2016年2月1日

おしごとほうき

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「えっ?」
「志貴おねーさんって、どうしてチョコ用意してるの?」
「えっと、みんなが大量にくれるからその前にこちらからあげて相殺しているというか・・・」
「志貴おねーさんは本当はおにーさんでしょ?」
「そうだよ」
「??」
「えっと、どうしてそんなに首をかしげるのかな?」
「だって、バレンタインって、女の子が男の子にチョコをあげて、ホワイトデーに・・・」
「外国ではチョコじゃないけど、逆だったりするよ?」
「うにゅ?」
「僕としては「お返しはしませんし、いりませんよ」って感じでもらったりあげたりしているから」
「感謝の気持ち?」
「そうそれ」
「じゃあ僕も志貴おねーさんに感謝の気持ち用意するね!」
「良い子や・・・本当に良い子や」
「じゃあ、俺が作ったおやつはバレンタインまでお預けでいいか?」
「「それは駄目」」
「・・・ノータイムではないけど即答だったな」
「クッキー!」
「ぉお・・・このレベルが僕の目指す場所」
「そんな風に言われてもなぁ・・・普通に作っているだけだぞ?」
「普通に作っていて見知らぬお客さんがガチ泣きする?」
「・・・前、とある筋の人を料理でガチ泣きさせてしまったからなぁ・・・」
「一号店でもよくある光景だよね」
「でも二人は問題無く食べてるよね」
「───同種には毒が効かない?」
「俺の料理は毒か!」
「中毒という意味では間違っていない」
「あー・・・座布団あったら取るレベル」
「おいしぃ・・・」
「君は大人しく食べとけ」

 

2016年2月2日

おかしいな。身内の不幸のはずなのに・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「誰か!誰か助けてください!」
「どうし・・・またか」
「この人が!この人がわたしに襲いかかって!」
「いや、絶対無いから」
「だよなぁ・・・」
「わたしは確かに」
「あーはいはい。じゃあ警察呼ぶけど、構わないよな?」
「はい!」
「お願い」
「───今、大至急向かうそうだ。多分専門部隊も来るんだろうな・・・」
「えっ?専門、部隊?」
「情報処理や画像処理の専門部隊だ。まあ、遠野に対して喧嘩を売った時点で色々詰んでいるんだが」
「えっ?えっ?」
「全員ここから逃げるなよ?映像としてしっかり記録されているからな?」
「僕映らないのに?」
「それでも真偽判定はできるからな」
「まあ、それもそうだね」
「・・・何か、サイレンの音が凄い気がするんだけど」
「まあ、大事になってるからな」
「え!?」
「まあ、仕方ないかな」
「冤罪には慣れるって怖いな」
「冤罪なんかじゃ!」
「まあ、それならそれで良いんだが、それが虚偽だと分かった場合、お前は大変な事になるぞ?」
「・・・えっ?」
「コイツをある程度拘束したことで数カ所からペナルティーが科せられる。更には民事訴訟も」
「!?」
「まあ、虚偽じゃなければ問題は無い」
「あ、最近上空から専用カメラが僕を写してるって翡翠ちゃん言ってたよ」
「マジか・・・」
「・・・・・・・・・」
「顔色、悪そうだね」
「まあ、今更だけどな」

 

2016年2月3日

南南東!南南東!

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ヘイ!マイラバー遠野!俺に捕まってくっコロ発言してみねぇ?」
「乾くん。丁度鬼役が欲しかったんだぁ・・・」
「待て。おちちゅけゆみぢゅか。その真っ赤に焼けた金属球を投げようとは・・・」
「投げないよ。乾くんに浴びせかけるんだよ」
「それ喰らったら俺死んじゃうからね!?」
「大丈夫!辛うじて生きていられるかも知れないから!」
「えらく不確定だな!?」
「じゃあ、この太巻きを黙って食べきる!」
「まあ・・・それくらいは・・・」
「はい。有彦。絶対に黙って食べてよ?」
「えっ?」
「よーい!スタート!」
「むぐっ!?・・・・・・・・・・・・!?!?!?」
「遠野くん。あの太巻きの中身はなに?」
「卵にわさびを混ぜたわさび卵焼きと、かんぴょうと、かにかま・・・をタバスコに浸したもの。あとピクルス」
「うわぁ・・・」
「今朝翡翠ちゃんが琥珀さんに食べさせていたからちょっともらってきたんだ」
「ちょっと?・・・今乾くん、一本食べてるよね?」
「15本作ったんだって」
「・・・今、乾くん半分まで食べてるけど、痙攣してるよ?」
「もう少ししたらビチビチ跳ねると思うよ」
「〜〜〜〜〜!!!!」
「あ、ホントだ」
「真ん中辺りには特殊なソース付きのモノがあるらしいから」
「確実に殺しに掛かっている食べ物だね・・・」
「翡翠ちゃんはピリッとしていておいしいって」
「・・・・・・流石師匠」
「所で、乾くん食べきったみたいだけど」
「白目むいてるね」
「あ、じゃあ俺らが保健室に投げ込んでくる」
「おねがいします」

 

2016年2月4日

お休みの、しかも大事な場面に限って電話が多くかかってくる法則。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「・・・姫。乾に何喰わせたんですか?」
「えっ?何かあったの?」
「保健医の指が腫れたんだけど」
「刺激物にも程があるね」
「マジでアレを乾以外に喰わせると死人が出るって!」
「有彦、よく死ななかったねぇ・・・」
「乾くん無駄に頑丈だから」
「まあ、俺らもこっちに被害が来ないなら問題は無いし、乾の自業自得な部分がほとんどだから何も言わない」
「ありがとう」
「しかし、アレは学習できないのか・・・」
「できたらもう少し良好な友人関係ができると思うんだけど」
「・・・今現在の乾の友好度を最上級5の段階評価にした場合は?」
「2かなぁ」
「・・・2」
「マイナス面が多すぎて平均の3からよく落ちるんだ」
「・・・・・・それ、本人に言わないでくれよ?自害しかねない」
「あ、でも弓塚さんの場合は」
「わたしの乾くんの友好度は5段階で言うと1だよ」
「いち・・・まあ、そうだと思った」
「弓塚さんならマイナス行くと思ってたけど」
「段階が0は敵判定だから」
「・・・それ、実質マイナス扱いだよな?」
「そうなるね」
「姫。もしかすると二人にとって有彦って」
「敵にするにも味方にするにも面倒な相手」
「究極の邪魔」
「・・・あ、うん。そんな気はしていた」
「あと、どうして僕に対して姫って言うのさ」
「つい、癖で・・・」
───会議の席で吊し上げ決定
「弓塚!?」

 

2016年2月5日

三国志13かぁ・・・それ以前に身内の不幸があったので更新不安定に

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「その服どうしたの?また研究所?」
「これは異世界でもらったんだ・・・」
「何か、凄く疲れた顔してるわね」
「僕のために一生懸命作ったんだって言われたから・・・」
「胸元がスケスケの絹・・・でも下品には見えないわね」
「僕着ないよ?」
「えっ!?」
「王さんに着てもらう」
「志貴・・・思いっきり押しつけようと」
「してないから。似た服を持っているから喜んでくれるかなぁって」
「似た服って・・・ぇえー?」
「特別な時に着る服だって言ってたから予備があれば喜ぶと思うんだ」
「・・・多分、それ別の意味が含まれて・・・」
「でも、不思議なんだよね」
「なにが?」
「多分僕にピッタリ合うように作られているんだよね」
「服だからそうじゃないの?」
「だよねぇ・・・どうして僕のサイズとか分かったんだろう」
「!?」
「なんでそんなに驚くのさ」
「だって、志貴が服のサイズを気にするなんて・・・」
「そっち!?」
「だって志貴って自動調節付きの服しか着ないし」
「まあ、それはそうなんだけど」
「あ、でも志貴のスリーサイズって凄く気になる」
「気にしないで」
「し〜き?」
「アルクェイドさん?」
「あ、完全防御態勢だ・・・」

 

2016年2月6日

何故うちの上司は葬儀場でニヤついてるのさ

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「巫山戯るな!」
「巫山戯てなどおりません。貴方方が先に仕掛けてきたのです。企業を守るためにこうして圧力をかけに来たのですよね?それならば国対国のレベルで話をさせてもらいますと申し上げただけです」
「───ドアを開けたら何か凄い言い合いの現場に出会してしまった僕は、どうしたら良いんだろう」
「そのまま閉めて日本へ戻るのがよいかと」
「そだね」
「おや、もうそんな時間ですか」
「待て!話はまだ───」
「私の権限で決定いたしました。それに、このやりとりは全て記録されておりますので事実をねじ曲げることは不可能です。では失礼」
「!?」
「志貴。共に昼食をとる約束を覚えていてくれたのですね」
「うん。でもよかったの?」
「ああ、あの方は色々終わってしまった方なので問題ありません」
「えっ?」
「職権乱用は日常茶飯事。今回は国対国のレベルにまで発展させてしまったため身の破滅が確定しています」
「破滅確定って・・・」
「何度か抗議文書を送ったのですが、本人が握りつぶし続けていたので大事になってしまっているのです」
「・・・わざとチェック体制を強化させなかったでしょ」
「はい」
「・・・まあ、それだけ重要視していないって事だから仕方ないのかなぁ」
「未だに小国扱いしている人もいるの」
「・・・それって、大問題じゃあ・・・」

 

2016年2月7日

何だろうこの体調不良は・・・まともに更新ができない事態・・・とか・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「三寒四温!」
「教室に入りながら必殺技っぽく叫ぶ台詞じゃないよね、それ」
「俺の願いだ!」
「・・・いい加減に冬服着ようよ」
「前にも言ったが、着てしまったら俺が俺でなくなってしまう!」
「部屋に冬服あるのに?」
「・・・・・・あの、どうしてそれを知っているのでせうか」
「イチゴさんが言ってたよ?」
「本当の敵は家の中にいたか・・・」
「3着購入しているとの情報もあるよ」
「ちょ!?弓塚!?」
「らしいんだけど、それでも───ああ」
「え?何その納得したような顔は」
「有彦じゃないのか」
「えっ?」
「まさかドッペルゲンガー!?」
「なにぃッ!?ならば確かめる術はある!」
「ちょ!?お前らどうしてそんなに殺気立ってる!?」
「ニセ者ならば俺らの極刑を受けたら死ぬ。本物ならば死なない。シンプルだろ?」
「ある意味死刑宣告だと!?」
「貴様がニセ者だった場合は死刑宣告だな」
「本物であっても死んだらどうする!?」
「首が折れても死なない本物が?」
「・・・・・・・・・人じゃないだろ。それは」
「あのー・・・」
「弓塚?」
「さっきから自分がニセ者と宣言しているのは気のせい?」
「・・・・・・え?」
「死ぬこと前提で話してたしね」
「本物の場合言うと予想できる台詞は?」
「「さあ!Don't来い!」かなぁ」
「絶対そう言って逃げるね」
「くっ!」
「逃がすと思う?」
「あー・・・それと、本物は掃除用具入れの中で寝てるし」
「は!?」
「これが本物の有彦クオリティ」

 

2016年2月8日

明日はガッツリ寝かせてください・・・マジで危ない状態なのですよ・・・

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「遠野。お前、本当に大丈夫か?」
「・・・そんなに、顔色が悪そうに見えるか?」
「ああ。ちょっと拙いぞ?」
「15日になったら多少はよくなると思う」
「何があるんだ・・・」
「バレンタイン」
「は?」
「バレンタインが終われば少しはマシになる・・・はず」
「何だよリア充かよ」
「・・・朝、和食の横にチョコドリンクが置かれてたり、チョコの揚げ物が入っていた場合、どんな顔をすれば良い?」
「は?」
「梅ジャム(糖分無し)入りのチョコを渡されて目の前で食べるよう言われた時、どんな顔をすれば良い?」
「え?いや・・・」
「チョコレートをキロ単位で渡されて食べろと言われた時、どんな顔をすれば良い?」
「それは怒れ」
「チョコレートでコーティングされたカレールゥを渡された時、どんな顔をすれば良い?」
「それシエル先輩だろ!」
「お前、少しでも羨ましいとか思ったな?思ったよな!?」
「あ、ああ・・・」
「ならばこれを食べろ!」
「・・・何だ、これ」
「梅ジャム入りチョコだ。食べてみろ」
「スマン。俺にはこれが食べ物だとは思えない」
「良いから食べてみろって!」
「や〜め〜ろ〜よ〜モガっ!?」
「・・・どうだ?」
「!!!!!!」
「これを食べて「もう少し甘みが欲しいかな」とにこやかに返さなければいけないんだぞ?」
「お前・・・凄いな」

 

2016年2月9日

時間の感覚がおかしくなって・・・あれ?一日消しちゃってる!?

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「そろそろか」
「遠野くん、どうしたの?」
「有彦が徒党を組んで町中を練り歩く日が近くなってきたな、と」
「ああ、そろそろだね。商店街周辺にアナウンスしておかないとね」
「弓塚さん。お願い」
「まかされたよ!」
「しかし、有彦も大人しくなって欲しいんだけどなぁ」
「彼女ができたら・・・あまり変わらないかな。クリスマスとバレンタインだけは大人しくなりそうだけど」
「常時彼女自慢してきそうで怖い」
「それは・・・ウザイね」
「───なあ」
「アレ?どうしたの?乾くん」
「ああ、有彦おはよう」
「お前ら嫌がらせか!?嫌がらせなのか!?」
「「え?何が?」」
「こいつら素だ・・・」
「だから何がだよ」
「このお似合いカップルが!」
「そう言われると凄く嬉しいけど、わたし8号さんだから」
「八!?」
「誰か抜かされているような・・・」
「翡翠さんと琥珀さんはワンセット扱いだよ」
「ああ、そう言うことかぁ」
「そこ普通に会話してねぇか!?」
「・・・慣れないといけないし、ここで拒否すると殺しあいが始まるから・・・」
「遠野くん!思い出しちゃ駄目だよ!」
「・・・何だろう、今、遠野の目がレイプ目だったような」
「人って数秒でも空を飛べるんだよな・・・」
「何だろう。謝りたくねぇが謝らないといけない状態になったような・・・」

 

2016年2月10日

三日分を一気に書くって辛い。寝ます。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「世のニート達よ!今日が記念日だ!」
「脱ニートの?」
「・・・あの、弓塚さま。その右手に持っている指示棒は・・・」
「駄目な発言をした人にお仕置きをする用意」
「やべぇ・・・話が止まってしまう」
「で?」
「えっと、世のニート達に祝福をもたらす聖人を祭る日で・・・」
「2月10日はモンテスキューが亡くなった日なんだけど、乾くんもこの日が良い?」
「あの、良い?とは・・・」
「忌日」
「お断りいたします!ただ単に2月10日がニートと読めるから記念日と」
「布団の日とかニットの日でもあるんだけど」
「それだと面白くないから」
「あ?」
「大変申し訳ございませんっ!」
「おはよう・・・この状態は、何だろう」
「遠野くんヘルプ!」
「高田くん」
「乾くんが今日をニートの記念日だと叫んだから弓塚さんが怒っているんだ」
「あー・・・有彦。ギルティ」
「!?」
「姫の判決が下ったぞ!者共、乾を胴上げの刑に処せ!」
「意味が分からんぞ!?」
「天井にぶつけるという刑だ」
「お前らそれだけじゃねぇだろ!」
「全力であげた後は素早く撤収」
「俺意外だと死ぬからね!?れれは!」
「・・・これが乾くんだよね」
「そういえばあの偽者は?」
「遠野くんのドッペルゲンガーが連れて行ったよ?なんか、罪人なんだって」
「・・・よくわからないけど、深く聞いちゃいけないんだろうなぁ・・・」

 

2016年2月11日

通常に戻り、これからいろいろ書き始めます。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「歯が痛い」
「もともと悪い人相がさらに悪くなってるよ」
「悪い人相って・・・」
「虫歯?」
「かもしれねぇ。チョコが・・・」
「今年も誰からももらえないからいいんじゃないの?」
「決定した未来!?待て待て!今年こそはお前から」
「は?」
「・・・・・・目がマジで怖いんだけど」
「でも虫歯かぁ・・・」
「虫歯に思い入れでもあるのか?」
「なった事ないから分からないけど」
「知覚過敏とか・・・あ、何か微妙に卑猥な」
「状態異常や洗脳系は無効だからなぁ・・・あと、自動回復もあるみたいだし」
「それなんてRPG?」
「だよねぇ・・・」
「しかし遠野ならそれがあるから怖い・・・」
「ありがたいことだよ」
「結果マイナス面が」
「何故こうも全力で女の子でいなきゃいけないんだ・・・」
「そう、あれかし」
「・・・一度、神々に喧嘩を売っておく必要があるのかな・・・」
「乾くん!どうしてそんな核地雷を踏み抜こうとするの!?」
「は!?俺そんな危険なことを言った覚えは・・・」
「遠野くん。わたしは遠野くんがどの性であっても大好きだから!」
「・・・あの、弓塚さん・・・背中に柔らかなモノが当たって・・・」
「羨ましい光景と言うべきなのか百合百合しい光景と言うべきなのか・・・いや、うらやまけしからん光景と」
「乾有彦。貴様を連行する」
「・・・今回は罪を認めて受刑するぞ」
「マジで覚悟しろよ?今情報が入ったんだが、各神所に神託が下ったらしいぞ?」
「は?」
「今は二カ所から「死なない程度にお前をボコれ」と」
「ちょ!?」

 

2016年2月12日

陰陽ジジジ! なんだかとっても!いいかんじ!(エンドレスリピート中)

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「今年は珍しく有彦が動かない宣言をしているから平和で良いね」
「動かないというか、動けないんじゃあ・・・」
「有彦が自宅療養するレベルって・・・何があったんだろ」
「多分聞かない方が良いと思うよ」
「イチゴさんにもそう言われた。というよりもイチゴさんがトドメを刺そうとしていた」
「・・・告別式は14日?」
「明日かも」
「乾くんだから生きてそうな気がするけど」
「イチゴさん、本気混じりの冗談で言ってたから少なくとも3〜4日は動けなくなると思うよ」
「・・・・・・明日告別式かも知れない」
「何か認識が違う!?」
「それはそうと、お店のイベントって本気でするの?」
「え?拙かったかな?」
「拙くは無いと思うけど・・・3〜4倍は忙しくなるから」
「人員は少し増員するよ」
「増員できるの!?」
「各店舗二人ずつ増員予定」
「二人も」
「足りない?」
「大分マシにはなると思うけど、即戦力として見積もってるし」
「あと、今回お客さんは若干減るよ?」
「へっ?」
「神様入店禁止にしたから」
「・・・やっぱり怒ってるし」
「?」
「でもそれって1〜2号店だけだよね?」
「他店舗にもよくいるからやっぱり少しは楽になると思うよ?特に新しい店舗はイベントとか分からない人もいるだろうし」
「あー・・・そっかぁ」
「準備も完了しているからあとは構えるだけだね」
「何だか戦争って感じだよね」
「まあ僕は14日はいないけど」
「えっ?」
「ちょっと交代してるから」
「え?交代?えっ!?」

 

2016年2月13日

原稿を書いている最中に電話→中断。外出→帰宅、再び電話→中断。外出 何故書かせてくれないの?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「しーきーーーーーっ!なんかゲーム内でバレンタイン企画ってのが持ち上がってるんだけど?」
「あ、ゴメン。それ僕が広めちゃった」
「やっぱり・・・」
「でもあの町だけの話だったはずなんだけど・・・感謝の気持ちを形にして親しい人に送るって」
「うん。で、月礼教会からって道行く人に回復薬を無料配布しているんだけど」
「あ、それ僕が大量に作った物を薄めて配布してもらってるんだ」
「薄めても通常の回復薬レベル・・・しかも毒消し効果もあり」
「えっ?」
「おかしいと思ったのよ。受け取る際に『他プレーヤーからの譲渡物です』って出たし」
「僕、向こうに渡しただけなんだけどなぁ・・・」
「それに運営側からはハートコインってイベントに使うコインのプレゼントがあったから」
「え?それ知らない」
「アレ?2月10日から14日までの間にログインしたらもらえるんだけど」
「あ、ログインしてない」
「志貴」
「だって忙しいから・・・」
「まあ、仕方ないかな」
「でも、大事になってるの?」
「教会の人達が大変そう。無料で配っているから何度ももらう人がいるし」
「販売できるとか?」
「プレーヤー内では可能みたいだけど、店に売ったら駄目みたい」
「よく分からないけど・・・それは中途半端に大事だね」
「怖いのはこのイベントが終わってからよ」
「どうして?」
「転売屋が出てくるの決定ね」
「?」
「まあ、志貴が分からないなら良いけど、一騒動起きるって事よ」
「消費期限があるのに?」
「え?」
「薄めているからあまり長持ちしないんだよ。そこら辺も教会の人達は知ってると思うけどなぁ・・・」
「ちょ、急いで確認するわ」
「僕もログインしてみるね」

 

2016年2月14日

三国志13、開始早々にバグらしきものを発見orz特定の条件下でのエラー落ちは勘弁して欲しいのですが・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「数量限定でチョコ用意して・・・全部は売り切れないと思っていたのに半日足らずで売り切れるとか」
「隣のお店も昼過ぎには売り切れたみたいね」
「どれだけこのお店が好きなのよ」
「その言葉、お姫さんに返すわ」
「わたしは志貴のお店だし、お店の雰囲気が好きだから」
「多分それが大方の答えだと思うんだけど」
「癒しを求めて?」
「食べ物や飲み物はこの世の物とは思えない物もあるし。別の世界のものも混ざっているし」
「あー・・・そこら辺狙っている人多そうだけど、ガチ狙いの場合は何故か入れなくなるらしいわよ」
「え?」
「志貴が新しく物欲センサー対応させたとか言ってたし、疚しい気持ちで求めてきたら結界に惑わされるんじゃない?」
「いつの間にか進化しているのね」
「物欲センサーは恐ろしいわよ・・・」
「もの凄く力がこもってるようだけど、お姫さん何かあったの?」
「ゲームで欲しいものがなかなか手に入らないのよ・・・」
「あ、ゲーム・・・」
「その一気に覚めた感じがブルーらしいわね」
「興味ないし」
「志貴もやってるのに?」
「・・・あまり興味ないし」
「揺らいでるわね」
「でも志貴と直接会って話をしたり抱きしめたいから遠慮しておくわ」
「残念」
「何か企んでいたの?」
「今友達紹介キャンペーン中だったから」
「訳が分からないわね」
「シエルは誘えたんだけどなぁ・・・」
「まさか・・・えっ?」
「シエルも昨日からゲームを始めたのよ」
「・・・・・・なにそれこわい」
「トーコもやってるし」
「・・・・・・ちょっとそれは聞き捨てならないわね。詳しく」
「ブルー落ち着いて」
「詳しく」
「うわぁ・・・地雷踏み抜いたわ」

 

2016年2月15日

今月まさかの徹夜二回目・・・ダウン寸前です。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ログインしたら何故かレベルがかなり上がっていたという・・・」
「志貴。いくら何でもこれは酷すぎない?」
「僕もそう思うよ。どうしてレベル383もあるんだろうね」
「それに関して報告が上がっています」
「翡翠ちゃん?」
「志貴さまを信仰する者達からの祈りが経験値として加算されているとのことです」
「恐ろしいことに」
「開発部の人から専用倉庫もらったのに、もう6割埋まっているし・・・」
「わたしの課金スペースも相変わらずパンパンよ」
「アルクェイドさん。早く減らして」
「志貴。レベルが違いすぎて大変な事になるから売るに売れないのよ」
「みんな早くレベル70越えてここに来れば良いのに・・・」
「志貴が結構無茶苦茶な要求を」
「えっ?」
「今志貴の居る大陸って、推奨レベル90からなのよ」
「ええっ?」
「更に言うと冒険者、走破者ギルドマスターに認められて初めて渡れる魔の大陸って言われているよ」
「とんでもない言われ方だ・・・」
「もっととんでもない事言われてるのよ」
「怖いので聞きたくないです」
「志貴の月礼教会の聖騎士達が魔物が他大陸に渡るのを防いでいるとか」
「一度大暴走されたよね!?」
「あの時魔物が渡ってきた後に月礼教会が本格的に動きだしたって」
「もう無茶苦茶だね」
「でも他大陸の事だからみんな凄いねって」
「いやいや。疑っている人もいるでしょ!」
「居たんだけど、居たんだけど・・・」
「え?何そのため方」
「先日、月礼教会からトップのレベルが発表されたの」
「まさか・・・」
「レベル383。教会の巫女姫さまが現在大陸の魔物を抑えこんでいますって」
「翡翠ちゃん!?」
「・・・予想だにしなかった事だそうです」
「フリーダムすぎるよ・・・」

 

2016年2月16日

鼻水が止まりませんよ!?

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「四号店の人達、完全にダウンしていたから今日は四号店メカ翡翠が九割運営」
「待って志貴。それやっちゃ色々拙いから!」
「えっ?どうして?」
「ヒューマンフォームロボットが稼働しているってだけで大騒ぎ確定よ!?」
「バレないと思うよ?」
「何故?」
「だって今回のヘルプのメカ翡翠は隠密部隊だから偽装モードとかあるよ」
「偽装モードって」
「誰にも気付かれないように行動したり、メカであることを気付かれないように容姿を変えたり」
「もうそれって完全に別物じゃあ・・・」
「まあ、メカ翡翠Ωだし」
「Ωって自我を保っていた気がするんだけど!?」
「自分で判断して動いてくれるからありがたいよ」
「うわぁ・・・これ知られたら洒落にならないことになるわね」
「そうかな?」
「感覚が麻痺している志貴には分からないわね」
「とんでもない言われよう!?」
「いや。本気で問題なのよ?」
「・・・じゃあ全員撤退させて一号店の人を派遣する」
「それもそれで問題だからね!?」
「・・・じゃあどうすれば良いのさ・・・」
「使える人達がいるじゃない。冬木とかに」
「呼んでも来れるとしたら明日以降だと思うんだけど」
「志貴信者のシスター辺りはすぐに来ると思うわ」
「絶対呼んじゃ駄目」
「もの凄い否定の仕方。何かあったの?」
「絶対呼んだら駄目だと何かが訴えたから」
「あー・・・了解」

 

2016年2月17日

風邪です。でもお仕事が立て込んでいて休めませんorz

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「まさかシオンがダウンするなんて・・・」
「二徹が限界でした」
「何をしたから二徹も・・・」
「せめて真祖達に追いつこうとレベル上げを」
「ゲームか!」
「第七司教は追い抜いたのですが、そこから先が長いのです」
「何だろう。シオンが本気だ」
「しかしあのゲームはレベル上げが少し難しい気がします」
「そうなの?僕はよく分からないんだけど・・・」
「志貴以外は」
「僕例外!?」
「志貴のレベルが異常すぎて追いつけるヴィジョンが見えません」
「そんなに!?」
「何故そこでそんなに驚いているのかが分かりません」
「や、だって効率の良いレベル上げとかしてそうだし」
「それでも廃神と化した真祖に追いつけません」
「アルクェイドさんそこまで・・・」
「アレを止められるのは志貴と定期メンテナンスのみです」
「定期メンテナンスも基本時間かからないし」
「・・・志貴。運営にこれ以上ゲーム廃人を量産させないよう声をかけてください」
「やっぱり拙い?」
「拙いなんてレベルではありません」
「とりあえず運営側には伝えておくよ」
「くれぐれも、くれぐれも宜しくお願いします」
「何だろう、凄く拙い事が起き始めているような・・・」

「───企画部にも同様のクレームが多数寄せられてたみたい」
「やはりですか」
「だからその旨正直に提示して接続を切ることにしたみたい」
「・・・えっ?」
「だってメンテナンスはすぐに終わるし、システム整備もすぐに終わるわけだから無駄に起動させておくよりも切断して半日お休みさせた方が良いよねって話に」
「それはおかしい!」
「えー?」

 

2016年2月18日

お仕事+断れない用事=徹夜

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「無かった」
「えっ?」
「パスポートが、無くなっていた」
「いや、有彦。いつの間にパスポートを取得していたんだ?」
「いや、俺のじゃなくて姉貴の」
「イチゴさんの?」
「ああ」
「アレ?聞いてない?」
「何をだ?」
「イチゴさん、今日から来週末まで旅に出るって言ってたよ?」
「待て!聞いてないぞ!?」
「いや、僕が聞いているくらいだから有彦に話しているはずだよ?」
「うんにゃ。俺よりお前を優先したんだろう」
「・・・有り得そうで怖い」
「そんな事より俺その間の生活費もらってないんだが!?」
「何か問題でもあるの?」
「食事はまあ、何とかなるんだが・・・引き落としの期日が迫っているものがあったんだよ」
「いや流石にイチゴさんが忘れているとは・・・」
「アレは絶対に忘れてるぞ?」
「忘れていたとしても振り込めば良いだけじゃあ・・・」
「ガチ忘れだった場合は・・・拙い」
「へそくりを使えば良いじゃないか」
「それやっちまったら確実に返してくれないぞ!?」
「良いんじゃない?そこで生活しているわけだから」
「・・・・・・くっ・・・」
「えっ?そんなに苦しむこと!?」
「お金持ちはこれだから・・・」
「有彦の口からそんな台詞が出るとは思わなかったよ」
「あーあ・・・乾くん地雷踏み抜いた」
「え!?」

 

2016年2月19日

あすも、おしごとです。

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「遠野が、死んだ?」
「ただ横になっているだけだって・・・」
「ピクリとも動いていないし、呼吸もしていない気がするんだが!?」
「微かだけど、本当に微かだけど動いているよ」
「・・・マジだ。いや、コイツのことだから目を離したらそのまま召されているような」
「あー・・・前に公園のベンチで居眠りしていた遠野くんの周囲が凄いことになっていたからねぇ」
「周囲が?」
「曇り空だったのに遠野くんの周囲だけ一条の光が降り注いでいて・・・何か本気で天に召されそうな雰囲気だった」
「で、どうしたんだ?」
「慌てて遠野くんを起こしたんだけど・・・遠野くん寝ぼけながら「アレ?小さな天使が居なくなった」って」
「マジか・・・」
「何だか最近世界が遠野くんを連れて行こうとしているんじゃないかと本気で思う事件が多いよ」
「事件って」
「アレ?乾くん知らない?」
「何をだ?」
「少し前に無人の車が遠野くん目掛けて突っ込んできたんだよ」
「は!?」
「しかもソレは鍵も付いていなかったんだ」
「・・・いやしかしそれは誰かに狙われているだけで」
「青天の霹靂」
「えっ?」
「腫れてるのに遠野くん目掛けて落ちたかのように落雷がね」
「イヤイヤ!そんな事あったら遠野のヤツ死んでるだろ!」
「ところが直前に美人なお姉さんが遠野くんを抱き上げて連れ去っちゃったんだ」
「うらやまけしからんな・・・いや、しかし普通逆な気が・・・」
「大変だよ!」
「アレ?弓塚さん。どうしたの?」
「さっちん。遠野ならここだぞ」
「え!?・・・あ、よかったぁ・・・」
「どうしたんだ?」
「教室内で突然爆発が起きて」
「・・・待て。そんな音しなかったぞ!?」
「確かに聞こえなかったねぇ」
「乾くんも高田くんも聞こえなかったって・・・保健室の外は大騒ぎだよ!?」
「いくら防音であっても衝撃くらいは・・・」
「それ以上にクラスの被害は?」
「それが、ゼロなの」
「は?」
「遠野くんの机が何かに握りつぶされたみたいにグシャグシャになっているくらい」
「爆発じゃねぇのか・・・」
「これは本当に遠野くんが狙われているね」
「本人はまだ寝ているけどな」
「何が起きているんだろうねぇ・・・」

 

2016年2月20日

そして日曜もお仕事

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「よく来たな、ニンゲン」
「あ、どうも」
「済まんな。あのペットショップが怪しいと睨んでいたのだ」
「だから俺の影に混沌を隠してペットショップを」
「うむ。私が行くと不審者扱いされてしまうのでな」
「まあ・・・」
「それにしてもここまでの組織がペットショップとは・・・」
「目当ての動物は居たんですか?」
「取引を禁止されている絶滅危惧種が大量にいた」
「うわぁ・・・」
「我が最優先事項は動物の・・・種の保存。祖の連中のオーダーよりそれは上位に位置する」
「流石は動物学者」
「しかし衰弱しきっている動物たちも・・・むぅ・・・」
「取り込んで保護したら良いじゃないですか」
「・・・頭良いな」
「え?今までどうしてたんですか!?」
「内部から混沌を使って突破していた」
「あー・・・」
「しかしこの国でそれをしても動物たちが生き残れるとは思えないのだ」
「まあ、町のど真ん中ですし」
「そうか・・・仕方あるまい。取り込んで保護するとしよう」
「しかしネロさんは動物たちの守護者として人知れず活躍していたんですね」
「動物たちの守護者・・・」
「あ、何か間違いましたか?」
「ああ、いや、とても良い呼び名だと・・・」
「不殺を誓い密猟者などの悪を伐つ吸血鬼。良いんじゃないですか?」
「!?」
「ムッチャ驚いているみたいですけど・・・」
「それだ!」
「え?」
「こうしては居られない!協力者を募りその天命を全うせねば!」
「ぇえー?」
「何から何まで感謝する!何か困ったことがあればいつでも頼るがいい!さらばだ!」
「・・・・・・慌ただしく去って行ったけど」
「志貴!大丈夫だったの!?」
「ああ、何かえらく感謝されて去って行ったよ」
「何がどうなってるのよ・・・」
「説明しても理解できるかどうか・・・」

 

2016年2月21日

またボードの取っ替えデスorz

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「なあ、遠野」
「金はそんなに無いぞ?むしろ返せ」
「いきなりだな・・・金を貸して欲しいわけじゃないんだ」
「じゃあ何だよ」
「彼女を紹介してくれ!」
「・・・・・・は?」
「お前の周りには常に女性が居る!そしてお前は彼女らをどうとも思っていない!」
「どうとも思ってないって・・・」
「何故ならお前は男が好きだから!」
「これ以上巫山戯たことを言うとあの仏像と同じ運命を辿るぞ?」
「ひいっ!?」
「・・・で?誰を紹介して欲しいって?」
「委員長タイプのあの子とか・・・お姉さんも捨てがたい・・・」
「やらん」
「何か地雷踏んだか?」
「シオンも先生もやらんぞ」
「えー?」
「秋葉なら」
「いや。前即答で断られた」
「あー・・・再度アタックして砕けてこい」
「砕けること前提か!?」

 

2016年2月22日

保証期間仕事しろ・・・と。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「志貴くん。最近異世界で精霊種から食事をごちそうされなかったかい?」
「え?はい」
「サラダだったね?」
「えっと、はい。どうかしたんですか?」
「トンデモナイモノを食べちゃったなぁと」
「え!?」
「三界世界の世界樹の新芽を食べるなんてねぇ」
「特殊な毒、とかですか?」
「いや、逆だよ」
「と、いうと・・・まさか」
「あの世界樹は三つの世界を貫いている特殊な世界樹なんだ。その生命力、防御能力は凄まじい」
「あの木事態意思を有していましたからねぇ」
「他の世界でも意思のある世界樹は存在しているけれど、向こうの世界樹は群を抜いて強力だ」
「虫食いもなければ如何なる道具を持ってしても傷を付けられないらしいですからねぇ」
「傷を付けても再生されるしね」
「・・・まさか、傷を」
「承諾を得て枝をちょっと斬らせてもらった事があるんだ」
「・・・うわぁ・・・うわぁ・・・」
「話を戻すけど、あの世界樹の葉は体内に入ると莫大な生命力を得る。まさにファンタジー世界の一品だね」
「そうらしいですね。滅多に葉を落とさないらしいですが」
「で、だ。新芽ともなると世界樹が自ら与えてくれないと無理なんだ」
「そうでしょうね」
「そしてその効果が・・・」
「あ、スミマセン。本気で聞きたくなくなりました」
「だろうねぇ・・・」
「僕の予想、当たってますかね?」
「七割くらいは当たっていると思うよ?」
「デメリットは?」
「検査結果からみて無いよ」
「じゃあ、上乗せですか・・・」
「残念ながら」
「泣いて良いですか?」
「まあ、頑張れ」

 

2016年2月23日

ポンポン痛いんですけど

───────↓以下、本日の短編(?)↓───────

「遠野。お前きの・・・どうした?何かえらく疲れた顔して」
「疲れてるんだよ」
「もしかしてそれは昨日見た清楚な女生と関係が!?」
「清楚?・・・・あぁ、清楚(笑)ね」
「はっ?」
「まあ、関係あると言えば・・・それしかないな」
「お前ッ!」
「二,三ヶ月に一度は手紙を出していたのに「釣った魚にはきちんと餌をやらんと・・・なぁ?」って言われていきなり日本に来られても困るんだよなぁ・・・そもそも釣り上げてないって」
「え?まさか・・・」
「ちょっと前に外国で知り合った人なんだよ」
「おまっ、あんな美人さんと簡単に知り合えるとか・・・」
「簡単にって、まあ出会したのは偶然だったけど、その後知り合いになるまでが恐怖の連続だったなぁ・・・」
「遠距離恋愛か」
「は?」
「隠すな隠すな」
「いや。アレに恋愛感情とか全く」
「は?」
「でも襲われる不思議。まあ、それは兎も角、アレは見た目は聖職者だけど中身狂人だから」
「狂人って・・・」
「有彦。お前が見たのは商店街側だろ」
「ああ」
「やっぱりか・・・公園では見ていないんだな?」
「見てないな」
「今日帰りに公園に行ってみたら良いよ。直されていなかったら楽しいモノが見られるから」
「え?」
「アレの運動に付き合わされる身にもなってくれよ・・・先輩」
「それはわたしには何とも・・・」
「シエル先輩!?」
「乾くん。ちょっとお話しがあります」
「え?何か、先輩怖いんですけど・・・」
「いってらっしゃーい」
「遠野!?」

 

2016年2月24日

ゲームをする余裕すら・・・おかしいなぁ・・・

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「七夜くんに彼女ができたら?」
「そう。どうする?」
「祝福するけど・・・あれ?そしたら僕この体から」
「や、それは志貴の体だから。七夜は別の体ができたと仮定して」
「え?あ、うん」
「その場合の志貴の心境は?」
「うーん・・・複雑?」
「え?」
「どうしてそんなに嬉しそうな顔してるのさ。祝福するけど、大好きな弟をとられた姉の心境?」
「えー?」
「えー?って・・・」
「「七夜くんは僕の!」って言ってくれるかな?と」
「七夜くんは七夜くんのものだよ?」
「志貴は変わらないわね」
「僕が早々変わるわけ無いと思うけど」
「まあ、大金を手に入れても国の長になっても何ら変わらないしね」
「自覚が無いだけだと思うよ?行ったり来たりしてるし」
「・・・自覚がないって自覚している矛盾」
「感覚が無いって言った方が良いのかな」
「そうかもね。じゃなくて!本当にそれだけ!?七夜が誰かにとられちゃうかもだよ!?」
「七夜くんが見極めた人ならきっといい人だよ」
「何この聖女」
「僕は男!」
「はいはい男の子男の娘」
「むぅ〜〜っ!」
「同じ質問を七夜にしてみようと思うんだけど」
「それは止めておいた方がいいと思うけど」
「え?どうして?」
「七夜くんその手の話になると逃げるよ?」
「どうして分かるの?」
「起きてたんだ」
「・・・・・・えっ?」
「今、七夜くん起きてた」
「うわぁ・・・」

 

2016年2月25日

不審者に向かって不審者と言わないであげて!

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「志貴さま。お客様が───」
「絶対に中に入れないように」
「えっ?」
「その人を絶対に敷地内に入れないように」
「ええっと、女性の方ですよ?」
「気配で分かるから。その人は絶対に入れないで!貧乏神さんだから!」
「えっ!?」
「あらあら。やっぱり気付いちゃったのね」
「・・・入れちゃってるし」
「招き入れた覚えありませんよ!?」
「あーあ・・・もう」
「取っても良いお屋敷ね」
「あ、そこトラップですよ」
「!?」
「良いお屋敷でしょ?」
「そ、そうね・・・」
「どこの国でしたっけ、手を挟まれてもがいていた貧乏神さんがいた国は」
「・・・・・・」
「志貴さん。貧乏神さんが涙目ですけど・・・」
「とりあえず貧乏神さんは居てもらって・・・翡翠ちゃんが戻ってくるまでは」
「!?」
「あ、凄い反応しましたよ?」
「まあ、この家には入れたわけだから問題無いと言えば問題無いんだけど」
「え?それはどういう」
「僕が言った絶対入れないでってのは浄化されてきえてしまう可能性があるからなんだよ」
「は!?」
「消え・・・」
「負を吸着してしまう性質がある貧乏神さんがこの敷地に入ったら強制的に浄化されかねなかったから」
「・・・・・・」
「あの、志貴さん。貧乏神さんの顔色が真っ青なんですけど」
「まあ、今問題無いから大丈夫だと思うけど。あと、僕には何の被害も受けないし」
「え?」

 

2016年2月26日

同じ曲を続けて二〇〇回くらい聞くと気が狂いかけるとか・・・軟弱になったモノだ。(仕事はしてますよ?)

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「ただいま・・・ハァ」
「志貴さん。帰ってきて早々ため息なんてどうしたんですか?」
「ちょっと異世界で悪役扱いされてきた」
「・・・・・・ちょっと保護者同伴でお話しに行きませんか?」
「いや、もう全て終わったけど・・・ホント全て終わったんだ・・・」
「志貴さんがここまで疲れるなんて」
「移動した異世界で更に召喚されて相手から「喜べ。今から貴様は我が妻だ」って言われた挙げ句召喚陣の奴隷術式が発動。でも発動と同時にカウンター発動で周辺全員が奴隷化して・・・」
「まさか」
「そこに居た人達って、王子とその関係者で、直後に王様がやってきて大混乱」
「とんでもない事になって」
「そしてその王様が人のことを悪魔だ何だと騒ぎ出して・・・」
「やっぱりわたしをその国に」
「琥珀さん。そのお城もう無いから」
「・・・・・・まさか」
「天が割れてその世界の神様がマジギレのクレームと神罰を王城に下したんだ」
「お城だけで済んだんですか!?」
「咄嗟に城下周辺には障壁張ったし」
「咄嗟で範囲指定できる志貴さん半端ないです」
「それでお城消滅。神様には全力で謝られた」
「もしかして、その神様ってお知り合いだったんですか?」
「知り合いも何も・・・お店の常連さんの一人だよ?」
「えっ?」
「神様がお忍びで一号店によく見えられるのは分かるよね?」
「ええ、まあ・・・」
「その中の一人」
「・・・それは」
「出入禁止は勘弁してくださいって全力でお願いされた」
「どちらかというとそっちにウエイトがいってませんか!?」
「かもしれないねぇ」
「・・・まあ、志貴さんお疲れ様という事で」
「うん。疲れた」
「家の中にも疲れる神様が今お掃除中ですが」
「貧乏神さん、お掃除中?」
「はい」
「・・・ちょっと様子見てくるね」

 

2016年2月27日

頭痛と咳と倦怠感でダウン。熱は・・・怖いので測りません。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「はまじ」
「アルクェイドさん?」
「あ、志貴!これどうなってるの!?」
「え?ああ、定期メンテナンス入れないとやり続けて死んでしまいかねない人がいるからって」
「そんなの自業自得じゃないの」
「・・・アルクェイドさんに追いつこうと頑張るシオンとか」
「あー・・・身内で倒れた人がいるなら」
「あと、もの凄く沢山の依頼が来たんだ」
「苦渋の決断なのね」
「まあ、廃神クラス専用ワールドや大陸を用意しようかという話も出たけど」
「うんうん!」
「まだ僕の居る大陸まで来られないようじゃ廃神じゃないよねって事で流れたんだ」
「ぐうっ・・・」
「でも、今頃沢山のメールが来ているんだろうなぁ・・・」
「メンテナンス情報はUPしていたし、お知らせも入れていたみたいなんだけど・・・アルクェイドさんみたいに全部無視していた人も結構いるんだろうなぁ」
「誠に申し訳なく思っております」
「でも、何かこの件で運営側を叩く人が出てきそうな気がするんだよなぁ」
「ちょっと調べて───あ」
「?」
「会社の経営が悪化したからとか色々書かれてるわ」
「無茶苦茶いうねぇ・・・」
「ここぞとばかりに叩く人が現れたわね」
「まあ、他社の人も混じって煽っているんだろうけど・・・公式掲示板にこんな書き込みをするなんて命知らずだねぇ」
「えっ?」
「すぐに調べられちゃうよ?個人なら兎も角会社相手なら」
「えっと、どういうこと?」
「ほら、掲示板更新されたよ?」
「ぶっ!?○○社からのアクセスをブロックしましたって・・・」
「会社名は出さないけど、アクセスが酷くなるなら警告も行くらしいよ」
「・・・喧嘩売っているのね」
「喜々として喧嘩を買っているらしいよ?」
「アクティブすぎる組織だけに凄いわね・・・」
「ちなみに」
「え?」
「周辺には連絡しているらしいからその会社と関係している取引先からの制裁も」
「流石にそれはやりすぎ」
「段階的に最悪手前の場合は、らしいけど」
「最悪は法的手段って訳ね」
「物理らしいよ?」
「・・・・・・聞かなきゃよかったわ」

 

2016年2月28日

何とか体調不良から回復───って、週末終わってる!

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「遠野くん。遠野くんってお小遣いもらってる?」
「お昼代込みで一日千円もらってるよ」
「・・・えっ?」
「ちょっと多いよね月に二万〜二万五千円くらいなんて」
「遠野くんクラスでその金額は少ないと思うけど」
「僕クラス?」
「だって、由美ちゃんは───」
「食費別で五万だな」
「生活費込みで月三十万の仕送りが」
「良子ちゃんちはノーカウント」
「・・・普通じゃない宣言を受けてしまった・・・」
「月十万以上貯金しておきながら小遣いも充分にあるだろうが」
「まさか二人から攻撃されるとは・・・」
「よしよし」
「姫ぇ〜〜」
「「あ!」」
「話を戻すとして、これでも充分だよ?」
「姫。流石に何かあった時のためのお金は持っている・・・よね?」
「あ、もしもの時に使うお金は別だから」
「ちなみにどれくらい?」
「手持ちで二十万円。更にもしものために小判と宝石で計300万円位」
「流石というよりも突っ込みを入れた方がいい気がする」
「小判は五枚で宝石が百〜百二十万円くらいだって」
「むしろ狙われるぞ!?」
「───良子ちゃん。後でOHANASIがあります」
「流せなかったか・・・仕方ない。放課後、みんなでパフェ食べに行くぞ」
「「許す」」
「流石女の子。甘い物には弱いね」
「姫も行くぞ」
「えっ?」

 

2016年2月29日

体調不良は延長に入りました。

───────↓以下、本日の短編(PANIC)↓───────

「乾有彦くんがログインしました」
「・・・乾くん。最近遠野くんが構ってくれないから壊れてない?」
「マジで遠野が構ってくれないんだ・・・」
「まあ、自業自得だけど」
「ンだよ。遠野金持ってるじゃねーかよぉ」
「遠野くんは有間のお家に居る頃からお金持ってた?」
「いいや。普通だったな」
「都古ちゃんと買い物に行く時とか自腹だったんだよ?」
「それは知ってるぞ」
「・・・それが分かっていてその台詞はおかしいと思うけどなぁ・・・」
「伊達に国語の成績が微妙な位置にいないからな!」
「考え方の違いもあるけど、それ以上に乾くんがたかっているようにしか聞こえなかったのも問題だよ」
「・・・・・・なぬ?」
「わたしとしてはどうでも良いけど」
「むしろ悪化させようとしているな!?」
「モチロンだよ!」
「眼が本気だ・・・」
「なあ、そう言えば遠野はどこ行った?」
「授業終わってすぐに急ぎの用があるからって本国に帰ったよ?」
「急ぎの用ねぇ・・・本国?」
「乾くんのお姉さんの行き先が分かったって言ってたけど、多分急ぎの用ってそれのことだと思う」
「いや、無理矢理流そうとしないでくれ。本国って何だ?」
「本国は本国だよ」
「んんっ!?そのニュアンスからだと、遠野が別の国の人のように聞こえるんだが?」
「まあ、どっちでも構わないんだけどね」
「どっちでも構わないの意味が分からないぞ!」
「遠野くんは遠野くんだし」
「とりあえず、だ・・・弓塚。金貸してくれ」
「は?」
「マジスンマセン。へそくりから出します」
「自分で何とかできるのに人をあてにするから怒られるんだよ」
「それは分かっているんだけどな・・・金の問題は色々根深いんだよ」