注意

 

これは電波系馬鹿小説です。

30分小説ですので質は―――悪いです。

そして気が向いたら更新する―――かも知れません。

 

 

 

 

 

BURST!

 

 

 

 

 

「・・・・・・出てくるタイミングが早すぎる」

今の俺は思いっきり機嫌が悪い。

「・・・迷惑だったか?」

橙子の表情が暗い。

だが、俺にも譲れないものがある。

「今取り込み中だ。半時間後にまた来い」

俺はそう言ってサトリの方を向いた。

―――折角真面目なバトルに突入しようと言うのにまた路線を戻されてたまるか!

「・・・クロウシテイルノダナ・・・」

思いっきり哀れみの目で見られてしまった。

そしてサトリは先生達とは目を合わせようとしない。

多分二つの意味で同情されているのかも知れない・・・

そう思うと自身が切なくなくてきた。

「―――仕方ないわね。半時間後にまた来るわ」

先生はそう言って橙子と共に姿を消した。

「・・・さあ。始めようか」

俺は無理矢理気を取り直してサトリの方を向く。

「・・・・・・」

サトリは動かない。

「どうした」

「・・・・・・・・・・・・」

―――サトリが挙動不審になっているぞ・・・挙動不審の妖怪なんざ滅多に見られるものではないだろ・・・

「―――オマエヲコロセバヤマガキエル」

「・・・何?―――イヤ、何も言うな」

酷く嫌な予感がした。

間違いなくあの二人が此奴にいらんちょっかいを出したんだろう。

「ああ・・・俺の修業が・・・俺の人生観が音をたててぶち壊されていく・・・」

俺の中で何かがキレた。

「絶対戦ってやるど畜生!!」

俺はナイフを構え、戦いを始めた。