2016年8月01日

今日は、全くと言って良いほど仕事が進まない日でしたよ?や。予想外に別の仕事が多くて・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「志貴!ドライブに行きましょう!」
「えっと、ライダーさん?」
「今日このために車を購入しました!」
「ええっと・・・免許は?」
「勿論持っています!」
「えっ!?」
「何故、そんなに驚かれるのでしょうか」
「だって・・・免許を取るには色々問題が・・・」
「普通に取りましたが」
「いや、そうじゃなくて」
「戸籍等の問題であれば私は大使館職員となっています」
「!?」
「勿論、志貴の国のです」
「うわぁ・・・僕が一番把握していないよ・・・」
「既に各種免許を取得済みですので何も問題はありません!さあ!」
「あ、でも僕も車持ってるよ?」
「えっ?」
「自動運転の車」
「ええっと、それは・・・」
「お仕事用の車だよ。ほとんど乗らないけど」
「それは車が可哀相では・・・」
「自己判断で動いているから大丈夫」
『呼びましたか?』
「・・・こんな感じで来る車だし」
「ナ〇トライ〇ー!?」
『ドライブであればどうぞ。ライダー様は運転席に』
「えっと、えー?」
「ライダーさんに任せるよ」

 

2016年8月02日

書いている最中に再起動とか狂気の沙汰ですよ?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「今、居たよね?」
「居たねぇ・・・」
「まさか居るなんて・・・」
「「乾くんをストーキングする人なんて」」
「いやぁ、まさかの展開だねぇ」
「今ミッション中だから声をかけられないのが辛いよ」
「弓塚さん。ニヤニヤしながら言われても説得力ないよ?」
「高田くんこそ」
「でもこれは・・・」
「気付いた時が楽しみだよ」
「でも煽ったらもっと面白そうなんだけどな」
「───ところで」
「何?」
「・・・そのストーカーの側に居て、ずっと乾くんを見ているのはどうしよう・・・」
「えっ?」
「いや、ストーカーとは別に」
「・・・何が、居るのかな?というよりも、何が、見えるのかな?」
「白くて細長いもやなんだけど、しっかり目がある・・・化け物?」
「ちょ!?」
「まあ、ほんの少しずつだけど距離が縮まっている程度だし、このペースだとあと1週間は捕捉されないと思うよ」
「弓塚さん!待って!それ危険なものじゃあ・・・」
「多分拙いんじゃないかなぁ・・・」
「!?」
「わたし達にとっては危険かも知れないけど、乾くんには・・・多分大丈夫じゃないかなぁ・・・」
「その勘は確か?」
「九割ほど。何か相手は即死系の化け物な気がするし」
「それって拙いでしょ!」
「いやぁ・・・乾くんにとってはどうだろう。ギャグキャラでバグキャラだよ?」
「即死系と混ぜるな危険・・・」
「わたし達が対処しようとした方が大惨事になるかも」
「・・・経過観察で」
「それが良いと思うよ」

 

2016年8月03日

ヤバい!声が聴こえると言われた時、すぐに心療内科に行った方が良いよと言ってしまった私は・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「もしもの時の為にお店の常連さんで専門の人をお呼びしました!」
「あ、どうも。なんかランチ無料券五枚に釣られてきてしまいました」
「えっと、お店?まあ、専門という事は・・・拝み屋さんとかですか?」
「まあ・・・そんな感じですね。っと、あれで・・・うわぁ」
「!?」
「弓塚さん。彼はどこの山を突っ切ってきたんですか」
「えっ?」
「妖怪が二体・・・いや、片方は神の零落した姿ですからとんでもない状態です」
「アレ?もしかして・・・マズイ状態ですか?」
「かなり拙いです。ただ、手を出さなかったのは流石です」
「もしかして・・・弓塚さんが即死系の化け物のような気がするとと言っていたんですが」
「・・・流石神々を多く見ているだけはありますね。その通りです」
「行かなくてよかったぁぁぁぁ・・・」
「両方とも拙いですが、零落した神の方は目があっただけで取り殺されます」
「!?」
「でも、どうして乾くんの後をつけているんだろう・・・」
「ただ興味を持っただけだとしてもここまで追いかけてくるのは珍しいです。しかしこちら側としてもそうそう助けることのできないレベルの相手ですから───」
「あ。乾くんが存在に気付いた」
「拙いっ!」
「ああ、そのままで」
「弓塚さんっ!?」
「気付いたにしては・・・反応が普通だねぇ」
「だよね」
「普通に手を振ってるし、何か知り合いみたいな反応・・・お前ら、ついてくるなって言っただろう?」
「・・・弓塚さんの読唇術スキルも大概だよね」
「私は彼女のすごさを改めて知りましたよ」
「あ、追い返した」
「乾くん普通に凄いねぇ・・・」
「これだからバグギャグキャラは・・・」
「そうとしか言いようがないよねぇ・・・この対処法」
「見つめ合って死なないとか・・・何なんですかあの青年は」
「「馬鹿?」」
「・・・そうですか」

 

2016年8月04日

まるで私が仕事をしていないような言い方を・・・あれ?してないような・・・いやいやいやいや・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「来週に迫っているけど、大丈夫なのかな」
「告知自体は二ヶ月前から行っております。更に大々的にアナウンスを行っておりますので問題無いかと」
「金額面で僕のところに来たのは十日くらい前だけどね」
「企画自体は数ヶ月前に通っておりますので」予算については問題ありませんでした」
「だったらどうして僕のところに!?」
「確認事項と志貴さまに回せば何とか圧縮してくれると信じていた・・・とのことでした」
「まあ、人件費と輸送費が億単位という異常事態だったしね・・・あんな無茶な予算を立てたの誰だよ・・・」
「アレです」
「・・・琥珀さんにはコスプレして会場を練り歩いてもらおう」
「畏まりました」
「きっと大喜びしてくれそうだなぁ」
「志貴さまの獰猛な笑顔で鼻血が・・・」
「翡翠ちゃん大丈夫!?」
「直ちにアレのキャラクターが着ている衣装を作成させます」
「あ、お願い」
「後は・・・秋葉様にアレの貸し出し許可をいただかなければ・・・」
「琥珀さんを羞恥プレーさせるから貸してって言ったらOKだと思うよ?」
「えっ?」
「うん」
「・・・その手がありましたね」
「で、後で写真を三〜四枚渡したら大喜びだよ」
「志貴さま・・・」
「なんだかんだ言っても秋葉は琥珀さんのこと大好きだから」
「───最近、秋葉様がアレに対してストーキングまがいのことをしているというのは」
「うん。知ってる」
「・・・・・・そうですか」
「その話があるからこそだよ」
「うわぁ・・・」
「じゃ、手配お願いね」
「かしこまりました」

 

2016年8月05日

久しぶりにポンポンという言葉を聞いた。何だかほんわかした。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「らめぇぇぇぇっ!!」
「ああ、やっぱり琥珀さんが叫んでる」
「しっ!志貴さんっ!」
「はいな」
「まさかこれを着てイベントコンパニオンをしろと!?」
「そうですよ」
「いやいや!圧倒的にコンパニオンの数が少ないですよね!?」
「琥珀さんはプレーヤーとして参加だよ?」
「・・・えっ?」
「一応イベントコンパニオンとして、だけど・・・コスプレした参加者として。ようはサクラだね」
「・・・」
「そんな涙目で見られても可愛いだけですって」
「志貴さんの美少女!」
「何か定型文的な捨て台詞を・・・」
「志貴さま。アレが本当にすると?」
「すると思うよ。多分今部屋で着替えながら色々考えていると思うし」
「と、言いますと?」
「琥珀さん。一度着てみたいって言ってたんだ。キャラが着ている服を」
「あー・・・」
「色々葛藤しているんじゃないかな」
「答えは出ているのですが」
「そうだね」
「・・・もしやアルクェイドさまにも」
「あ、お願いしておこうかな」
「アレに対する罰の意味合いが弱くなっているような・・・」
「アルクェイドさんならアッサリOKしてくれるだろうし、そうなるとねぇ・・・会場が違うという絶望も」
「・・・・・・」
「翡翠ちゃん鼻血鼻血」

 

2016年8月06日

落ちる〜落ちる〜PCが落ちる〜

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「なあ、遠野」
「何だよ」
「お前、女性に好かれるフェロモンとか放出してねぇか?」
「いきなり何言ってるんだ?」
「いや、だってお前・・・今日何名に絡まれた?」
「三名かな」
「五名だよ馬鹿野郎!」
「グループで一つってカウントじゃ無いのか」
「全員お前の方見ていただろ!」
「お前を見た後でな」
「・・・そうなんだよな。何故俺を見て「うわぁ、これは無いわ」って顔するんだろうか・・・」
「有彦。お前、そんな汗だくの顔を近づけられたら嫌な顔するのは当然だろ」
「!?」
「しかもお前・・・臭うぞ」
「酸っぱい言うな!」
「そこまで言ってねーよ」
「遠野!なんでお前は普通なんだ!?汗一つかいてないんだよ!」
「え?普通じゃね?」
「は?」
「考えてみろ。年がら年中この格好なんだぞ?」
「あ、ああ・・・そうだな」
「慣れる」
「慣れで真夏日に長袖生活できるわけねーだろ!」
「できているんだから仕方が無いだろう・・・」
「マジでお前常識が通じねえな・・・」
「そこまで言うか?」
「言う」
「じゃあ俺も言うが・・・」
「何だ?」
「汗かきすぎで顔に吹き出物が大量にできてるぞ」
「!!?」
「あ、ニキビか」
「言い直されても辛いものは辛い!」
「とりあえず身だしなみはキチンとしろよ?」
「年中長袖のお前にだけは言われたくねぇ・・・」

 

2016年8月07日

え?データとんでる!?

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「エクストリーム土下座を体得させてくれ!」
「・・・いきなり何訳の分からないことを」
「遠野!お前エクストリーム土下座の仕方知ってるだろ!」
「知るか!」
「知らないとは言わせねぇぜ!俺は見たんだ!お前が土下座のまま吹き飛ばされる様を!」
「は?」
「そして土下座のまま着地。アレは凄かった・・・」
「いや。俺の記憶に無いんだが?」
「アレは明らかにお前だったぞ!?吹き飛ばしていたのもお前の彼女?って感じのいつもの金髪の・・・」
「アルクェイドがか?・・・なら本人に聞けばいいか」
「・・・本当にお前じゃ無いのか?」
「んなモノ喰らったら死ぬって」
「だよな。だよな!?」
「そう思うなら何故聞いた・・・」
「いや、お前なら無理無茶無謀を押し通す可能性もゼロでは無いと思った」
「だったらだよなと言うのはおかしいだろ!」
「そっか」
「・・・普通に納得するな」
「じゃあどうすれば良いんだよ」
「何故そんな土下座がしたいんだ?」
「ちょっとマジで謝らなければならない案件があってな・・・」
「俺に関係するか?」
「かなり」
「良しわかった。今ここから飛び降りろ」
「そなた妾に死ねともうすのかえ!?」
「吩ッ!」
「たわばっ!?」
「何をしでかした?」
「・・・お前の大事にしているカードケース?を無くしました」
「は?カードケース?」
「何か前衛的な細長い金属のアレだよアレ!」
「・・・これか?」
「・・・・・・えっ?」
「これは落とそうが何しようが朝になったら俺の枕元にあるから問題無い」
「なにそれこわい」
「とりあえず・・・殴らせろ?」
「殴ったじゃん!殴ったよな!?」

 

2016年8月08日

急いで家を出たのでデータ転送を確認していなかったという・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・ねえ志貴。ブルーが抜け殻状態なんだけど」
「え?あー・・・楽しい一ヶ月が過ぎたからだと思う」
「あー・・・ああなるのね」
「アルクェイドさんも同じプレゼントが良い?」
「ああなりたくないから遠慮しておくわ」
「そう?」
「志貴。ブルーよく見て。息してないし」
「ぅえ!?」
「手元に志貴が居るってことは志貴中毒が更にワンランク上がっていたわけで・・・」
「え?どうなるの?・・・って息してないんだよ!?どうするの!?」
「今、常時絶望状態だから大丈夫よ」
「何が大丈夫なのさ・・・」
「ズバリショック療法よ!」
「聞いてよ人の話」
「キスするか放置かの二択としたら?」
「や。時間が解決してくれますよ」
「うわぁ・・・爽やかな笑顔で切り捨て宣言」
「だって先生怖いし」
「確かにあのブルーはちょっと・・・」
「それに僕はここに居るんだけど」
「そうね。確かにそうよね」
「まあ、先生があっちの方が良いというのなら・・・にょうっ!?」
「ブルーが軟体動物化した!?」
「し〜き〜」
「うわぁ・・・気持ち悪い」
「ああ、やっぱり匂いも違うわ・・・これが本物。紛い物とは違うわ・・・」
「・・・・・・」
「ブルー・・・志貴見て志貴」
「えっ?あ!ごめん!何か我を忘れて・・・」
「デスヨね。こんな事する人は先生じゃないですし」
「!?」
「あ〜あ」

 

2016年8月09日

えっ?捨てろと指示したの、部長ですが?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「あれ?」
「さつき?何かあったの?」
「・・・あの箱、おかしくない?」
「えっ?」
「この会議室にあんな大きさの箱・・・」
「違和感しか無いわね」
「もしかして中に人がいるとか?」
「「「・・・・・・」」」
「誰の可能性があるかな」
「乾くんは無理よね。今行脚中だし」
「えっ?じゃあ、だれ?」
「・・・こうすれば分かるよ」
バズンッ!
「っ!?」
「2−1−6!」
「チッ!」
「確保!」
「技量はそこそこあったみたいだけど・・・」
「これはちょっとね・・・」
「エージェントなのかな?」
「多分・・・えっと、どちら様ですか?」
「そのまえに、完全に極められているこの状態を何とかして欲しいんだが?」
「諦めてください。突然閃光弾や催涙ガスなどやられたら嫌なので」
「君達はどんな戦場に居たんだい!?」
「や。そんな戦場さっちんだけだから」
「えっ?普通じゃ無かったの!?」
「・・・さつき」
「お弁当のおかず一品あげるね」
「これだから・・・」
「味方が味方でなくなった瞬間かぁ・・・」
「お嬢!」
「あ、この人です」
「いつの間に連絡を!?」
「では、連れて行きます」
「お願いします」
「くそぉーーーーっ!」
「・・・で、あの人何だったんだろう」
「うちの連中が調べてくれるわ」

 

2016年8月10日

マジで厄介な選択しかしない人だな・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「えっ?」
「───そう言うことで、その間琥珀さんとアルクェイドさんが不在になるから」
「まあ、こちらは構いませんが・・・少し厳しい店舗も出てくるのでは?」
「元々アルクェイドさんはそんなに出てはいなかったから良いけど、琥珀さんは一号店と二号店である程度の戦力だからねぇ・・・」
「どうするのですか?」
「料理に関しては既に琥珀さんの手を離れているし、仕入れも問題無い・・・あれ?」
「・・・居なくても、問題ありませんね」
「問題無いねぇ・・・」
「では」
「あ、でも補強はするから」
「と、言いますと?」
「各店に二人ずつ調理係を派遣するからキッチン兼任のスタッフを別に回して欲しいんだ」
「結構な人数ですが、関係者でしょうか」
「関係者と言うよりも・・・式神」
「えっ?まさかあの・・・」
「ミニの方」
「!?」
「えっ?なんか凄い反応を」
「あの可愛らしい式神を!?全員仕事をしなくなりますよ!?」
「ライダーさん。もの凄くハァハァ言ってるし・・・」
「勿論私が一番仕事放棄してしまう可能性が」
「対策は練ってあるよ」
「・・・えっ?」
「うわ。もの凄く残念そうに・・・」
「1週間かけて全員ある程度伸縮できるようになったんだ!」
「!!?」
「あっ、アレ!?何か反応が予想と違った!?」
「その話、詳しく」
「うわぁ・・・何かスイッチ押しちゃったかぁ・・・具体的に言うと元の姿より一メートルほど大きくなれる」
「・・・・・・全員が犯罪に走る可能性が」
「そんなに!?」
「そんなに。です。ショタ志貴ですよ!?」
「ライダーさん。鼻血が」
「愛です」
「うわぁ・・・愛が溢れてる」

 

2016年8月11日

世間は連休に・・・突入してる?私は余裕が無くなっていますが。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「恐ろしいことに・・・」
「まさか、ここまでとは」
「世界中でニュースになるレベルの祭りってどうなんだろう・・・」
「しかもそれがゲームの祭典ですから」
「関連企業が出店しているけど、それだけじゃないよね?」
「はい。どうやらこのゲームに関連しているのなら大体オッケーという緩い規則で即売や個人作成のグッズ販売等も許可しているとか」
「それってどこぞでやっている大規模な同人展示即売会と同じだよね!?」
「ジャンル縛りはありますがそのままですね」
「でもこんなに来るなんてね・・・」
「やはり次世代版のお披露目が注目を集めているようです」
「それはそうだろうけど・・・大丈夫?」
「警備の件であれば問題ありません。あのメカ翡翠達が・・・コスプレをした彼女達が問題を起こそうとした人間を取り押さえて連行しているので・・・」
「顔とか全員違うから!」
「分かっては居るのですが・・・身長も多少違いますが・・・骨格はベースのままなので」
「あー・・・」
「しかし売上に関しては」
「えっ?元々広告としてと還元を考えてのことでしょ?」
「そうなのですが・・・」
「予想以上にマイナスなの?」
「いえ。まだ始まったばかりなので予測できませんが・・・」
「問題が起きそうなレベルなの?」
「───現時点で予想以上の売上を見せておりまして」
「まさか」
「企業に関しては緊急事態ということで臨時便を使い商品の手配を行っておりますが・・・」
「買い占めとか!?」
「数量限定していた所は問題無かったようですが、限定していなかった所は大変な事になっていると」
「うわぁ・・・大変だ・・・」
「まあ、数量限定としたところも時間の問題のようですが」
「そんなに!?」
「前夜祭の時点で二日分というとんでもない事態に陥ったという会場もあったようです」
「・・・じゃあ、余裕のあるところから臨時便を?」
「何処も余裕はありません」
「・・・・・・ちょっと、頭冷やしてくる」

 

2016年8月12日

ストレスの少ない世界へと移行したい・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「逮捕者が続出しております」
「何故!?」
「テンションが上がりすぎての犯行が半分ですが。残りは金銭目当てと商品を奪おうとした輩ですね」
「ちなみに、何処での話?」
「二カ所以外での話です」
「・・・あー」
「幸い外部からの介入なく対処できておりますが」
「最終日まではどうか分からないと」
「既に退場処分・・・入場禁止者も出ている状況なので」
「介入待ったなしじゃないの?それ」
「いえ、メカ翡翠達が本格的に動いてはいないので問題は無いかと」
「あ、その程度なんだ」
「通常職員の巡回でほとんど対処できているようです。ただ、悪質な人間がセキュリティの網をくぐり抜けようとしてメカ翡翠に捕まるという状況のようです」
「あー・・・あのシステムかぁ」
「はい。侵入者の身元はすぐに確認して全域通達しておりますので今後色々と楽になるかと」
「・・・もしかして、それも狙いだったり?」
「はい。警備部及び諜報部から予算を捻出して戴いた理由は」
「あー・・・程々でお願いします」
「畏まりました」
「みんな楽しんでいるかなぁ」
「・・・まさか志貴さまが異世界へカメラを持ち込んでモンスターを撮影してくるという反則技を提示するとは思いませんでした」
「えっ?リアリティがあって良いかなって」
「・・・クリエイターが泣いていました」
「えー?大興奮していた技術者も居たよ?」
「その方々は寝食を捨てて趣味に走るマッドな方々です」
「もしかして、燃料投下しちゃった?」
「かなり」
「・・・泣いていた人達に休みを上がられるように調整をお願いしておくね」
「色々と手遅れのような気がしますが・・・」

 

2016年8月13日

うわぁ・・・とんでもない事になってるよ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・えー?」
「アルクェイドさまが崇拝されていますね」
「来場者の数が以上に増えたので何故かと思いましたが・・・トッププレイヤーで見目も良いアルクェイドさまを一目見ようと集まっているのですね」
「しかも本人がゲームしているしねぇ」
「実力もしっかりしていて本心から楽しんでいる様子を観客が楽しむ・・・」
「凄いね」
「で、琥珀さんの居る会場は・・・うわぁ」
「こちらも凄いですね・・・」
「琥珀さんも上位プレイヤーだったよね?」
「はい。シオンさまと共に───」
「あ。シオンを別の会場に」
「シオンさまが泣くと思いますが」
「だよね。うーん・・・他に関係者で」
「志貴さまが本部に」
「僕って知られていないよね?」
「えっ?」
「・・・えっ!?」
「───志貴さまは孤高のプレイヤーとして、女神として現在頂点にいる事はほとんどのプレイヤーが周知していると」
「嫌だよそんな周知プレイ!」
「文字的に羞恥ではなく周知ですね」
「加護関係を全て切ってメディアに流すのもちょっと・・・」
「確かに拙いですね・・・」
「うーん・・・一応このゲームしている知り合いに聞いてみるね」
「お知り合いですか」
「うん。一応琥珀さんクラスのプレイヤーだったはずだし」
「えっ?」

「二人ゲットして送ってきたよ」
「もうですか!?」
「あの人達だったら色々慣れているから大丈夫」
「・・・まさか、研究所の人達ですか?」
「うん」
「大丈夫なのですか?」
「問題無いって言ってたし、許可も取ったよ」
「そんな気軽に了承を得られるような───」
「今回提供した技術がどんな風に喜ばれているか見てみたいって」
「まさか・・・主任クラス以上を引っ張り出したのですか!?」
「ゲームしていてある程度知名度の高い人って言ったら三人中二人がOKだったし」
「うわぁ・・・」
「翡翠ちゃんが頭を抱えるレベル?」

 

2016年8月14日

お盆?沖縄は旧盆ですよ。これからです。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「大盛況だったけど、課題満載だったね」
「アレは完全にダウンしておりますが」
「琥珀さんは色々頑張ったよ・・・うん」
「研究所の方々は───場慣れしすぎていませんでしたか?」
「慣れている人達だから仕方ないよ。凄い人気だったねぇ・・・」
「主に女性陣からのようでしたが。しかしそれもアルクェイドさまには・・・」
「凄かったね。最初アルクェイドさんも気圧されていたし」
「すぐに慣れるのは流石だと思います」
「本当にねぇ・・・」
「しかし、かけられた質問の中に志貴さまについて結構ありましたが」
「えっ?」
「リアル友達や運営サイド。GM説など色々聞かれていたようです」
「アルクェイドさんがなんて答えたのか・・・怖くて聞けないんだけど」
「問題発言はほとんどありませんでした」
「ほとんどなんだ」
「・・・2点だけ、問題発言がありました」
「大丈夫!?それは」
「個人的な質問でしたので・・・」
「まあ、後に響かないモノだったら良いんだけど」
「研究所の方々とアルクェイドさまはどちらに」
「えっ?みんな帰ったよ?」
「アルクェイドさまも、ですか?」
「うん。今大規模クエスト中だからって」
「・・・流石ですね」
「うん。ブレてないよ」
「後日アレから今回のイベントについての報告があるかと思います」
「うん。戦々恐々しながら待ってるね」
「そこまで凄いことにならないと思うのですが・・・」
「いやぁ・・・あの状況からして凄いことになっていると思うよ?」
「えっ?」
「翡翠ちゃん。メカ翡翠の稼働率、見てない?」
「最大で70%の稼働率だったかと」
「ハイスペックモードで、だよ」
「!?」
「何が起きていたのか怖くて聞けないよ・・・」

 

2016年8月15日

ウチカビって、あの世のお金?えっ?まさかあの世って電子マネー的な!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「まだです」
「いや、いきなりどうしたの?琥珀さん」
「まだ終わっていません」
「無表情で言われても・・・ああ、イベントの報告の件だったら別に月末でも良いんだけど」
「良いんですか!?」
「うん。特に急ぎって訳でも、どうしても聞きたいわけでもないから」
「そう言われるとちょっと凹みます」
「どっちやねん」
「ああっ!志貴さんの突っ込み戴きました!そのやる気のなさがたまりませんっ!」
「何か壊れてるし・・・」
「所で志貴さん。わたしが居ない間のお店は誰が見ていたんでしょうか」
「ドッペルさん達と式神」
「!?」
「なんか、ライダーさんと似た反応を・・・」
「ミニ志貴さんですか!?あの犯罪クラスの可愛さの志貴さんですか!?」
「ああ、アカンパターンや・・・」
「ちょっとお店に行ってきます!」
「琥珀さん。お仕事たまってるよ?」
「些細なことです!お店が!お店が大惨事に!」
「えっ?」
「全員が暴走しているに決まっているじゃないですか!」
「まあ、暴走しているだろうね。でも、大丈夫だよ」
「どうしてそう言いきれるんですか!?」
「だって僕の式神だもん」
「・・・・・・何故か納得してしまいました」
「そんなに心配ならちょっと行ってみたら?」
「すぐ帰ってきますね!」
「いってらっしゃーい」

 

2016年8月16日

冷静に考えると、恐ろしいことをしているんだよなぁ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「───第二志貴さん帝国が出来上がっていた件について」
「言ってる意味が分からないんだけど?」
「式神志貴さんがお店を支配していました!」
「支配って、まあ、指揮してもらっているのは確かだけど」
「皆さん恐ろしく統率されていましたよ!?下克上の危険性が!」
「あるわけ無いじゃないですか」
「うわ、無表情・・・」
「状況はリアルタイムで僕に伝わるんですよ?」
「へっ?」
「だから悪い事できませんよ」
「でも・・・」
「それにあの子達」
「なんでしょう」
「琥珀さんが居るの、知っててあんな事してたんだよ?」
「!?」
「あの子達、琥珀さんが慌てている姿をみんなに教えていたし」
「!!?」
「頽れるほどショックだったの?」
「まさかわたしがしてやられるとは・・・」
「事前にライダーさん達とも打ち合わせしたし」
「は!?」
「・・・琥珀さん。お店のこと打ち合わせしなかったでしょ」
「う゛っ・・・一杯一杯すぎて忘れていました」
「結果僕が送り込むことになったんだよ」
「でもそれは志貴さんが・・・」
「うん。僕のせい。でも琥珀さんは管理をお願いしている以上一声かけて欲しかったな」
「えうっ・・・」
「琥珀さん琥珀さん」
「・・・なんですか?」
「お疲れ様。明日一日ゆっくり休んでね」
「あぅっ・・・不意打ちですかぁ・・・」

 

2016年8月17日

一日に九回落ちるPCって・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・本当に彼、何者なんですか?」
「えっ?誰の事?」
「第三会場のプレイヤーですよ」
「第三・・・あー」
「志貴さんの知り合いなのは分かりますが」
「研究所の人」
「へっ?」
「一応ゲーム内で知られた人をって事で研究所から二人ほど借りたんだ」
「・・・と言うことは、あの人も、廃神レベル・・・」
「基本空き時間にしているみたいだけど」
「どんだけ空き時間があるんですか!トッププレイヤーのアルクェイドさんクラスでしたよ!?」
「そんな事言われても・・・」
「わたしは色キャラ枠でしたし・・・」
「アレで?周囲からアイドル扱いだったのに、アレで?」
「あう。すみません・・・」
「あ、そう言えば」
「何ですか?」
「琥珀さんにメールが来てたよ。僕経由で」
「えっ?志貴さん経由ですか?」
「うん。CMに出て欲しいって」
「断固お断りします!」
「即答だね」
「あたりまえですっ!」
「だよねぇ・・・他にも参加していた三名宛できているし・・・」
「アルクェイドさん達宛ですか」
「これも一緒に断っておくね」
「それは・・・えー?」
「少なくとも研究所系はアウト。アルクェイドさんは・・・ねぇ」
「まあ、駄目ですね」
「残りは琥珀さんだったんだけど、うん。仕方ないよ」

 

2016年8月18日

ISAZI〜〜〜!!

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ただいま帰って参りました!」
「予想以上に早かったね」
「おうよ!遠野のために四日は縮めたぜ?」
「反則行為は?」
「してないけど、夜通し歩いたりしていたよ」
「人として反則?」
「あー」
「納得しないでもらえるかなぁ!?」
「えっ?だって・・・ねぇ」
「歩きながら寝てたりもしてたから・・・既に人じゃ無いと思うよ」
「ちったぁ褒めてよ!」
「変態的に凄いね」
「凄いよね。ただし変態的な意味で」
「・・・この二人は・・・」
「ああ、そう言えば」
「何だ?告白なら受け付けるぞ?」
「イチゴさんが帰りを待ってるよ」
「えっ?・・・・・・俺、何か悪い事しましたかね?」
「うわ。急に殊勝な態度を」
「自覚無しの問題行動ってどうなのかな」
「!?」
「怒るとかじゃないから大丈夫だよ」
「そっか。なら一度家に帰るか」
「もう来なくて良いよ」
「えー?」

「・・・遠野くん。乾くんのお姉さんは」
「麻婆豆腐を作ってスタンバイ」
「えっ?」
「夏休み前にイチゴさんに激辛系を散々食べさせられていたのを忘れているねぇ」
「あ」
「とりあえず、有彦がここに転がり込んでこないようにしておくよ」
「そうだね。夕方辺り叫び声が聞こえるだろうね」
「近所の人達にアナウンスしておかないとね」

 

2016年8月19日

カッとなって買ってしまった。後悔以外していない。   おいしくないよぅ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「遠野くん!」
「あ、弓塚さん。こんにちは」
「こんにちは。って、どうしたの?」
「えっ?ちょっとお散歩」
「や、後ろの黒服さん達を大量に連れてのお散歩は・・・」
「これ、僕の指示じゃないよ」
「えっ?どちらさんの?」
「秋葉・・・かなぁ」
「分からないの?」
「うん」
「ちょっと聞いてくるね」
「あ」
「・・・・・・すっごい逃げられる・・・」
「何か、凄い逃げ方だったね・・・」
「その割には一定の距離を取っているんだけど」
「強化された人達だよ。あの人達」
「じゃあ秋葉じゃない」
「・・・ある意味嫌がらせだけど、誰だろう。他に思い当たる節は?」
「ないよ」
「・・・やっぱり、本気で捕まえないと」
「えっ?本気?」
「ちょっと待っててね!」
「えっと、うん」

「犯人は琥珀さんらしいよ」
「あの、弓塚さん。手が真っ赤なんだけど・・・」
「あははは・・・ちょっとやらかしちゃった」
「やらかしたって、大丈夫!?」
「これは返り血だから大丈夫だよ」
「別の意味で大丈夫じゃないような・・・」
「わたしを見るなり必死の形相で逃げるんだもん。捕まったら殺されるって形相で・・・」
「あ、それは相手が悪い・・・・・・のかなぁ」

 

2016年8月20日

PCは多分、通電部分と言うよりも・・・またメモリ部分のような・・・ハァ。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「TWIN−TAILって言葉にあの黒服さん達が過剰反応していたよ」
「ツインテール?わたし確かにツインテールだけど・・・」
「コード名で僕の近くに出没する謎のSPらしいんだ」
「へっ、へぇ〜・・・凄い人がいるんだねぇ」
「弓塚さん。ツインからポニーにしてみたら?」
「ぅえ!?」
「そしたら変な誤解もされないだろうし」
「でも!わたしのこれはアイデンティティっていうか・・・」
「うん。弓塚さんのツインテールは可愛いもんね」
「かっ、かわ・・・」
「ポニーテールはそれよりちょっと大人びた感じに見えたけど」
「あうっ!?」
「へへっ・・・マイラバー・・・おひさ」
「うわ、有彦。生きてたんだ」
「ひどくね?その反応、ひどくね?」
「───なんか、全体的にキレが悪いね。ちょっと叩いて確認してみようか?」
「今日。ようやくトイレ怖い現象から脱却したんだ・・・色々とボロボロなのさ」
「あぁ・・・あの後食べさせられたんだ・・・」
「アレは・・・拷問以外の何物でもない。人の食べるものじゃない」
「何を食べたの?」
「弓塚。その件は語らせないでくれ。マジトラウマ。思い出しただけでも、震えが」
「こんなに暑いのに震えているね。涼めて良かったよ」
「さっちんが鬼畜化した!?」
「・・・麻婆」
「!?」
「マグマのような・・・」
「何故それを!?まさか!」
「わたしも食べたよ。本場でだけど」
「本場!?」
「ある町のお店。凄かったよ」
「そんなに辛いの?」
「うん。遠野くんは刺激が強すぎるのは拙いよね?」
「駄目じゃ無いと思うけど・・・うん」
「弓塚。お前、平気なのか?」
「うん」
「・・・マジか・・・姉貴でさえ本場の八割って言ってたのに」
「今度罰ゲームで本場の用意するね」
「マジで、それだけは、それだけは勘弁してください・・・」
「うわぁ。有彦の本気土下座・・・」

 

2016年8月21日

強行軍。強行軍。いや、私じゃなくて友人が。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「そう言えば乾くん」
「何っすか?」
「・・・・・・」
「ぅい。なんざんしょ」
「あの不気味なお友達達って、何?」
「不気味なお友達って・・・ああ!神様と従者の二人か!」
「は?」
「遠野くん・・・コレ、夏休みの強制行軍の最中に凄い存在に絡まれていたんだよ」
「凄い存在?」
「零落した神と妖怪」
「うわぁ・・・」
「えっ?アレ神様じゃないのか?」
「神様っちゃ神様らしいけど・・・」
「山中を走ってた時に小さなお社があって、とりあえずにぎりめしをお供えして拝んでたんだ」
「それやっちゃ駄目な類だよね!?」
「そうだよ!場合によってはタタリ神とかとんでもないモノを祭っていたりする場合だってあるんだよ!?」
「いやぁ・・・なんか日本人としては拝んどけ拝んどけって、俺の内なる何かがささやきかけたとしか」
「有彦らしいって言ったららしいけど・・・」
「で?」
「そしたら社の中から神様がえらく呆れた感じで出てきたから今言ったとおりそのまま言ったらマジで呆れられた」
「神にすら呆れられる男・・・」
「ダメ人間確定だよ」
「そして横から飛びだしてきた従者を当て身投げして、三人で仲良くにぎりめしを食った」
「「・・・・・・」」
「そしたら何かその従者に懐かれてなぁ・・・暫くついてきてただろ?」
「乾くん」
「ん?」
「あの神様。凄く危険な神様で、目をあわせたら死ぬような神様だったらしいよ?」
「へっ?俺思いっきり目を見て話してたけど?」
「乾くん、最近常時ギャグキャラモードだから・・・」
「まさかそれで死ななかったとか・・・」
「それ以外考えられないよ」
「マジか」
「で、あの時神様が着て談笑したのは?」
「人里には下りないよう従者に注意しに来て一緒に帰ってもらっただけだ」
「・・・乾くん。新しいお友達ができて良かったね」
「流石有彦」
「二人とも、目を見て話そうか」
「え?やだよ気持ち悪い」
「乾くん。それセクハラだよ?」
「やっぱりそんな扱いなんだな!?」

 

2016年8月22日

ガラナうめぇ(虚ろな目で)

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ゲームのイベントだったはずがそれ以外の利益が恐ろしいことになっていた件について」
「琥珀さん?」
「志貴さん。最終的な支出は予定額の半分で抑えられているのですが・・・」
「良い事だね」
「ただ、収益及び見込みが恐ろしいことに・・・」
「恐ろしいって、マイナス?」
「想定の五倍です」
「いやそれは無理でしょ。どれだけ売れない予想していたのかって話だよ?」
「商品を緊急便を使って集めたりとかしましたし・・・」
「もしかして、四カ所全部で?」
「はい。予約注文まで取っていましたよ」
「色々大丈夫なのかな・・・」
「ただ、始めにも言いましたが、ゲームイベント以外での利益が凄いことになっているのです」
「以外って」
「ツアー等の利益は今回イベントの利益としてカウントしなかったのでこちらも凄いことになっていますが、それ以上に最新機器を見た医療関係者から問い合わせが殺到していまして」
「えっ?医療?」
「はい。しかも多分野で」
「・・・えー?」
「これで軽く十数億円の見込みとなっています。場合によっては更に数倍に」
「他は?」
「軍事産業等の分野からも問い合わせが来ているようです」
「そっちは要警戒だね」
「そうですねぇ」
「でもそれだけだと恐ろしいこと・・・レベルではないよね」
「はい。実は・・・あるお金持ちさん方がゲームを再現したいと」
「えっ?」
「雰囲気だけですよ?それで、所有している小さな島を丸ごと使って───」
「お任せします」
「まだ話は終わっていませんよ!?」
「権利を売れとまでは言わない。二次使用の許可とできれば監修を!・・・ってことでしょ?」
「───まさか一字一句違わずに・・・」
「うわぁ・・・嬉しくない」
「で、それが恐ろしい金額だったんです」
「お金持ちさん達共同で?」
「はい。全員ゲーム廃人とのことです」
「・・・・・・なんと言えば良いのやら・・・」

 

2016年8月23日

巻き込まれた感が半端ない。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「出された課題は終わっているし、特に問題は・・・うん。ないな」
「助けて遠野くん!」
「気色悪い声を出すな。なんなんだよ有彦」
「課題が・・・課題が終わらないんです・・・」
「・・・なあ、何故漢字練習帳とペン習字のワークブックを持っているんだ?」
「追加課題」
「・・・頑張れ」
「超頑張って残りはこれだけなんだよ!助けてくれよ!」
「図書館では静かにしろ」
助けてくれよぉ・・・
「断る」
「なぁぜだ!?貴様は何故ことぉわるのだ!?」
「だから静かにしろって。理由は二つ。筆跡ですぐにバレるからと言うのが一点」
「もう一点は?」
「後ろ後ろ」
「んあ?・・・・・・あ、ども、こんちわ」
「お友達に手伝って貰おうって言うのは駄目よぉ?」
「・・・・・・ういっす。冗談っす」
「コレでもまだ手伝えと?」
「アレが居るなら居るって言ってくれ・・・俺後少しで色々失っちゃ拙いものを失うところだったぞ?」
「具体的には?」
「尊厳とか、ファーストキスとか」
「言っている意味が分からない」
「あのオッサン、ノンケだって構わずに喰っちまうって評判のガチなんだぞ?下手すると喰われる!」
「その課題を提出しなくても喰われるだろうな」
「やぁってやるぜ!」
「えっ?」
「いや、何か距離開けて・・・別の意味に捕らえていないか?」
「とりあえず、終わるまで近付くな」
「!?」

 

2016年8月24日

逃げる気満々じゃないですかやだー

───────↓以下、本日の短編(七夜転生(元一般人が志貴の弟になりました))↓───────

「傾国の美少女現る・・・って見出しが先々月の新聞に出ていて、もうそろそろ静まったかな?と思ったら」
思ったら?
「コレです」
・・・数社あわせて行動しているね。この企画。
「アレ?驚かないの?」
半ば投げやりですよ?
「あ、うん。巳貴の目がそんな感じだって語ってる」
「自重してもコレなの!?」
「や。何か最近人の中に紛れていなかったせいか隠れるのが不得意になってきてて・・・」
それって種族的にどうなんですか?
「う゛っ」
「わたしは大丈夫よ?」
・・・先々月の新聞をよく見てください。
「?」
そこになんて書かれていますか?
「どの部分?」
二段目の六行目あたりからです。
「この地域では美女・美少女の目撃情報が多数寄せられており、美容効果の────」
はいストップ。多数です。多数。
「・・・・・・」
認識阻害、覚えてください。
「「えー?」」
少なくとも二人が覚えてもらえたら色々動けるようになるので。
「動く?」
「え?何かするの?」
流石に半年引きこもるのは拙いのです。僕は既に認識阻害を習得しましたから近々動きますよ?
「!?」
「すぐに覚えるわ!」
そうしてもらわないとアレと行動する羽目になるので・・・」
「あれって・・・あー」
「色々危険ね。主に性的な意味で」
おわかりいただけて何よりです。

 

2016年8月25日

沖縄でsuicaが使えるお店・・・んー・・・ん?

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「授業が懐かしい」
「有彦が勉強をしたがってる!?」
「んな訳あるか」
「ボケておきながらやる気のない・・・」
「懐かしいと言っただけだし」
「まさか、バテてるのか?」
「夏バテか・・・だな」
「テンション低すぎないか?」
「コレが、夏バテか」
「いや、待て。お前まさか」
「何だ?」
「夏風邪か?」
「!?」
「夏バテで反応しなかったのにそこでは反応するのか」
「夏風邪は駄目だろ」
「何故?」
「馬鹿がひくとか言うアレだろ?」
「まさにだな」
「俺は愛すべきお馬鹿を目指しはしても夏風邪は!」
「いや、そのまま「馬鹿だな。アイツは」とクラス全員が言うレベル」
「そんなまさか・・・」
「例えるなら「いつかはこうなると思っていました」と」
「それは犯罪を犯した奴の周辺聞き込みをした際に友人の一人が漏らしたような言葉的な?」
「そんな感じ」
「・・・ちょっと養生してくる」
「じゃあ俺は拡散してくる」
「待て。遠野。お前、うつれ」
「断る!」
「今なら姉貴の看病付きだ」
「だが断る!」
「そう言えば・・・そもそも夏風邪ではないという可能性は」
「チッ」
「遠野!?」

 

2016年8月26日

ストレスゲージが一杯になったら何かアイテムがもらえないかな・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「最前線!?」
「何のだ。何の」
「・・・どちらさん?」
「志貴だけど」
「遠野!?は!?おまっ、男!?」
「いや、ずっと言ってたよね?男だって」
「いや、外見全然違うじゃねーか!」
「そうかな?」
「あ、遠野くん。今日はそっちなんだ」
「や、弓塚さん」
「ジェントル遠野くんだぁ・・・」
「さっちん鼻血鼻血」
「乾くん。コレは乙女の熱い愛情だよ」
「・・・壊れてんなぁ・・・」
「あ、でも遠野くん。その格好だと色々拙いよ!」
「女性がワラワラと?」
「えっと、じゃあ・・・この格好?」
「!!?」
「おまっ、それ・・・王子様って感じだぞ・・・」
「でもコレ着てたら基本人が近寄らないから」
「まあ、そうだろうな・・・表情は少し気怠そうでもオーラは「ひれ伏せ下郎が」って感じだし」
「そんなに酷い?」
「酷いじゃなくて凄い」
「アレ?弓塚さん?」
「・・・遠野。ちょっと離れてろ」
「えっ?」
「ていっ!」
「!?・・・あれ?わたし・・・」
「しっかりしろ。遠野の野郎のアルカイックスマイルにやられてたぞ?」
「アレは、反則だよ・・・」
「表情があまり無かったのに口元に微笑あり・・・おまっ、王族か!」
「異世界どころかここでも王様扱いですが何か?」
「うわぁ・・・」
「でも遠野くん。どうしてその姿なの?」
「偶に男性の姿になる練習していないと大変な事になるんだ・・・主に世界の頑張りのせいで」
「えっ?」
「あ。拙い。元に戻る」
「ちょっ!?秘技!囲い段幕!」
「ぶべっ!?」
「───やっぱり長続きしなかった・・・結構全力で抵抗していたんだけどなぁ・・・」
「遠野くん・・・変わる瞬間は人に見せないようにしないと」
「?どこかのキャラクターみたいな裸とかシルエットとかになるわけじゃないよ?」
「突然男性が女性になったらビックリするんだよ?」
「いやぁ・・・それよりも弓塚さんが突然カーテンを周囲に出現させた事にビックリしているんだけど」
「遠野くんのための特技だよ!」
「えっと、ありがとう?」

 

2016年8月27日

HEY!私は一体何をしていたんだい!?   機能の記憶がないんですが───

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「それって、どういうこと?」
「ええっと、通常ですとかなりマズイ状態です」
「一企業だからって甘く見られたんだねぇ」
「そのようです」
「志貴さん。この件に関しては」
「コレは外部スタッフに任せるから」
「外部スタッフですか?」
「うん。こういった事があるだろうって事前に言われてたし。恐らく後ろで動いているのは国だから」
「いやいや!だったら尚更外部スタッフ・・・まさか」
「協会・教会・研究所・そして諸葛さん含めた会社外の集団だよ」
「・・・相手オワタ」
「でも正規の手続きをしっかり踏んでいて場外乱闘もないようにしているし、過去にアレだけダメージを与えたのにまた同じように仕掛けるとか」
「あの、志貴さん。まさか・・・」
「まあ、チーム蜀の三人だけだから徹底的にって事はないと想うけど」
「・・・まさか、伏龍・鳳雛のタッグ+αですか?」
「うん」
「徹底的ですよ!?」
「馬良さんも居るし」
「・・・それ最もイカンパターンじゃないですか。最強の軍師補助とか笑えませんって」
「まあ、悪いようにはならないと思うから」
「相手にとっては悪夢以外の何者でもないような・・・」
「とりあえず、連絡しておくね」
「あ、はい。お願いします・・・」
「もしかしたら先に動いているかも知れないけど」
「・・・えっ?」

 

2016年8月28日

良い事ないかなと突っ立ってないで自分で歩くんだ! と言いながらごろ寝しています。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「・・・オッス。おひさ」
「本当に久しぶりだな。イチゴさんが三十日にしか戻らないはずだって言ってたのにお前から来るなんてな」
「色々あってな・・・」
「その顔を見るとロクな事じゃないな?」
「つけ回されているんだ・・・」
「変な事したのか?」
「自殺者を説得しただけだぞ!?」
「お前が?珍しい」
「いや、オニャノコだったし、あと少し打算が」
「自業自得だ。で、その彼女につけ回されているのか?」
「彼女とその家族らだ」
「は?」
「彼女の家は結構な資産家だったらしくてな・・・」
[狙われているのか?」
「違う意味で」
「違う意味で?」
「どうやらそのお嬢さんはかなり面倒くさい性格な挙げ句心が病んでいる」
「俺を巻き込むなよ!?」
「多分。もう遅い」
「なに!?」
「俺の交友関係は既に粗方調べ上げられている」
「は?」
「実はここに来る前に二カ所行ったんだ。全部先回りされていたけどな」
「・・・お前、マジで襲っていないよな?」
「大人しめの美人さんだったが、マジで何もしてねぇ!」
「・・・ちょっと話をしてくる」
「誰とだ!?」

 

2016年8月29日

お仕事が増えすぎると何をして良いのか分からなくなって・・・ないな。うん。順番よく休みなく・・・orz

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「・・・」
「あの、志貴さん?」
「コレ、何だろうね」
「ええっと、その、ですね」
「・・・・・・」
「ごめんなさい」
「まったく。琥珀さんは翡翠狂いだとばかり思っていたんだけど・・・」
「いやぁ・・・志貴さんの寝顔を見ていたらついムラムラと・・・」
「と?」
「・・・頬を突いてみたり、キスしたり、激写したり・・・」
「他には?」
「それ以上のことは・・・添い寝?」
「ほほう」
「流石にこの格好での添い寝ではなく・・・」
「えっ?」
「・・・・・・あはー」
「翡翠」
「こちらに」
「ひっ!?」
「で?どうなんだ?」
「姉さんは下着姿で志貴さまと同衾し、マーキングをしております」
「!?」
「・・・頻度は?」
「週三〜四回ほどです」
「まあ、俺が寝ている間だし、被害はないから」
「ちなみに反対側はわたしが」
「「えっ?」」
「───アルクェイドさまやシエルさまも時折乱入しております」
「ちょっと待て。え?あの二人も?」
「はい」
「・・・あのお二人は・・・」
「いや。これ以上聞くと嫌な予感しかしないからいい」

 

2016年8月30日

そんな嫌疑が・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「───聞いたか?遠野」
「聞いたけど、最悪の光景になりそうだ」
「想像すると多分吐くな」
「だよなぁ・・・有彦」
「なんだ?」
「お前が何とかしろ」
「俺か!?」
「アレを連れてきたのはお前だろ?」
「いや待て!落ち着け!俺だって好きで連れてきたわけじゃないぞ!?」
「しかしお前を狙っているのは間違いないだろうな」
「俺が何をした・・・」
「ワンワンパニックなんてそう経験したくないぞ・・・」
「野犬五匹。何かくわえて校庭を血だらけにしながらグルグル回っている光景なんざ見たくないな」
「マジで俺何もしていないんだが・・・」
「・・・くわえているのは野良猫などらしい」
「そんな情報はいらんぞ」
「とりあえず保健所に連絡はしたらしいが、暫くはこんな状態が続くんだろうな」
「マジか・・・」
「あと、シエル先輩が何か準備しているそうだ」
「待て!あの人なんでもしようとしすぎだぞ!?」
「なら手伝ったらどうだ?」
「無茶苦茶言うな・・・」
「先輩から感謝されて一緒に食事ってのも有り得るぞ?」
「・・・ちょっと先輩の所にいってくる」

「───行動前にトイレに行くのは大事だな」
「お前の悲鳴がここまで聞こえた」
「死ぬかと思ったぞ!?死ぬかと思ったんだぞ!?」
「首を噛まれない限りそうそう死なない」
「いやいや!俺を見るなり襲いかかってきたんだぞ!?」
「マジでお前何をしたんだ?」
「だから何もしてないって!」
「乾くんを見て性的興奮を起こしていたみたいです」
「「えっ?」」

 

2016年8月31日

八月が去って行く・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「宿題の類は・・・OK」
「ちょっとストップ遠野!」
「?」
「宿題って、何だ?」
「正確には宿題じゃないけど、外国に行く人がいたら英語でのやりとりを書いて提出するよう二って」
「まあ、関係ないな」
「旅行に出た人は原稿用紙三枚でいいから感想文を出せとも」
「聞いてないぞ!?」
「現文で言ってたよ?」
「オワタ」
「乾くんは免除だよ」
「えっ?」
「だっていつも通り提出するから」
「待て。アレか!?アレを出すのか!?」
「うん」
「今回は拙いだろ!」
「編集したから大丈夫だよ」
「何か見たら拙いのもあるんだろ!?」
「それも含めて編集済みだよ」
「まさかとは思うが、山中踏破記録は・・・」
「あ、そこはないよ」
「良かった・・・マジで良かった・・・」
「ただ、道中のナンパについてはそのまま」
「おい!?」
「まあ、それも旅の恥の一つという事で」
「恥扱い!?」
「手酷く振られたしね」
「そこまでバレてらっしゃる!?」
「その人のインタビューも入れたよ」
「・・・死ねる恥だ」
「あ、コレも前回同様郵送済みだから」
「!?」
「・・・・・・走って行ったね」
「もう手遅れなのに」
「えっ?」