「志貴〜・・・・・・どうして段ボールに入ってるの?」

「うるさい!この姿を誰にも見せたくないんだっ!」

「え〜せっかく可愛いフリフリえp「17分割っ!!」

―――再生中―――

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

―――再生終了―――

「ちょっと何するのよ!作者が行数増えるって喜ぶだけでしょ!」

「うるさい黙れ!男がこんな格好させられて嬉しいわけないだろ!」

「え〜?志貴可愛いよ?それに今おn「再度17分割ッ!!」

 

 

 

 

 

心に残る光景の本音と建て前の男女比についての考察

 

 

 

 

 

「―――外に出て一番困るのは志貴だし、あの格好だとちょっとサツも目をつけかねないので弄ってみたわ」

「先生・・・実は俺を元に戻せるでしょ・・・」

「んなわきゃない(一秒)」

「そうですか・・・でも簡単に出来たんですね・・・」

「は?シエルの状況を見て分からない?」

先生は先輩を指す。

「う、うふふふ・・・・・・遠野君・・・フリフリ・・・」

ベッドの上で瀕死の状態の先輩に僅かに引いてしまった。

頬は痩せこけ、精気を感じられない。

そこはかとなく俺に対する妄想で生きているような気がしないわけでもない。

メッサ悲しいわぁ・・・

「で、志貴が着ける服はこれね」

先生は俺に服を手渡した。

「イヤ、あの・・・あからさまに女性向きですよ?これ」

「当然」

「スカートもありますよ!?」

「それも当然。だって志貴は今、女の子だもん」

―――だって志貴は今、女の子だもんだって志貴は今、女の子だもんだって志貴は今、女の子だもん

「のおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!」

俺は魂の咆吼をあげていた。

「―――先生・・・俺、Tシャツでいいです・・・」

そう言って俺はTシャツを着る。

「さすが志貴。エロチシズムを知っているわね」

そう言いながら先生は俺の前に来てそっと胸を指でなぞった。

「はうっ!」

俺は慌てて胸を押さえる。

「志貴・・・今の貴女の顔をを文章的に言うと『ボーイッシュな髪型ながらもその幼さを残す大きな瞳と誘っているとしか思えない濡れた果実のような唇が私を誘う』って感じ?」

ニヤリと笑う先生。

―――ああ、先生ってこんな人だったっけ?

「更に容姿については『彼女は寝起きなのだろうかブラを着けずに上から大きめのTシャツを羽織っている。しかしながら下は何も着けておらず、更には胸の突起が僅かに立っており、その瞳も期待に満ちた眼差しか潤みを帯び、私を見つめていた』って?」

今まで静観していたアルクェイドが我慢できずに参戦してきた。

俺の胸を揉むのはよして・・・俺、そんなことした覚えないよアルクェイド・・・

「52点よアルクェイド」

「ちぇっ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶対この人達俺で遊んでるよ・・・

「で、志貴。下着は着けないの?」

「着けますから下さい(泣)」

つーかくれないの貴女達でしょうが・・・

「あらあら泣いちゃった・・・でも・・・これはこれで・・・」

「好?」

ニンマリと笑って先生を見るアルクェイド。

「そ。ってことで・・・」

「「いただきます」」

二人は俺に向かって手を合わせると俺の肩を掴んだ。

「へ?ちょっ、待って・・・何!?この状態で襲うの!?まっ、イヤああああっ!!」

俺の悲鳴は二人ともお気に召したようで俺は二人がかりで襲われた。

―――――――――訂正。途中から三人掛かりになっていた(泣)。