注意
これは電波系馬鹿小説です。
65分(途中居眠りあり)小説ですので質は―――保証できません。
そして気が向いたら更新する―――かも知れません。
BURST!
「で?何を手伝えばいい?」
あまり長期に渡る事はしたくない。
それ以上に問題はこいつの存在をあの連中に知られたら拙い事だ。
「その眼なら確実にあいつを殺す事ができるわね」
化け物を殺せと言う事か。
「ええ。相手は殺しても転生する無限転生者よ」
「・・・成る程理解した。そいつが二度と転生しないよう無限地獄に叩き落とせと言う事だな?」
「そうよ」
「ではその依頼がお前に対して行った攻撃等に対する謝罪とするぞ」
「・・・・え?」
何故そこで「それは予想外でした」って顔するんだ?
「爺やからの依頼としてじゃないの?」
「ジジイの関係者だから話わざわざ話を聞いたじゃないか。得る物が何もないのにやるなんて馬鹿らしい事をすると?」
「・・・」
「組織や協会を介さずに俺に直接依頼するなんて真似、ジジイか蒼崎姉妹以外できない事だ」
俺を厄介事の最終処分場扱いするのは本気で止めて欲しい。
先生は協会の問題の最終処分場みたいな感じだ。
そして俺は先生の関係者と言う事もあり第二処分場扱い・・・
協会や組織の問題事を丸投げしてきた時には殺意が湧いたぞ?
お前達が投げる仕事を俺ができると何故思う?まあ、何とか片づける事はできたが。
おかげで利益より損失の方が大きかったな・・・・まあ、簡単な仕事一回分の損失だから目を瞑ろう・・・組織に対しての貸しは多い方が良い。
「じゃあ、ちゃんと利になればいいのね?」
まだ食い付いてくるな。まだ諦めていなかったのか。
「いや、さっき言ったようにお前に対して行った行為一切の謝罪として行う」
「・・・・・」
―――何故そこまで落ち込む?
「失敗したなぁ・・・ロアなんてもうどうでも良くなっちゃったのに・・・」
「依頼のキャンセルや変更は認めないぞ?」
「・・・・・・」
何故、愕然とした顔をする?
「酷い!!」
何故涙目!?俺にどうしろと!?
「とりあえず相手は誰だ?」
「教えたらキャンセルしてくれる?」
「キャンセルした場合でも一方的なキャンセルだから仕事をしたという扱いだがそれでも構わないか?」
「・・・・・・」
あ、さっきより泣きそうな顔をしてる。
「酷いよ・・・」
お前の方が万倍酷いぞ・・・・
「───今のこの状態だとわたしを狙う相手に襲われたらすぐに殺されてしまうわ」
「そいつがターゲットではないのか?」
「敵は結構多いの」
成る程。要は護衛も欲しいと言うことか・・・
「仕方ない・・・俺がターゲットを倒すまで護衛もしよう・・・これでどうだ」
これ以上の譲歩を求めるのならこの話を無かったことにしよう。
「変更やキャンセルは駄目だから・・・・これが限界ね。うん、よろしく」
これで契約が成立した。
そのあと奴の住んでいる場所を確認し、引き上げる予定だった・・・・が、
「え?これからずっと一緒じゃないの?」
チッ・・・
しかし護衛で四六時中これと一緒にいるのはな・・・
「情報を集めに行くだけだ」
「早く帰ってきてね?」
「善処する。ああ、それと相手は化け物なら夜以外襲ってくる確率は低い。昼間なら相手の力も落ちているから十分一人で対応できるだろう?
したがって四六時中共にいる必要はない・・・俺は夜の警護しかするつもりはないぞ」
それだけ言い放ち、俺は彼女のマンションを出、情報収集に出た。
しかしどこに情報を集めに行ったらいいものか・・・やはり協会か。
───行きたくねぇ・・・是ったらロクでもないことに巻き込まれそうだ。
かといって先生達の所に行けば・・・・
気が重いが諦めて協会側の拠点へ行こう。
・・・・・そう言えば、俺は奴の名前を聞いていない気が・・・・
まあ良い。ついでに協会で聞こう。