだからねぇ」
「遠野!出てきても大丈夫なのか!?」
「あちらこちらに手を回してきてもらったから部隊を壊滅させても大丈夫だよ」
「「よし!」」
「うわぁ・・・二人ともやる気満々だ」
「乾くん」
「OKさっちん!」
「あいしぃ〜」
「びーえむぅぅぅっ!」
「・・・いや、それ人間大砲とか人間魚雷とか超級〇王電影弾とかいわれている類のものだよね?」
「ぃいいいいいやっふぅぅぅっ!」
「うわぁ・・・有彦ハイテンションで敵陣に飛ばされているし・・・アレ?弓塚さん?それは───」
「爆破」
「ちょ!?」

「いやぁ・・・死んだかと思ったぞ!?」
「ほんと100%お笑いモードだと死なないね」
「周辺の状況を見てくれよ!?いつ爆弾なんて仕込んだ!?」
「えっ?敵さんが仕掛けていたからちょっと遠隔装置ごと拝借したんだよ」
「部隊、壊滅しちゃったねぇ」
「年末の大掃除を兼ねているからね。商店街の人達も日頃のストレスを解消できただろうし」
「アレでストレス解消とか、どんな修羅の国だ」

 

2016年12月26日

あ、これ死んだ(12月25日深夜)

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「中隊壊滅・・・か」
「アレは人なのか!?少し強い程度のはずの一般市民が部隊を圧倒するなんて悪夢は」
「そんな事よりも捕まった者達の救出作戦が問題だ・・・」
「早く回収しなければ身元が知られる可能性もある」
「・・・潜入部隊はどうした」
「奴等も既に捕まっている」
「何!?」
「日本政府に働きかけて・・・」
「それも無理だ・・・」
「何故だ?」
「───これを見てくれ」
「!?」
「全世界に顔と名前を公開された・・・」
「すぐに消させろ!」
「すぐに要請は出したが、この動画は他にも出回っている・・・」
「・・・日付を遡って除隊したことにしろ。できる限り日付はずらすように」
「悪夢だ・・・」
「その悪夢は・・・現実だぞ?」
「どう対処すれば良い」
「神に祈るくらいか」
「その神からも見放されているやも知れんぞ」
「どういうことだ?」
「───気付かれた」
「!!?」
「終わったな・・・」
「何故、何故気付かれた!?」
「情報の漏洩か!?」
「いや、今そこに、メイドが立っていた」
「「!?」」
「全てが、全てが終わった・・・」

 

2016年12月27日

ハードディスクには相性があります。そしてその相性というのは初期で分かれば良いのですが・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「御用納め前の大問題に職員泣きそうです」
「お疲れ様です。明日でしたか?御用納めは」
「そうなんですよぉ・・・今日は午後から徹夜態勢で・・・」
「何か申し訳ないです」
「オーナーは悪くないですから!黙認した上層部も今悲惨な目に遭っていますし」
「でも迷惑は貴女方に」
「仕方ないですよ・・・下っ端や窓際は」
「ではせめてこれを」
「これは・・・良いんですか!?」
「はい。ただし一度しか使えないので気を付けてくださいね?」
「分かりました!・・・うわぁ・・・これを手にするなんて夢みたいだぁ・・・」
「そんな大げさな」
「大げさじゃありませんっ!この前オーダー票をある国の外交官がすっごい笑顔で見せてくれたんです。そして「例え10万ドルと交換といわれても絶対に渡さないし、これを捨てなければ辞めろと言われたら迷わず辞める」と」
「それは・・・依存しすぎていませんか?」
「その後三十分ほどデリバリーのことと運んできてくれるミニミニオーナーのことなどを熱く語っていました」
「どうしよう。もの凄く回収しないといけないような気がしてきましたよ?」
「多分回収されたら彼女自殺しかねませんよ?」
「毎食って訳じゃないから大丈夫だと思いますが、危ないですねぇ・・・」
「誰かは分かっているんですね」
「うん。最近お弁当パーティーした人ですよね?」
「完全にバレてますね」
「まあ、問題は起きていないようなので構いませんが」
「このチケットを使って、今夜はみんなで徹夜でパーティーです!」
「仕事しましょうよ」
「パーティーの合間に仕事をシマス!」
「半分やけですね」
「はいっ!」

 

2016年12月28日

PS3も様子がおかしく・・・更なる出費の予感。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「お役所関係は明日からお休みだけど」
「わたし達は休めないんですよねぇ・・・」
「お仕事満載ですね」
「何故こんなにお仕事が・・・」
「半分は琥珀さんのまいた種だよね?」
「志貴さんが予想外に引っかき回すからですよ!?」
「えっ?」
「僕が動く時は事前に話するし」
「ええっ!?」
「諸葛さんや司馬さん達は僕が動く際に連絡したらOKだって。悪い方に転ぶことはあまり無いからって」
「・・・もしかしてわたしの場合は?」
「半々なんだって」
「Oh!聞きたくなかったですよ!?」
「琥珀さん琥珀さん」
「何ですか?」
「何回呼び出されましたか?」
「15回です」
「何回行きましたか?」
「5回です」
「その結果がこれだと思うんですけどねぇ」
「やっぱりですかぁ・・・」
「これってほぼ始末書ですし」
「中には途轍もなく見たくない請求書というものが・・・」
「琥珀さんがやらかしたものと利益額を合算して出しているらしいからその受領サインが主だと思うけど」
「受領印ではないところが怖いですね」
「一時期は血判にしようという話も・・・」
「本気で縛りにかかってきましたか!?」
「冗談半分で引っかき回すととても愉快なことになるからねぇ」
「・・・核兵器の側で火遊びしているようなものですか・・・」
「どんな例えなんだろう、それ」

 

2016年12月29日

来年頭にPS3を買い直そう。PCはその次かなぁ

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「そう言えばお姫さんの誕生日はどうしたの?」
「本人24日0時からの連続イベントに参加して忘れていたっぽいですよ」
「えっ?マジで?」
「はい。こちらで準備したものを無意識に食べていたみたいですし。まあ、無意識にでも食べるという行為をしてくれたのは嬉しかったですね」
「まさか・・・」
「僕の手作りです」
「お姫さんっ!!」
「今、洒落にならないレベルで落ち込んでいるので、ソッとしておいてあげてください」
「そりゃ落ち込むでしょ」
「朱い月さんが出ている状態ですから」
「は!?」
「なかなか怖かったですよ。朱い月さんが検索サイトで「真祖の殺し方」って検索しているのを見ましたし」
「お姫さん終わったんじゃない?」
「どうだろう・・・今回ばかりはフォローは難しいよ」
「でも朱い月・・・不味いわね」
「一番常識人だと思うんだけどなぁ」
「えっ?」
「?」
「私は?」
「・・・・・・」
「ソッと目を逸らされるレベル!?」
「まだ、常識人(?)ってレベル?」
「何か今引っかかりがあったような気がするわ」
「先生。常識人が聞いたら激怒すると思うからその手の冗談は」
「・・・真顔で言われるとガチでへこむわ・・・」

 

2016年12月30日

おかしいな・・・お仕事はお休みのはずなのに職場のPC修理をしていますよ?

───────↓以下、本日の短編(PANIC─本店の風景─)↓───────

「神様方がお戻りになったと思ったら大量の観光客が・・・」
「全店同じような状況とのことです」
「休みに突入した公務員達が一斉に来てるってことかしら」
「長期休みを利用して聖地巡礼をしているらしいですよ」
「は?聖地巡礼?」
「月礼教会や各国にいるオーナースキーがここぞとばかりに訪れているらしいですよ」
「・・・は?」
「しかも入国理由が聖地巡礼って言い切るくらいの猛者の群ですから」
「流石にそれは引くわ・・・」
「ですよねぇ」
「ここはまだマシな方なのね。通常よりお客さんは多いけど」
「それでも一人で50人分注文してくるような方や神気をバシバシ放ってくる方はいませんから」
「・・・確かに。むしろ私達は休憩レベル?」
「ですね」
「うわ、何だか他のお店に申し訳なくなってきたわ」
「ただ、人手不足は否めません・・・」
「社持ちの巫女さん達はお休みもらってますからねぇ・・・半数ですけど」
「遅番にヘルプを寄越してくれるってオーナーは言ってたけど」
「それまでは何とか堪えますか・・・」
「私達、お正月休めるのかしら」
「休めるらしいですよ」
「そうなの?」
「お正月と二日は特別シフトを用意しているって店長言ってましたし」
「それを聞いていなかった私って・・・」
「でも特別シフトって、ヘルプさん含めたシフトのことですかね」
「気になるわね」
「店長すっごくイイ笑顔でしたよ」
「まさかオーナーがシフトに入っているとか!?」
「えっ!?」

 

2016年12月31日

21時過ぎてます。今年も色々ありましたねぇ・・・来年はどうなるのでしょうか・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「もう大晦日だねぇ」
「志貴さん。こたつに入ってしみじみと言われても」
「今日くらいはゴロゴロさせて・・・明日からまた忙しくなるから」
「志貴さん午前中も書類整理していたじゃないですか!」
「アレはただの整理。仕事の内に入らないよ」
「その台詞、世の事務職員が聞いたら発狂しますよ」
「いやいやまさか」
「志貴さんはそろそろ世間一般の人の仕事量というものを把握した方が良いと思いますよ?」
「琥珀さんの目が真剣そのものなのでちょっと調べてみます」
「そうしてください」
「琥珀さんはお仕事終わりましたか?」
「終わりませんよ」
「あ、てっきり余裕があるのかと」
「お正月もお仕事三昧ですよ」
「提出締め切りは守ってあげてくださいね?」
「志貴さんはわたしに死ねと!?」
「そんな事は言っていませんよ?」
「・・・半分が今日締め切りです」
「では出来上がったものからすぐに送りますので仕上げてください」
「志貴さんが容赦ないです・・・」
「本当に忙しい人は仕事しながら隠れて色々仕掛けたりしませんから」
「!?」
「懲りていないみたいですね」
「ただいま戻りました」
「翡翠ちゃん!」
「追加の書類です」
「ひっ!?」
「良かったですね。お正月もお仕事三昧ですよ」
「志貴さんのその笑顔が怖いです・・・」
「琥珀さんの企みを止めるために裏方の人達がどれだけ苦労したか・・・」
「志貴さま。コレが何か問題を?」
「うん。ちょっとね・・・」
「・・・メカ翡翠、GO」
「ひいっ!?」
「年末の大掃除がまだでしたね。腐敗ゴミはキチンと処理をしなくては」
「最後の最後でこの仕打ちデスかぁぁぁぁっ!!」