注意

 

これは電波系馬鹿小説です。

67分小説ですので質は―――悪いです。

そして気が向いたら更新する―――かも知れません。

 

 

 

 

 

BURST!

 

 

 

 

 

1と3は大却下だ。

その回答を出すまでに一秒もいらない。

出来ることなら2が良いが・・・無理だ。

この足ではそんなに速く逃げることは出来ない。

それに何よりも最悪地主が被害を被るかも知れん。

そればかりは勘弁だ。

次にマシなのが橙子に見つけられるというものだが―――これは交渉次第で何とかなりそうだ。

先生に見つかるのだけは何とか避けたい。

それこそ最悪のルートだろう。

出来るとすれば・・・逃げながら橙子を見つけ出して合流し、逃げるということか・・・

わぉ!不可能なミッションぽいぞ〜

・・・・・・いかん。脳内が妙なモノに毒されているな。

「志貴・・・?!」

おう、見つかったか・・・しかし橙子だからまだ助かった・・・

「大丈夫か!?」

「ああ。熊に助けてもらったよ」

俺はそう言って熊の背を撫でる。

熊は顔を上げ俺の手を舐めると起きあがる。

「ありがとな。次にあったら何かおいしいモノをやるよ」

理解してくれたかは怪しいが俺がそう言うと一度振り返り、そのまま去っていった。

「・・・酷い怪我だな」

「ああ、崖から落ちたからな」

僅かに動かすだけでもかなり痛い。

「橙子、少し頼みがあるのだが・・・」

「分かっている。すぐにうちの工房で治してやる」

「それもありがたいが、実は先生に会わ「志貴!!」・・・あ〜あ・・・」

もの凄いタイミングで先生が崖から飛び降りてきた。

先生は俺が逆に何かあったのかと問いたくなるほど心配そうな顔をし、俺に飛び付いてきた。

つまり───

「ご、があああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!」

神と呼ばれる奴。若しくはその複数形よ。

俺が何かしたか?

俺は消えゆく意識の中、何かを恨んだ。